広島と長崎に投下された原爆の恐ろしさを写真や絵で伝える「原爆と人間展」が、鹿児島市の市役所西別館1階の市民ギャラリーで開かれている。31日まで。
県原爆被爆者協議会などが主催し、今年で9回目。原爆投下直後の様子を収めた写真や、被爆者が描いた絵など約40点を展示した。
背中が大きく焼きただれた状態で、うつぶせに倒れ込む少年の写真は、長崎市で撮影されたもの。「少年は、あまりの苦しさに何度も『殺してくれ!』と叫びました」と説明が添えられている。電車の中で立ったまま黒こげになったり、水を欲して川に飛び込んだりした人たちを描いた絵もある。
主催団体のメンバーで、父親が長崎で被爆したという鹿児島市の岡元由美子さん(53)は「原爆の悲惨さを通して、平和の尊さについて改めて考えてもらいたい」と来場を呼びかけていた。
開場時間は午前9時~午後5時。無料で観覧できる。
◇ハーバルビビッド
壮天根
鹿児島市の中央公民館では8月7~12日、「ヒロシマ原爆展」と「鹿児島市の戦災と復興資料・写真展」が同時開催される。原爆被害や鹿児島大空襲の様子を伝える写真パネルなど計約160点が展示される。観覧無料。
県原爆被爆者協議会などが主催し、今年で9回目。原爆投下直後の様子を収めた写真や、被爆者が描いた絵など約40点を展示した。
背中が大きく焼きただれた状態で、うつぶせに倒れ込む少年の写真は、長崎市で撮影されたもの。「少年は、あまりの苦しさに何度も『殺してくれ!』と叫びました」と説明が添えられている。電車の中で立ったまま黒こげになったり、水を欲して川に飛び込んだりした人たちを描いた絵もある。
主催団体のメンバーで、父親が長崎で被爆したという鹿児島市の岡元由美子さん(53)は「原爆の悲惨さを通して、平和の尊さについて改めて考えてもらいたい」と来場を呼びかけていた。
開場時間は午前9時~午後5時。無料で観覧できる。
◇ハーバルビビッド
壮天根
鹿児島市の中央公民館では8月7~12日、「ヒロシマ原爆展」と「鹿児島市の戦災と復興資料・写真展」が同時開催される。原爆被害や鹿児島大空襲の様子を伝える写真パネルなど計約160点が展示される。観覧無料。