癌ですか…^^;

健康診断で、癌を発見!癌のことなど何もわからないなか右往左往しながら、完治をめざす戦い。

父 逝去

2010年04月15日 10時23分10秒 | Weblog
父の訪問ドクターも、見つかり、これからは、
1か月に2回、緊急の時は、24時間対応してくれることに
なって、安心だ。

ホスピスの審査でも、入所できることが、決定した。
といっても、部屋が空かないと、ダメなので
1、2か月は、待つことになる。
それに、父は、自宅でなるべく過ごしたいと
ホスピスは、自宅で過ごすのは、無理になってからの
最終手段と、考えている。

すべてが、上手くいっていた。
今月、16日に、初めて訪問ドクターと会うことになっていた。


そして、13日、私は父と、珍しくたくさん話をした。
内容は、とりとめのないことで、二人で笑ったりしてた。
父は、ジュースを買ってきてくれと
ももの缶詰、鰻のかば焼き…


翌朝、7時過ぎ、母から電話がかかってきた。
父が、動かない。早く来てくれと
私が、言ってからでは間に合わない。
すぐ救急車を、呼ぶように指示して、病院も指定して
私は、病院に、直接向かった。
病院に着いたのは、私のほうが、救急車より早かった。
救急車から、降りてくる(ストレッチャーで)父は、
心臓 マッサージ(胸骨圧迫)をされていた。
心肺停止のようだ。

母の話では、朝6時に、吸入器で父の痰を取ってあげ、
そして、母は、もう1度、横になり
7時過ぎに、父の所に行くと、父がソファーの上で倒れてたそうだ。
先生の話では、おそらく6時に痰を取った直後に、肺が止まったと思われる。
穏やかな顔をしてるので、苦しんでは、なかったと思う。
という、先生の言葉に、少し安心したが
結局、誰も父を看取れなかったのが、とても残念だ。
そして、先生のGWは、無理だというのも、当たってしまった。


14日 8時50分 父の死亡を確認した。



先生の話

2010年04月13日 10時21分37秒 | Weblog
前回の記事のあと、更新がなかなか出来なかった。
というのも、先生の話は

 レントゲンで見た白い影は、すべて癌であった。
 もう、手の施しようがない。
 右の肺は、機能してない状態で、片方の肺だけで
 過ごさなければいけない、その片方の肺に
 腹水が溜まれば…

思い切って、私は、先生に尋ねた。

 先生は、あと、どれくらいとお考えですか?

 GWは、どうかな…

先生は、本当はこんなはっきりとは、言ってないですが
しつこく聞いて、しぶしぶ、言ってくれたような感じでした。

これからは、治療ではなく、緩和ケアになる

それでも、家で過ごす父を見てると、
そんな、すぐに死んでしまうようには見えない。
日に日に、痩せていってるけれども

ある日、本人がつぶやいた。
7月くらいまでかな…


4月の上旬
みんなで、温泉に行った。
父は、ゆっくりだけど、自分の足で歩いていた。
ところが、旅館について、玄関で
転んで、頭を打ってしまった。
すぐに、車椅子を手配したが、
父は、すっかり自信をなくしてしまった。


手続きのほうも、ホスピスの面談の予約
介護認定の申請、訪問医療してくれるお医者様を
探したりと、時間はかかったけれども
順調に進んでいた。




その後

2010年02月23日 10時04分14秒 | Weblog
前回の記事から、かなり間が空いてしまった。
旅行後の脱水症状以降、容態は安定して
また、抗がん剤を始めることが、出来るようになった。

暮れも、温泉旅館で過ごし、また何事もなく過ごしていた。
前の抗がん剤で、抜けた髪の毛も、すっかり生えてきて
美容院に出かけた。

そのあと、美容院で寒かったのか、風邪をひいてしまい
また、体調が悪くなった。抗がん剤を休んでる期間だった。
早く、体調を戻さないと、次の抗がん剤クールに間に合わない。
この頃は、腫瘍マーカーも、減っていて抗がん剤の効き目が出てるようだ。

次の定期検査の時に、右の肺が痛い。風邪をひいた等を
先生に告げ、レントゲンを撮ってもらうと
右の肺は、真っ白だった。 肺に水が溜まってしまったのだ。
父は、そのまま入院して、その日のうちに肺にチューブを入れて
水を抜くらしい。どのあたりに、チューブを入れるか
CTを撮ってから、決めることになった。
夜遅かったので、私たちは家に戻っていた。

翌日、結局、すぐに水を抜かなかったことを聞いた。
土日もはさんでいたからか、翌週にチューブをつけたそうだ。
お見舞いに行くと、父のチューブは、左側についていた。
レントゲンで見たのは、水が溜まってたのは右だったはず…

