午前一時、おじいちゃんが息をしていないと看護ステーションに連絡を入れる
手も体もまだ温かくて、眠ってるよう、、、
20分後に看護師さん
その後医師が来て死亡診断書を作成して帰られた
看護師さんとおばあちゃんとわたしの三人でエンゼルケアをした
体を拭き シャンプーをして 髭を剃り 爪を切り
ランチに行こうよの服に着て
頭にハンチング
しずかな時間だった
事前相談をしていた葬儀社に電話
夜が明けるのを待って
菩提寺の和尚さんと相談して
通夜・葬儀の日取りを決め親族に連絡
お昼に枕経をあげていただきました
が、お経に聞こえない、、、なんだろう???
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翌日は通夜
家を15時に出て葬儀場へ
16時みんなで納棺の儀式
和気あいあいというのも変だけれど
初めてのことでみんなも勉強になったかな
18時から通夜が始まったんだけど
やっぱりお経に聞こえないよ???
妹が「まさか、明日もこれ?
普通にお経にしてって言ってよ」
夜はむーさんと子供たちとわたしとおじいちゃん
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菩提寺の和尚さんは90歳
山の中から軽トラック(以前はクラウンだった)でやってきました。
到着されて挨拶に行く夫に
「昨日のお経はどういうものか聞いて」と頼みました。
夫が聞くより先に和尚さんから
片肺で、以前のようにはお経が読めなくなったと、、、
枕経と通夜で読まれたのは「遺教経」というありがたいお経ですって。
葬儀は伴僧さんがアシストされるので聞き覚えのあるお経になりました。
が、初七日は和尚さんひとりなので、、、でした。
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わたしの思った以上にいいお葬式だったなぁ
明るく優しい花で飾られた祭壇でおじいちゃんの笑顔
バイオリンの生演奏で始まり
終わりの演奏は最近のおじいちゃん十八番だった
人生 楽ありゃ苦もあるさ~
水戸黄門が素敵な葬送の曲になっていて感激した
葬儀社から
通夜のお供えにと和菓子とみたらし団子
葬儀の時にはうな重
葬儀社の担当の若き担当者が
おじいちゃんの人となりを丁寧に聞き取り
しずかに送りたいという私たちの希望も叶うよう
考えてくれたのでしょう。
いいお葬式だったと、感謝しています。