2005年1月某日、
Proshop OOTAGAWAの菊地氏との会話
菊地氏は同ショップのオーナーであり、私とお互いの息子同士が
同級生ということもあり懇意にさせていただいている。
その日、閉店時間も迫り他のお客さんも居ない店内で中年男が二人、
止め処もない話をしていたが話題は、最近各メーカーが市場に投入し始めた
「メバルロッド」に及ぶ。
大手メーカーも参入してきたメバルゲーム、その市場は全国規模に拡大しつつある中
未だに、「これ!」といったロッドがリリースされていないのが現状である。
この意見に共鳴した中年オヤジ二人は益々盛り上がり、やがて暴走し始めるのだが、
まずは、何故「これ!」ではないのか説明をさせて頂く。
(この「これ!」というのは、あくまでも私共の私感であり誤解のないようお願いしたい)
現在、市場に出回っている「メバルロッド」の大勢が感度を犠牲にした「獲るロッド」
であると感じる。確かに、釣るという行為の大前提として釣れる楽しみがあることは
間違いない。しかし、釣りのゲーム性を高めていくという考えの下ではどうだろうか?
「釣った!」と「釣れた!」の違いに拘りたいのは、はたして私と菊地氏だけだろうか?
私自身、ウエダのPro4を2本所有し、目的により使い分けをしているが
無意識のうちに求める「釣った!」という感覚(これは釣人の性と信じている)を
満足させる為に、この「バスロッド」で8年間、メバルを釣り続けている。
少々前置きが長くなってしまいましたが、そんな話を進めて行くうちに、菊地氏が
突然、「HOT'Sの南さんに相談してみよう!」 暴走が始まった・・・