名を上げたかったよ、浮かれ街で

かつて昭和のナイトクラブで働いていた男が当時流行っていた曲などについて書いていきます。主に歌謡曲。

尾崎亜美「マイ・ピュア・レディ」

2017-07-01 19:29:29 | 音楽
尾崎亜美を知ったのはこの曲です。化粧品のテレビコマーシャルで使われていたので覚えてしまいました。
今回youtubeで当時のCMを視聴して、出演している小林麻美さんが読むセリフをテキスト化しました。間違ってたらすみません。

「目の前のものでいいんじゃない?
 今、ここにあるもの
 ほんとに今自分がこう感じたからね
 すごくハッピーになれて
 泣きたい時にすごく素直に泣けて
 そういう風に自分の気持ちに素直に生きられるってことが
 ピュアっていうことじゃないのかなって思うのね」

砂浜で海を見ながら座っている小林麻美さんのそばには双眼鏡、丸いバスケット、魔法瓶(平成生まれにはわからないかも)、マグカップ、ラジカセ(ソニースタジオ1980Ⅱ=CF1980Ⅱ)があるのが確認出来ます。
最後にマグカップを持ってふうふうしているので、魔法瓶に入っていたのは熱い飲み物だったのでしょう。
彼女が浜辺で見ているのは男性がサーフィンしているところ。
この1977年当時、サーファーという言葉はどれくらい一般に使われていたのでしょう。

曲で気になるのは「ダイヤルしようかな ポケットにラッキーコイン」。
ラッキーコインとはどんなコインなのかなと想像したところ、これは昭和32年に製造された10円硬貨ではないのか、と考えてみました。
作詞された尾崎亜美さんが生まれた年なのでもしかしてそうかな、と考えただけです。深い意味はなかったのかもとも思いますが。