不安がよぎる。入院している間、食欲もあった。
検査も、したそうだ。 先生に今回の件について
説明を聞きたいと、連絡しようとした矢先に
先生の方から、話をしたいと連絡があった。

これから、話を聞きに行くところ…




ひさしぶり

2009年11月08日 16時03分20秒 | Weblog
しばらく、更新することが出来なかった。
結局、抗がん剤は、120に増量した。
夏だし、食欲が落ちることもあるから
私は、心配して、先生に増量するのは
秋ごろでは?と言ってみたけど、
先生は、問題ないと、増量を決めた。

しばらくは、何事もなく過ぎていき
父の兄の嫁さんが、やっぱり癌なので
両親で、お見舞いに行ったらしい。
私は、反対していたんだが、行ったらしい^^;
病院とかは、菌が多いから、なるべくなら
行かない方がいい。
その翌日に、案の定、父は40度近い
熱を出した^^; インフルエンザじゃ…
翌日には、熱は下がってたので
インフルエンザじゃないようだった。

それから、数日が経ち、父は弟(息子)と
海外に出かけた。
空港で、弟から電話があり、父は
何を食べても、味がしないと言ってると
ちなみに、海外旅行中には、念のためと
抗がん剤は、辞めていた。
私は、旅行を辞めるように言ったが
そのまま、行ってしまった。

帰りの飛行機のトラブルで、8時間も待たされたとか
家にたどり着いた父は、なんだかぐったりしていた。
食欲も、すっかり落ちて、とうとう何も食べられなくなり
病院へ行くと、脱水症状を起こしてるということで
入院になった。点滴をうって、しばらくして
食欲がもどったので、退院したものの
家に帰ると、また食べられなくなってしまった。
体重は激減して、めまいや目がちかちかして
とうとう、動けなくなりまた、入院した。

検査等をしたものの、今回食欲が落ちた原因に
なるようなものは、なかった。
最初の味がなくなったのは、おそらく風邪によるもので
その後の、食欲がなくなっていったのは
精神的なものも、あったのかも…

2回目の入院のあとは、退院して
元の状態に、戻ってる。
食欲も出始め、どんどん動けるようになり
また、平穏な日々が続いてる。
ちなみに、抗がん剤は、まだストップしたまま

今回のことで、わかったことは
わざわざ、抗がん剤を辞めてまで
海外旅行に行く必要があったのか
病院のお見舞いに行く必要があったのか
ちょっとした判断ミスが、
父の寿命を縮めることになる。と…

増量?継続?

2009年07月14日 12時03分53秒 | Weblog
まるで、父は癌ではないような…
そんな、平穏な毎日を送っています。
先週の8日に行ったきた。CT撮影の結果を
10日に、聞きに行って来た。

2クール終りのTS-1の結果を…
肉眼でも、少しだけど癌が小さくなってることが
わかった。判定も縮小を認めるものだった。
判定とは、前回のCT映像と、今回のを
比較して、肉眼ではなく数値で、
癌の大きさを、判定することだ。
TS-1の効果が証明されたので
服用の継続が決まった。
効果がなかったら、また別の方法を考えないと
いけなくなる。

次の3クール目が24日からだけど
もしかしたら、TS-1の量を
100→120に増やすかもしれないと、仰ってた。
効き目がわかって、副作用もほとんど、出ていないので
増加するか?でも、増加したことによって
副作用が、出てしまったら、薬事態、服用できなく
なってしまうので、難しいそうだ。
判断が、むずかしい。


TS-1 ワンクール終了

2009年06月10日 09時28分24秒 | Weblog
久し振りの更新になってしまった。
5月2日から始めた、
新しい経口薬の抗がん剤TS-1
4週間服用して、2週間の休み
服用中の副作用としては
口内炎が出来て、
治るのに1週間近くかかったの以外は
全くなかった。

13日から、2クール目が始まる。
TS-1の服用時は、2週間に1回
病院に行かなくては、ならない。
次に行くのは26日で
7月8日には、CTを撮影して
ある程度の経過を診るという
スケジュールになってる。

前回の診察の時に
先生に質問した。
世にいう、民間療法
ア○リ○クとか鮫のなんちゃらとか
どうなのかと?
気分的に、治ると思いこむ。
所謂、ポジティブになるのは
良いかもしれないが、医学的には
根拠がない。
○○ワクチンについては、まったく
否定的だった。
そして、そういった民間療法で
何かを服用するときは、
必ず、報告してほしい。と
前の患者に、そういった方が
おられたそうで、酷い腰痛に
なってしましい。
服用していた。
中○の民間薬を止めたら治ったらしい。
患者さんが、黙ってたので
腰痛の原因がわからなくて
苦労したエピソードを
話してくれた。

民間療法のラジウムの温泉
なんかも、絶大な効果は
ないにしても、温泉は
いいかもしれないと。
気分もリラックスできる。
ストレスなんかも、癌には
悪影響だから…

次のCT画像が、どんな
変化になっているか
結果次第ということだ。


何もわからない

2009年05月18日 11時16分43秒 | Weblog
15日に、病院に行って来た。
これまでの2週間
副作用も全くなく
15日に行った血液検査でも
白血球が下がることもなかった。

体面積から計算される投与量より
少ないからか、
それとも、効いてない。
まだ何も、わからない。

診察と一緒に喉のエコーも
見たけど、喉に4mm大の丸い
石灰のようなものがあったようだ。
癌なのか?
まだ何も、わからない。

本当に今は何もすることは
できないのか?



