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私の足跡と今後について

辻栄 克則(つじえ かつのり)の公式ブログです。

人生47年の節目

2017年06月08日 | 回想

京都大学では教養課程を修了し、法学部の専門課程に進みました。選んだ科目の講義には、ほとんど出席しました。しかし、試験の直前期になると途端に、心のブレーキがかかるのでした。自分の進路と将来の姿について、考えることができませんでした。 結局、単位取得したのは、佐藤幸治教授が担当する憲法だけでした。大企業や官庁のニーズに自分を合わせるような就活には、参加しませんでした。 差別の厳しさを知りました。マルクス主義の立場に身をおいて活動しました。

 

 

天皇陛下が、即位30年を節目として、皇太子に譲位する意向を示されました。陛下は、日本の古代以前の神話時代からの長い伝統に伴う天皇の国事行為の職務を担うとともに、日本国憲法で新しく定められた「象徴」としてのあり方を自ら模索されました。

私は、陛下の即位を祝う一連の儀式に対する抗議活動に参加していた身でもありますが、陛下が即位以来、旅に出向きながら、国民の思いに寄り添い、国民のために祈る姿を拝見しながら、しだいに、陛下に対する尊敬と感謝の気持ちが満ちてきました。

今回は、特例法の制定にとどまりましたが、私は、女性の天皇即位を可能にするような皇室典範の改正が必要だと考えます。また、このテーマに触れるとき、私は、差別の起源について意見を述べずにはいられなくなります。差別は江戸幕府が作ったものであるという、近世政治起源説が私の立場です。

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