2in20 nagoya ~トゥー・イン・トゥエンティ ナゴヤ~

名古屋発信のセクシュアルマイノリティとアライ(支援者)のための団体のブログです。活動紹介、ニュースなどを取り上げます。

5月17日、名古屋栄で何かが起こる!~スタッフ募集~

2008年04月20日 05時02分22秒 | 2in20 nagoyaの活動
皆さんは、Idahoってご存知ですか?
Idaho(アイダホ)とは「国際反ホモフォビア・デー」のことで、毎年5月17日に世界各国で記念されています。

5月17日は「同性愛が病気じゃなくなった日」。WHOの「精神疾患のリスト」から、「同性愛」の文字が消えた日です(1990年5月17日。実は結構最近です。)
現在ではこの日に世界の約50カ国でさまざまなアクションが起こされています。

日本でも、Idaho-net.という団体が中心になって去年からイベントを行っています。

Idaho-net.のページはこちら↓
http://yappaidaho.blog.shinobi.jp/Date/200705/1.html


抜粋:
Idaho-net.ではホモフォビアに反対するだけでなくて、性に関するいろんなフォビア(恐怖感や嫌悪感、差別意識)を乗り越えたところでの、本当にみんなが安心して暮せるような社会を望んでいます。
2007年から毎年5月17日に「多様な性にYES!」というメッセージを発信しています。



去年アイダホが行ったイベントの内容は、


・集まった一言メッセージを、ひたすら読み上げる。
・飛び入り参加者に、ちょこっとアピールしてもらう
・集まった一言メッセージをボードに貼り付ける
・事前に許可をいただいた方のIDAHOの画像作品(mixi内で発表されたもの)をメッセージボードに貼り付ける
・当日、道行く人にメッセージを書いてもらう(IDAHOのクールなステッカーをあげちゃいます!)
・チラシを配る。
・レインボーフラッグをふる。


という感じです。一言メッセージはインターネット上で募集したもので、詩を送ってくれた方がいたり、セクシュアルマイノリティの子をもつ親からのメッセージや当事者の思いを綴ったものなどたくさん送られてきたそうです。
反響も大きく、意義のあるイベントだと思います。


去年は東京と大阪でのみ行われたイベントでしたが、今年はもっともっと全国に拡大せんとしています。




これを!名古屋でもやりたい!ということで、趣旨に賛同した2in20がアイダホ名古屋支局となり動くことになりました。



5月17日14時~16時まで、名古屋栄の三越ライオン前で街頭アクションを行います。



そこで、一緒に動いてくれるスタッフを募集しています!



当日顔を見せてイベントを行う事が難しい方も、意見などをくださったり準備段階での協力でも十分です。一緒にやりませんか?

ここにコメントをくださっても、2in20 nagoyaにメッセージを送ってくださっても結構ですので興味のある方はどしどしご応募ください!!

メールはtwointwentynagoyaアットマークyahoo.co.jpまで。お待ちしております!

同性愛と異性愛のはざまで

2008年04月19日 02時28分04秒 | 体験談
私は女性として生まれましたが、中性として生きる道を選んでいます。

外見では男性に見られることが多く、好きになるのは女性です。


私の恋人は、私以前には女性と関係を持ったことのないいわゆる「ストレート」です。
(私と付き合っている時点でストレートとは呼べないという方もいらっしゃるかと思いますが、私は性指向は自分で決めるものだというのが持論です)

性別は関係なくお互いに惹かれ合って恋人同士になって、愛し合っているのに、まわりには私たちの関係を快く思わない人が少なからずいます。



彼らが同性愛を快く思っていないというわけでは必ずしもありません。

レズビアン同士の恋愛には賛成しても、ストレートの女性がレズビアンと恋人同士になることに理解を示さないという人がいるのです。



彼らは、いつか彼女は男を好きになるんだから、深い関係になるのはやめておいた方がいいと口をそろえて言います。





私たちはまだ若いですし、これから一生一緒にいるかどうかの確証などありません。


でも、それは同性愛者同士のカップルでも、異性愛者同士のカップルでも同じこと。


いまの日本では同性婚が認められていないという点を考えても試練の多い恋愛と言うことはできるかもしれませんが、私たちの恋愛がいずれ必ず終わると決めつけられるのは本当に辛いです。

そういう人たちを将来びっくりさせよう!と笑い飛ばしていても、同性愛と異性愛のはざまで揺れる彼女の気持ちを思うとやりきれなくなります。




同性愛やトランスジェンダーへの理解だけではなく、もっともっと多様な性への理解を広めていきたいと強く思うのでした。