弁護士法人かごしま 上山法律事務所 TOPICS

業務の中から・・報道を見て・・話題を取り上げます。

仕事納め

2017-12-28 | 事務所からのご案内
2017年  平成29年も  仕事納めの日を迎えました。

今年は、穂村弁護士を事務所に迎えてのスタートでした。

業務的には通常業務をこなしつつ

日弁連や県の委員の仕事も多くなった一年でした。

個人的には、長女の進学先が早々に決定して

穏やかな正月が迎えられたことが一番の喜びです。

皆様、一年間お世話になりました。良い年をお迎えください。

そして 来年もどうぞよろしくお願いします。

弁護士法人 かごしま  上山法律事務所  年末年始の営業時間について

2017-12-25 | 事務所からのご案内


当事務所の 年末年始の営業時間について お知らせします。



平成29年は 12月28日 (木)までの営業になります。


新年 平成30年 (2018年) 1月 4日 (木)まで



お休みをいただきます。


新年は
  
 
 1月 5日 (金) から  
 
                 営業を開始します。



よろしくお願いします。


皆様、一年本当にお世話になりました。

良い年をお迎えください。 来年は戌年です。酉年の商売繁盛後の収穫の年になりますように。
健やかな一年を過ごしていきましょう。

就労継続支援A型事業所の解雇問題の後始末

2017-12-08 | 障害者関連
解雇の障害者に1千万円超の救済


記事中には異例の措置とありますが、もともと制度的に不備があり悪用しようとする事業者も予測されたのですから当たり前の救済策にも見えます。

※引用

解雇の障害者に1千万円超の救済

 福山、府中市で就労継続支援A型事業所を運営していた一般社団法人「しあわせの庭」(福山市曙町)が障害者112人を解雇した問題で、広島県と一部の関係自治体が、賃金などが未払いとなっている元利用者の救済策として、事業所に支給する予定だった給付金1千万円超を元利用者に直接分配する方向で調整していることが7日、関係者への取材で分かった。 元利用者の保護を最優先した異例の措置で、本来は事業所の運営費などとして国と自治体から支払われる給付金を使い、賃金未払いによる不利益をカバーする狙いとみられる。 関係者によると、しあわせの庭は行政の度重なる勧告や命令にもかかわらず、10月分と11月1〜16日の賃金のほか、即日解雇に伴う手当(1カ月分の平均賃金)を支払っていないため、事業所の利用日数に応じて元利用者に10月以降1カ月半分の給付金を支払うことを検討している。 給付金は、働きながら知識や技能を身に付けてもらう障害福祉サービスの対価として事業所へ利用者1人当たり1日5千円以上が支給される。事業所が自己負担金(原則1割)を除いた給付金を自治体から受け取る「代理受領」という仕組みになっているが、今回の措置では事業所に給付金を回さず利用者が直接受け取れるようにする。 元利用者が総額1千万円超を受け取れた場合でも、未払い賃金と即日解雇に伴う手当の合計額の半分程度になるとみられる。 関係自治体は大半の元利用者が居住する広島県内の福山、府中、尾道市。岡山県内の笠岡、井原市の各1人は対象とならず、両市は「別の手法で保護していきたい」と話している。 しあわせの庭は11月17日、利用者に同日付の解雇を通告した。その後の元利用者向け説明会で、10月以降の賃金、即日解雇に伴う手当の支払いは困難と伝えていた。 ◇ しあわせの庭の代理人弁護士は7日、広島地裁福山支部に同法人の自己破産の申立書を6日夜に送付したことを明らかにした。

精神的苦痛

2017-12-07 | 民事
ママ友のうそ、訴訟に発展 「警官から情報」認めず、福井地裁


いろいろな裁判があるものですね。

福井新聞の司法関係の記事はなかなか面白いです。担当記者の視線によるのでしょうか。

それにしても福井地家裁の建物は趣がありますね。

※引用

ママ友のうそ、訴訟に発展 「警官から情報」認めず、福井地裁

 福井県警の情報漏えいはなく、“ママ友”がついたうそだった―。覚せい剤取締法違反で逮捕されたことを、県警警察官が報道発表前に知人女性に話したため精神的苦痛を受けたとして、逮捕された男女が県に300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が6日、福井地方裁判所であった。林潤裁判長は「警察官が捜査情報を漏えいしたと認めるには足りない」として請求を棄却した。

 判決によると、知人女性は別の友人女性に「(原告女性が)覚醒剤でつかまったらしい」「(情報源は)知り合いの警察の関係の人」と無料通信アプリLINEで送信した。

 原告女性、送信した女性、受信した女性の3人は子どもが同級生だったママ友。

 送信した女性は6月の証人尋問で、情報源の氏名は言えないとしていたものの、最後は泣きながら、原告女性の元夫から聞いたと証言。「とっさに警察と書いてしまった」と述べた。判決では「元夫と連絡を取り合っていることを知られることにちゅうちょを覚えるなどした」としている。元夫は原告女性の実父から逮捕を聞いたと証言した。

 ささいなうそが警察を巻き込む民事訴訟にまで発展した形となった。