次の選択肢

2009年05月07日 11時34分39秒 | Weblog
更新が遅くなってしまったが
5月1日に病院に行ってきた。
CT撮影に、採血、耳鼻科外科の診察だった。

相変わらず外科の診察の
待ち時間はすごかった^^;

CT判定は×
肺の癌は少しも小さくなっていなかった。
これによって、前回入院して摂取した
抗がん剤タキソテールは
まったく効果がなかった。と判定

最初のシスプラチン+5FU
次のタキソテールが
効き目がないことがわかったので
次の選択肢、毎日飲むタイプの
抗がん剤を投与することになった。

TS-1という経口薬で
1日朝晩2回を吐き気止め
ナウゼリンと一緒に飲む。
わりと、メジャーな薬で
私の友人も飲んでいた。
副作用は、千差万別で
おもに、食欲不振や吐き気などが
メインだが、貧血ももちろんある。
口内炎が出やすいとか下痢とか…

この薬事態で、今ある癌が
完全に消滅することはないと思う。
癌細胞を大きくさせない
延命治療となる。
だから、副作用が酷くなって
起きてもいられない状況になった時は
投与をやめてもいいんだと
父には説明した。

とりあえず、体重と身長で計算する
体表面積で換算する基準量より
少なめの25mgのカプセルを2錠×2回が
1日の量で
これを、2週間分出してもらったので
次の診察は、15日だ。
大きな副作用が出なければいいと
願うだけの2週間となる。



判定は先延ばし

2009年03月30日 11時41分42秒 | Weblog
19日のCTの結果を
聞きに27日に病院に行ってきた。
採血とレントゲンと
外科、耳鼻科の診察の
いつものセット

相変わらず、O先生の診察が
混んでいて、90分押しだ^^;
O先生は金曜日しか診察しないので
すごく混んでる。
そして、診察の時には
必ず、一緒の時期に入院してた
人に再開する。
ほとんどの人が、癌が転移していた。

父のCTの結果は、一番大きい
癌が、少し小さくなっているものの
他の小さい癌には、抗がん剤が
効いているとは、言えなかった。

私は、今回の結果でタキソテール
という抗がん剤の効果の判定を
すると思っていた。
効果がなければ、別の治療方法を
考えないといけない。
でも、O先生は今回は中間結果を
見ただけで、まだ判定はしないと

この前投与した抗がん剤が
今も、体内で癌細胞と戦っている。
次の5月1日に、もう一度CTを
撮り、その後にすぐ
O先生が画像判定することになった。

それまでは、普通の日常が
続くというわけだ。
私的には、ちょっと
拍子抜けしてしまった。


人生好きなように…?

2009年03月13日 09時49分06秒 | Weblog
父は、先日行われた
叔父の葬儀に出席した。
数日前に、風邪をひいたようで
喉が腫れていたので
心配していたが
熱が出たり、咳きこむような
ことはなく、安心した。

喉の腫れは、そのあとも
たびたびあった。
前日に、お客さんが来て
よく、しゃべったり(機械を使って)
した翌日に、腫れてたりしていた。

退院する時に、47kgに落ちていた
体重も、54kgになった。
17日間で7kgも太った。
家より、病院での方が
食事は食べているが、
何と言っても、家では
毎日、晩酌してるから
そのあたりの差か…

良かったと思う反面、
抗がん剤の恐ろしさも
思い知らされる。
頭の毛は、ごっそり抜けて
今は、髪の毛を剃り
坊主にしてしまった。
足やわきの毛も
全部、抜けてしまい。
抗がん剤を打ってるときは、
髭も生えてこなかったらしい。

19日の午後に、CTを撮る予定に
なっているが、それまでは
何もなく、いつも通りの
生活をしている。
今日から週末にかけて
金沢に旅行に出かけることに
なってる。

余命という言葉は
使いたくはないが
父は、残りの人生を
好きなように生きたいそうだ。
お酒も飲み、旅行にも
出掛けて…
無理に治療をして
延命措置をとり、ずっと
病院で過ごす人生は嫌だと。
病院ででもいいから
生きててほしいという
娘の願いは聞き入れては
くれないらしい