気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

The Position ( ザ・ポジション )

2007-03-27 | Pop



더 포지션 (← 포지션)
The Position (← Position)
ザ・ポジション (← ポジション)
임재욱:イム・ジェウク
1975年4月30日生れ
Caesars Media(시저스미디어)

(안정훈:アン・ジョンフン 1971年5月2日生れ ・・・ 3集まで / 4集以降は作家)


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      Pop

《 Release Information 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       miniHP
       FanCafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「봄에게 바라는 것:春に願うこと」 2013年3月
        6集 「album release out 2007」 2007年2月
        5集 「The Romanticist」 2002年3月
        4集 「Blue Day」 1999年10月
        3集 「Feel So Good」 1998年4月
        2集 「Wine & Tears」 1997年3月
        1集 「Love Without Regrets」 1996年4月

《 myCollection 》
      3集 / 4集 / 5集 / 6集
      봄에게 바라는 것:春に願うこと
      Special On The Road
      Remake 2005 Renaissance




【 2013.05.20 / 봄에게 바라는 것:春に願うこと 】
(※彼のリリースは3月だったのだが、時間が無く、私の掲載はいまになってしまった)
なんと、Position(임재욱:イム・ジェウク)が6年3ヶ月ぶりにミニアルバムで帰ってきた。
KBSの「불후의 명곡 - 전설을 노래하다: 不朽の名曲 - 伝説を歌う」や、トーク番組などのテレビにも出演し、積極的に国内活動を再開したようである。
私は、日本のことはまったく知らない人だが、なんと彼は6年間も日本で活動していたようだ。

2007年2月の6集以降は、2008年のKBSドラマ「대왕세종: 大王世宗」のOST「태양을 위해: 太陽のために」、そして去年(2012年)の11月にSBSドラマ「다섯 손가락:五本の指」のOST「죽을 만큼:死ぬほど」をリリースしていたので、歌手をやめてはいなかったのは分かるが、突然のアルバムリリースで驚いた。

6年の時を経てのミニアルバム「봄에게 바라는 것:春に願うこと」のジャケットはごく普通のものだ。
インナーの写真は、昔の(6集の頃の)イメージとは異なるが、30ページに渡って彼の写真が載せられている。
(少しやつれた印象は持ってしまう)

ところで、名前を、今回のアルバムリリースからThe Position(더 포지션:ザ・ポジション)に変えている。
所属事務所も現在はCaesars Media(시저스미디어)に変わっているようだ。

今回プロデュースはセルフプロデュースのようで、さすがに作家の中に안정훈:アン・ジョンフの名は無い。
収録曲は全5曲(8トラック)で、内1曲は尾崎豊のリメイクなので、実質4曲となる。
イム・ジェウク(The Position)の作詞は1曲だけだがある。

Track List
  01. 「나는 못난이:私は愚か者」
     lyrics: 임재욱  composed: 신재홍  arranged: 신재홍
  02. 「알고 있었니:分かっていたの」
     lyrics: 임동균 & 김영성  composed: 임동균 & 김영성  arranged: 임동균 & 김영성
  03. 「봄에게 바라는것:春に願うこと」
     lyrics: 홍진영  composed: 홍진영  arranged: 홍진영
  04. 「니가 보고 싶은 날에는:君に会いたい日には」
     lyrics: 임동균 & 김영성  composed: 임동균 & 김영성  arranged: 임동균 & 김영성
  05. 「I Love You 2013 New ver.」
     lyrics: 尾崎豊  composed: 尾崎豊
     korean lyrics: 이승호  arranged: 신재홍
  06. 「나는 못난이:私は愚か者」 Inst.
  07. 「I Love You 2013 New ver」 Inst.
  08. 「알고 있었니:分かっていたの」 Inst.

     NameList
       임재욱:イム・ジェウク / 신재홍:シン・ジェホン / 임동균:イム・ドンギュン
       김영성:キム・ヨンソン / 홍진영:ホン・ジニョン / 이승호:イ・スンホ

「나는 못난이:私は愚か者」の作曲・編曲、そして「I Love You」の編曲の신재홍:シン・ジェホンは1980年代から活動している1966年生れの作曲家で、当然、私のコレクションアルバムの多くに登場する。
「나는 못난이:私は愚か者」の作詞はイム・ジェウク自身によるものだ。
また、Positionといえば尾崎豊の「I Love You」が代表曲だが、今回のアルバムではシン・ジェホンの編曲によるものである。(2000年リリースの「I Love You」の編曲は유정연:ユ・ジョンヨン)

