篤姫 ５話 「男はつらいよ/尚五郎恋歌」でごわす

今、時代劇専門チャンネルで「翔ぶが如く」を篤姫関連で（大河便乗）放映してるでごわす。
夜８時の朝ドラは標準語時代劇でごわすが、こっちは薩摩訛りで溢れてるでごわす。
正直、「翔ぶが如く」はシナリオがイマイチ好みではごわはんがナレーションはかっこいいでごわす。
だから、今回は音声を草野大悟に脳内変換していただいて、インチキ薩摩訛りのこの文章を読んでほしいでごわす

今週の各キャラにツッコムでごわす

●尚五郎（どう見ても主役）
　男のくせに、このドラマを朝ドラにしてる張本人でごわす。普通の幕末ドラマなら小松帯刀は脇役も危ないキャラでごわすが、そのハンデをものともせず、大河の主役を掴み取ったでござる。偉いでごわす。でも、まさか失恋の腹いせに後年倒幕したんではごわはんよな？


●於一（今週は意外にも自分勝手なし）
　今週の尚五郎との会話は、ほとんど映画「男はつらいよ」の劇中での寅さんとマドンナの会話でごわした。「日本一の男が好みです」のシーンでは、私の頭の中で寅さんが失恋するシーンでいつもかかる曲が流れたでごわす。視聴者に「実は姫も尚五郎のこと好きなのでは…」と思わせるような描写を（先週までなかったのにいきなり）連発しておりましたが、現実世界で女性がああいう会話する時は、言ってる相手のことは、信頼はあっても恋愛は絶対なかとでごわす。女性の友人に「原発廃棄物処理場」とまで言われた私が断言するでごわす。

●西郷どん＆大久保どん
　尚五郎の失恋バックアップ要員決定でごわす。

●うっちー（於一の兄）
　今週は行動はちょびっと「うっちー」らしかったでごわす。
　でも、まだ去年のマスター（平蔵）といい勝負でごわす。

●セクスィー小松
　有能な人オーラが出てる演技ですが、ついつい「若い時は『川上くん』だったくせに…」とか思ってしまうでごわす。

●島津忠剛（於一の父親）
　自分の若い時（あ、今もでごわすな）に似た男が婿に名乗り出てくれたのがうれしかったでごわすがなあ。どう見ても、自分に似た男以外は娘を嫁にやりたくないタイプでごわすな。

●ジョン万次郎
　この方は有能な人だったのに、なりゆきで幕府側の人間になったため（あと元漁師の身分だったことも影響）実力が発揮できなかった運命の苦労人でごわす…という話はどうでもよくて、勝地涼くんは好きな役者なので将来は大河の主役をやって欲しいという話をしたかっただけでごわす。映画「幸福の食卓」は原作が好きな私としては不本意な部分が多かったでごわすが、君が演じた勉学くんは満足したでごわす。

●徳川家定
　今週は出てくれなくて残念でごわした。

さて、来週も尚五郎が主役でごわす。
自分の失恋を知った時の顔が最大の見物でごわす。
でも、私も昔、好きな女子に「嫁に行くから…」という理由でフラれて泣いたことがごわす。
だから尚五郎のことは笑えないでごわ……ごめん、絶対爆笑すると思う。間違いない。