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北の国の人生ノート

これからの人生を有意義に生きていくための道程。自分で自分のために書く日記です

芥川・直木賞の候補75歳・20歳

2013-01-07 | Weblog

いつもながら第148回芥川・直木賞の候補作を発表があった。芥川は5人、直木は6人がノミネート。芥川では75歳の黒田夏子さん、20歳の医学生、高尾さんという55歳差の2女性ほかが候補に挙がり、顔ぶれの多彩さが話題を呼びそうだ。

 黒田さんは国語教師や校正者の傍ら、ほぼ10年に1作のペースで長編の創作を続け、昨年、候補作「abさんご」で早稲田文学新人賞を受賞して事実上のデビューを果たした。芥川賞に決まれば、1974年に「月山」で受賞した故・森敦さん(受賞決定時61歳)を抜いて史上最年長となる。過去の候補者の記録は残されていないが、候補に挙がった年齢としても過去最高とみられる。

 高尾さんは、京都大医学部の2回生。選考会当日の年齢は20歳2カ月で、受賞が決まれば平成生まれでは初、2004年の綿矢りささん(当時19歳11カ月)に次ぐ史上2番目の若さとなる。

 候補4度目の舞城王太郎さんは、一切素性を明かさない「覆面作家」。三島由紀夫賞などを受賞している実力派だ。候補3度目の小野正嗣(まさつぐ)さんも三島賞を受賞しており、フランス文学者、翻訳者の顔も持つ。08年に文学界新人賞を受賞した会社員作家の北野道夫さんは、初めての候補入り。

いつもにもまして多彩である。



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