「알고 있었니: 分かっていたの」と、「니가 보고 싶은 날에는: 君に会いたい日には」の2曲はともに同じ2人の作家임동균:イム・ドンギュンと김영성:キム・ヨンソンによるものでイム・ジェウクらしいバラード曲だ。

リードトラックである「봄에게 바라는것:春に願うこと」は홍진영:ホン・ジニョン作詞・作曲・編曲による、ポップなミディアムテンポの、CD収録ではロックな編曲の曲でなかなかいい曲だ。
この曲であれば、本当の意味でのカムバックを果たせるかも知れない(?)。

6年ぶりのアルバム「봄에게 바라는 것:春に願うこと」、昔のPosition(The Position)を想うと、少しもの足りない感じで、収録曲に「I Love You」を入れるところなどは帰国の挨拶なアルバムの印象も受ける。
もっとも、この「I Love You」収録に関しては、制作側の意向もあったようだ。
(ネット上には「6年ぶりに発表する生存申告みたいなアルバム」との表現もある)

イム・ジェウク(これからは、The Positionよりいいように思うが)、2006年の韓国歌謡界の偏った市場に嫌気がさして、逃げるように日本市場に挑戦した彼だが、結果ミニアルバムとシングルアルバムをリリースはしたが、おそらくは成功したとは言えなかったであろう(?)。
本人いわく、日本での生活は再充電と新しい目標を持つきっかけになったということだが、それにしては6年は長過ぎたようにも思う。
さらに、現在の韓国歌謡界の偏った状況はいまもそれほど変わっていないはずだが、彼は「希望が見える」と言い、新人のような気持で、むしろもっと意慾的な情熱でいるようだ。
5月からはソウルを皮切りに全国ツアーも計画しているようである(4月のインタビュー記事による)。

さて、果たして。
私も含めファンは、帰国第1枚目は無条件だと思うが、2枚目が勝負かも知れない。


【 2008.06.18 / 4集・3集 】
なんだか、アーティストの記事を書くのは非常に久しぶりである。5月6日のMayaの4集をアップして以来、1ヵ月と10日ぶりになる。
もともと、5月の新譜、新人がほとんど無かったとのと、それを、これ幸いにハン検に集中していたこともある。
そして、さらには、予定外で5月31日にパソコンが壊れたことも大きい。
パソコンの方は、まだ快調とはいかない。音質も変わってしまい、いままでの評価が変わってしまうものもあるかも知れない。

本題に入って、ポジションの3集と4集、購入したのは5月の12日だ。
欲しかった4集、3集だが、ひょいとKstarMallさんのSpeedSaleに有った。3集があと2枚、そして4集があと1枚となっていたので、あわてて注文したのだったが、いま見ると、なんと3集があと3枚、4集があと2枚となっている。おまけに2集があと1枚有る。
この際、2集も買うべきなのだが、それをいま気がついた。次回注文時に残っていれば買いだろう。
しかし、どこからひょっこりと現れてくるのだろう。

この4集で初めてグループとしてのポジションを聴くことになる。と言っても、アン・ジョンフンが歌っているわけではないのだが。
そもそも、4集以前のグループとしてのポジションとイム・ジェウクのポジションを一緒にする方が無理があるのかも知れないが、とりあえず聴き比べてみると、5集、6集がバラードなアルバムに対して3集、4集はグループの結成当時どおりロックなアルバムになっている。
イム・ジェウクの声色も違う。3集、4集の声色が本来の声色なのだろう。5集、6集はイム・ジェウクがバラードな声色として作り出したのでないかと思う。そういう意味ではイム・ジェウク、たいしたものだ。
(声色そのものを変えたとのではなく、曲による表現の結果が違って聴こえるのかも)

ちなみに、4集でのアン・ジョンフンの作詞・作曲は、4集で作詞、作曲、作曲編曲がそれぞれ1曲づつで、12曲中3曲である。3集が作曲編曲が4曲で、作詞、作曲、編曲がそれぞれ1曲づつで、15曲中7曲となっている。
おそらくは2集、1集はもっと多いのだろうと思う。
つまりは時とともに二人はそれぞれの道に向かい、関係は希薄になっていったのではないかと想像する。

ところで、4集の10曲目「Say Say Say」は、サザンを連想させる。作詞・作曲・編曲は윤일상:ユン・イルサンという人である。
それから、4集、3集と聴いていくと、2集、1集がなんとなく想像できる。
(2集・1集のコレクションは、必要無いかも)
私としては、5集から聴き始めたこともあって、声色も含めて5集以降がポジションである。


