うめトーク

うめごろう的観点で喋り好きの喋りのまんま書くから長い。。。
ってことは、、、喋りも長い。。。
止まりません!!!

なんてことだ!

2007年06月17日 01時13分17秒 | 思ったこと
自分がブログを書いていることを軽く無かったことにしてました。
まぁ!なんて気分屋さん。

今更、数カ月も前の事を書くのは変ですので。。。
(そして、このブログも色々リニューアルされていて、ちょっと浦島さんだ!)

先日、歩いていたら、小学生が、ボロッボロの椅子をひきずって遊びながら、帰っていました。
車を運転する側からすると、ひどく危険で邪魔な小学生でしたが、
彼の顔は明らかに『これって最高!』といった風で、椅子は戦利品のようでした。
一緒にいた子は明らかに『それって最高!』と羨ましそうなのです。

それを見た時に、アタシはまず最初に
あ~ぁ。。。お母さんに怒られるぞぉぉぉぉ。
『また!そんなもん持ってきて!』
とか言われちゃうわよ!

なんて思ったのです。
だけど、そこでふと思ったのが、でも、その少年にとっては今宝物なんだ!
っつうことなんですな。
(アタシの経験からすると、一通り遊んで、飽きて、友達と別れたあたりから、ひどく邪魔で情けないシロモノに早変わりしますが。。。。)
汚くてボロボロで確実に長い間雨風に曝されていたその椅子は、彼にとって今最高なアイテムなんです。
海賊か山賊か兵隊さんの足になるかもしれないし、宇宙人なのかもしれないし、運転席になるかもしれない、未知な道具。
方や、なんなんだ!その汚くて、大きくて、邪魔で、使い道のナイボロボロの『椅子』
としか見てない。
しかも、椅子を持って帰ることが悪い事かどうか。。。
(あ、今は粗大ゴミとかでダメなんでしたっけ?)

これはショックでした。
あら~。アタシも大人の仲間入りしてたのね~。
アタシだってウキウキ変なもの持って帰ってたのに。。。

そんな頃、たまにアタシのブログにも登場するウサギさんの愛読書「星の王子様」を読んだわけです。
そうしたら、
子供は『ヘビに飲まれたゾウ』を描いたのに、
大人は『帽子だ』って言うんです。
まあ、描いてある部分はヘビなので、中にゾウがいるとは思いも寄らないなんて思いつつも、
想像力と妄想力が貧困だわ!アタシそっちなの!?
ショック倍増だわ!
と大騒ぎしたい気分になりました。

本からするとそれは心無い大人のように書かれているので、なんだかいつの間にか汚れてしまったような気がして、すっかり悲しくなりました。
ネバーランドとか、これじゃいけないわね。
的な悲しさです。
きっと妖精も見えない感じだ。。。。とか。

もう少し、価値とか基準とか、思い込みとか、なんか頭をやわらかくしないと、どんどん変なトコばっか大人的で、変なトコばっか子供な、じゃあ変なトコしかない人になってしまうぢゃないの!
と焦りを覚える今日この頃なのでございます。

思わぬところから、すっかり価値感やら、大人やら汚れたやら、と妙な妄想を飛ばしておりました。
でも、あの椅子を共に喜べる大人になりたいかどうかは難しいところです。
あの少年だって今頃は後悔しているに違いないもの!