【牛丼】松屋 プレミアム牛めし

松屋の牛めしが全面リニューアルした、プレミアム牛めしです。


並　737kcal

ちょっと色の濃いたれに付け込まれた、
チルドの牛肉と、厚みの増したタマネギが特徴です。


また、木の箱入りの黒胡麻焙煎七味も付いていました。
付いているんですが、後から出されたりで、
まだ店員さんに周知されていない模様でした。



肉もタマネギ同様厚めで、しっかりとした雰囲気です。


七味をかけました。あまり風味は強くないです。


紅生姜ものせて食べました。


たれは今までの牛めしに比べ、しょっぱいです。
肉は噛み応えがある厚みで、肉感はかなり上がっている印象です。
肉の脂っこさも軽減されて、引き締まった感じがしました。
タマネギもシャキシャキでした。


しかし、味は以前の牛めしの甘めの味付けの方が遥かに良かったです。
さらに言えば、薄目の肉のワサワサした食感と、
脂でジューシーな感じにもかかわらず、
つゆだくのようにご飯がびちゃびちゃにならないバランス、
これらが総合的に松屋の牛めしの旨さを引き出していたのに、
それらの要素が根こそぎ無くなってしまっていました。
肉質だけ高級志向になって、味付けのレベルが下がる、
総合的に見ると肉質も味に合ったものではない、
と、正直プレミアムになった意味が見出せませんでした。

プレミアムとこれまでの牛めしが同じ値段でも、
いえ、逆の値段でこれまでの方が100円高くても選ぶレベルです。

これで、松屋は定食屋という位置付けがますます進行してしまいました。
せっかくプレミアムという言葉に期待していたものの、
完全に期待はずれでした。