【 2007.4.10 / 5集 】
Remake 2005 Renaissance と 5集 The Romanticist を聴いた。
Remake 2005 Renaissance は日本の曲をリメイクするのをやめての、韓国曲のリメイクアルバムだ。
元の曲がピンとこないので、どうなのかよく分らないがなかなかのバラードなアルバムに仕上がっている。

5集 The Romanticist は完璧にバラードアルバムとなっている。
不思議なことに、この5集、聴き流そうと思えば心地よくBGM的にも聴くこともできるし、真剣に聴き入ると、かなり迫って訴えてくるものがある。曲がそうなのか、歌い方でそうなるのか、不思議な感じがする。
悪く言えば同じテンポの、同様な曲想の曲を集めたともいえるのだが、バラードアルバムとしてはかなりいい。

この5集を聴いて思うのだが、アルバムとしては他の男声バラードのアルバムと基本的に何ら変わらないように思えるのだが、Positionが特別に聴こえるのは、やはり彼の声色に有るのかも知れない。他の男声バラードが、美声でソフトに歌いあげるのに対して、彼のバラードは、彼の独特の声色で、高音域で歌い上げるのが私にとってはいいのだろう。
声色の、歌い手と聞き手との相性というのは、どうしようもなく、また重要なもののようだ。


【 2007.03.27 / 6集 】
Position、いい。やっと、好みの男性アーティストにめぐり逢えたようだ。
男声CDのコレクションは、今のところ大変少ない。男声の場合、ソロにしてもグループにしても、なかなか好みのアーティストが探し出せなくて、このブログに掲載している数も現在、ほんの6組ほどしかない。
男声のコレクション数が少ないのは、もちろんアーティストが男性ということもあるとは思うのだが、ただ単にそれだけでもない。男声の場合、ソロであれば美声でソフトに歌いあげるバラード系の人が多く、またグループであればいわゆる男っぽいロック系が多い。また、ヒップホップ系はもともと私の好みでもなく、コレクションの対象からは少し外れてしまう。結果、男声CDのコレクションはほとんど無い、ということになる。
さらに、なぜか女性歌手より男性歌手の方が顔の好みとか、イメージにうるさい。なんか自分で言って、変なんのだが、実際そうなのだ。
そんな中、最近、お好みの男性のアーティストを再度、探し出してみることをしてみた。そして、やっと7人目にして、今までで最高のアーティストを見つけることができた。
それが、Positionだ。今までなぜか探し出せなかった。
既に6集をリリースし、全アルバム枚数は9枚をリリースしている。

「Position」、この名はもともと안정훈:アン・ジョンフン(1971年5月2日生れ)と임재욱:イム・ジェウクの二人のソフトロック系のグループ名だが、今となってはイム・ジェウクのソロ名となっている。過去のCDをもっていないので詳細は分からないが、アン・ジョンフンが表に出ていたのは3集までのようである。
スタートの時に付けたグループ名の「Position」は、この2人がそれぞれの持ち場で、いい曲作りをする、という意味で付けたようだ。
つまり、アン・ジョンフンは作詞、作曲、編曲そして演奏、イム・ジェウクはボーカルで、ということだったらしい。
(しかし、6集ではアン・ジョンフンの作曲、編曲は、それぞれ1曲づつしか無いようである)
また、グループPositionとしてはTurboをプロデュースしているようだ。

< 6集 >
ソロPositionのイメージとしてあるのが、尾崎豊を代表とするJ-popのリメイクがある。これについては、少しだけ抵抗は有るが、聴く側の私としては出来上がったものを聴いて、それがいい音に仕上がっていればいいのではないか。それがまず基本ではないかと思う。これについては彼自身がインタビューに答えて語っている。

       歌手ポジションの三つの誤解  (innolife)


因みに、アルバム「I love you...」が完全J-popリメイク盤である。
6集も、4曲目の「하루:一日」が中島美嘉の「桜舞うころ」のリメイクだ。

ところで、이동건:イ・ドンゴンが、ミュージックビデオである短編ドラマ「哀歌」に出演し、12曲目「Friends」に参加しているが、雑誌「MASK」4月号のインタビュー記事によれば、彼とは兄弟以上に親しいそうで、この短編ドラマ「哀歌」には、なんと、ノーギャラで出演しているそうだ。
いまはまだ、6集と2枚組Special「On The Road」の3枚しか聴いていないのだが、この1週間ほどは、この3枚だけを繰り返し聴いているが、何度聴いても同じ感動を素直に、分かりやすく与えてくれる。
男の私が言うのも変だが、何度聴いてもうっとりしてしまう。歌のうまさはバツグンだ。
さらに現在、5集とRenaissanceがBunkaKoreaさんに残っていたので注文して、いま着荷待ちだ。もう、2~3日で着く。楽しみだ。



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