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とかくに人の世は・・・

智に働いてみたり情に棹さしてみたりしながら
思いついたことや感じたことを徒然に記します 
  nob

巡礼歌集 ~pilgrim Folk Song Book~

2008年06月15日 | 好きな音楽・歌
♪山青く海青く心清く
と一番札所の青岸渡寺を旅立ち
♪生まれ変わって旅の終わり 
と満願の華厳寺に辿り着く

高石ともや 西国三十三所めぐり 巡礼歌集」が届きました。高石さんが西国三十三所をめぐって綴る歌集・CDです。
2004年春から翌05年春までの1年間NHKの番組で1年間かけて西国三十三所を巡礼して1曲ずつ作り上げたものをCDソングブックとして発行されました。以前からはやくCDにしてほしいなという思いをもっていました。今、手にしてみてこれは時間を掛けて丁寧に拵えられたものだということが伝わってきます。
この巡礼歌集には三十三所のひとつひとつのお寺について高石さん自筆の巡礼歌譜面とエッセイが載せられています。さっそくCDで歌聴いてエッセイ読んで三十三所めぐり想像の世界へ旅しています。

高石さん、三室戸寺を訪ねられたときに庭の手入れをなさっていたそこの御住職がおっしゃたことです。
「ハスの花、毎日手入れしているそのことが嬉しいのです。咲いたことだけ喜んどると、普段その手入れすることがしんどいことになってしまう」
巡礼ってこんなことを教わる、気づかせてもらうという要素もあるんでしょうね。このブックにはあちこちにこんな会話やことばが散りばめてあります。

今年は西国巡礼中興の祖“花山法皇”の一千年忌にもあたり各所でご本尊の結縁御開帳が予定されています。そんな年に出来上がった「巡礼歌集」少なからず観音様のご縁が感じられます。

今秋からの御開帳、巡礼歌を唄いながらゆっくり丁寧に巡礼してみたいと思います。


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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よろしいな。 (巴焼き)
2008-06-16 22:55:52
35年ほど前、アルバイトでバスの添乗員をしていたとき、結構札所をめぐりました。その時はなんとも思いませんでしたが、寄る年波、そんなのもいいかなと思うようになりました。お互いの車を使って回って見ましょうか。一緒に厄参りをした仲やし。(笑)ヒサも連れていったろ!!
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へぇ、よろしおます。 (nob)
2008-06-17 15:11:45
肩に力を入れんと”素”のまんまで観音さんにお会いしたいですね。
「観音さん、来ましたで」て言うたら
「よう来やはったな」て言うてくれはると思います。
それだけでエエのんです。

返信する
そうなんや。 (巴焼き)
2008-06-17 21:18:08
若いときは札所巡りしてる人が、胡散臭く見えたんやけど、(全部朱印をもらって高く売る)なんかノブさんの言うように、素直に仏さんのお顔を拝みとうなってきました。気持ちが荘厳になってすーとするもんね。声かけてください。確か、一番が那智、二番が紀三井寺、三番が粉河寺でしたな。あんたのテリトリーでっせ。(笑)
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