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思ったこと、感じたこと、思い出したこともいろいろと・・・。

NHK大河ドラマ「篤姫」と グスタフ・クリムト

2008年02月09日 | Weblog
1月6日から始まったNHKの大河ドラマ「篤姫」はご覧になっておられる方も
多いことでしょう。

最近のNHKの大河ドラマで感心するのは作品の内容もさることながら、最初の
字幕が少し気になっています。
一昨年の「功名が辻」も昨年の「風林火山」もそうでしたし、今やっている、
連続テレビ小説「ちりとてちん」もそうですが、凝った(カネのかかっていそうな)
CGで出来ていて、横に流れるように描かれていますね。
誰の担当か見落としましたがNHKのマイブームなんじゃなかろうか?
別に悪いとは言いません、きれいだと思います。

上の2枚の絵、左はNHK番組Webサイト「篤姫」のトップページです。
ご興味のある方は、こちら
右は19世紀オーストリアの象徴主義の画家、グスタフ・クリムトの作品「接吻」
です。作品の詳しい説明はこちら
クリムトの他の作品も見てみたい方はこちらから。

この2枚にどんな関係があるのか?
2月3日の「篤姫」の字幕を見ながら「このCG、何て言ったっけ、西洋の画家
の作品のパクリだね」とつぶやいたら、カミさんがすかさず「クリムト?」と
言ったので「それそれ!」と言いながら・・・『そう思うのは僕だけじゃないんだ』
と確信したのです。

画面の左寄りに宮崎あおいの顔が出てくる部分のお姫様の衣装の模様、細かな
長方形が動きながら重なっていく様子、きれいですよね。
そのイメージが僕にクリムトの作品を思い出させたのです。
その他の部分は、CGとしてはひどく稚拙な影絵的なパターンなのですが、この
部分だけは、とても美しい(と、私は思います)

だから余計にパクッタなと思い、複雑な気持ちでウマい!と関心しながら毎回
字幕を見ています。


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