自ら命を絶ったあいつ。
自殺した者の気持ちはもうわからない。
“なぜ自殺したんだ?”
問いかけたくても聞きたくても、もう永遠に答えは返ってこないんだから。
月並みな言い方をすれば、
生きてゆくのがいやになるほど、つらかったんだろうな。きっと。
“なあ、そうだったんだろう?”
世の中には「覚悟の自殺」と言えないケースもあるんだろう。
クスリと言っても色々な薬があるが、
違法なドラッグによるバッド . . . 本文を読む
眠った・・・
目が覚めると昼過ぎだった。
3時頃blogを書き終えてため息をつきながら横になったら、
いきなり、ストン・・・とおちた。
久しぶりによく寝た。
目覚めがすっきりしていた。
久しぶりに珈琲をたてる。
ハワイコナの封を切った。
ココナッツフレーバーの香りが懐かしい。
12日土曜の朝、
明け方にジンを飲みきってしまったのに眠れなかった。
ジンのストックはもうない。
カーテンを開け . . . 本文を読む
アルコール漬けの日々は続く。
身体か心かどっちにしろ、いつかはダメになると思いながらも飲み続ける。
ふと、狂気に堕ちるように、
暗い闇の底に引きずりこまれるような恐怖と快楽のはざまを行き来する。
まともに何も考えられないそんな空漠たる時間を漂って、
アルコールで麻痺した頭の中に、
時に長く、時に短く、
繰り返し繰り返し訪れるフラッシュバック。
あいつの甘え声。
とらえどころなくどこか遠くを見てい . . . 本文を読む
6日の日曜、久しぶりに河川敷に出掛けた。
歩いて5分なのにずいぶん足が遠のいていた。
天気もよく人も多かった。
草野球に興じる人達。
舗装された遊歩道を風のように走り抜けるロードレーサー。
斜面を滑って遊ぶ子供達。
杖をつき寄り添うように歩く老夫婦。
ジョギング。
犬の散歩。
いつもと変わらない天気のいい休日の河川敷の光景がそこにはあった。
俺の3階にある部屋からは周囲の建物に阻まれて、
河川敷 . . . 本文を読む
「アル中ダメ男の独り言」とでもblogのタイトルを変更しようか・・・
俺がこのところよく行くバーのマスターは、
よけいな事は一言も言わないし聞きもしない。
俺が不機嫌な時も、やたら饒舌な時も、
いつかと違う女の子を連れて行っても、俺一人で行っても、
当然ながら下世話な詮索をするような視線や素振りも一切ない。
3軒ほど店を変えながらもう10年近い付き合いになる彼は、
知り合った頃は笑 . . . 本文を読む
あいつの事を罵倒したくなるほど内圧の高まった状態は、
いつのまにかもう過ぎてしまったんだろう。
後悔しても後悔しても、
結局俺はあいつのために何もしてやれなかったのかもしれない。
“俺がついていながら・・・”
なんていうのは俺の一方的な傲慢な考え方なのかもしれない。
今日一気にblogに書き殴った事で、
結果的に俺の中で少し「ガス抜き」ができたのかな・・・
「ソラリスの海に沈んで」でも書いた . . . 本文を読む
安定剤や眠剤を常用したりOD(大量摂取)したり、
リスカ(リストカット)したりする人達のblogは意外と多い。
そういう人達はblogに自分の日常や気持ちを綴ったりする事で、
ある意味「ガス抜き」ができているのかもしれない。
繰り返し浅くリスカする事で生きているという事実を確認しているという記述もあった。
鬱(うつ)と躁鬱(そううつ)の違いも難しい。
俺はあいつの事を“鬱”と思っていたが、
母親 . . . 本文を読む
仏前に焼香させてほしいという俺の申し出に、
彼女の母親は最初は渋っていた。
俺は1月22日に一泊するつもりで大阪に向かった。
彼女の母親は父親と俺を会わせたくないらしい。
指定された場所で連絡待ち。
結局連絡のないまま明けて日曜日。
8時頃電話があり電話でナビされながら母親と対面する。
あいつは母親似だ。
40過ぎとはとても思えない若々しい美人だ。
母親が東京に出てくるとよくあいつと一緒に遊び歩 . . . 本文を読む
1月の半ば頃だった。
知らない番号だったし誰だろうと思いながら出ると、
彼女の母親からだった。
嫌な予感が当たってしまった・・・
正月は帰ってくるのかと年末に何度も連絡したらしい。
でもいつものように音信不通のまま12月30日に彼女から電話があって、
父親と大喧嘩になり、あいつの方から「勘当しろよ!」と言い放ったらしい。
あいつは夏頃から大阪の友達の紹介とかでパチスロのサクラを始めた。
またい . . . 本文を読む
先週飯田橋に行った。
寒くて客もいないキャナルカフェで、
御濠の水面に映るJRの車窓の明かりをボーっとして眺めていた。
俺が若い頃初めて一人暮らしをした飯田橋。
風呂なしで炊事場もトイレも共同の四畳半一間の床のきしむボロアパートも今はない。
あいつと神楽坂界隈をよく歩いた。
賑やかな繁華街よりも落ち着くという理由であいつが気に入った場所だった。
キャナルカフェであいつとよく待ち合わせをした。
. . . 本文を読む
昨日久しぶりにパソコンを起ち上げたら、帰っても旅人さんからコメントが届いていた。
帰っても旅人さん、気にかけていただきありがとうございます。
でも他にはどうせ誰も見ちゃいない。
ナマの感情、殴り書きの見苦しいblogだからな。
ジンばかり飲んでる。
近所のスーパーにあるギルビージンは俺が買い占めてるようだ。
赤ラベルがなくなってから緑ラベルがなくなるまで補充もしてくれない。
赤ラベルが37.5度 . . . 本文を読む
以前このblogで、平成ガメラシリーズについて、
俺の子供時代の思い入れたっぷりの文章を書いた後で知ったんだけど、
平成ガメラシリーズの監督をした俺とほぼ同世代の金子修介氏は、
どうも子供の頃見た昭和ガメラを馬鹿にしてたらしい。
そういう監督が制作した映画だとわかってしまうと、
俺が“子供の視点がほしかった”なんて書いたのも全くの的外れだったな。
特技監督の樋口真嗣氏は、1965年生ま . . . 本文を読む
blogを始めてから3週間。
年齢・性別など関係なくいろいろな人のblogを訪れ、その人達の様々な考え方やものの捉え方に触れて刺激を受け続けていると、多角的な考え方や様々な価値観の生まれる原因になど突き詰めて考えて接する努力もしないでステレオタイプな囲いを作り安逸にのほほんと過ごしてきたこれまでの時間を振り返り、遅まきながらあちこちに頭をぶつけて考え続けて自分にも出来る何かを文章で表現していこうと . . . 本文を読む
あいつがこの前俺の部屋に来た時に持ってきたタンカレーNo10、
と言っても、タン(舌)入りのカレーなんかじゃないぞ。
俺がジン好きなもんだからさ、俺の影響もあって、
あいつも酒を覚えてからテキーラやジンが好きになって、
いや、あいつの場合は単なるのんべというかうわばみだからさ、
別に高い酒でなくてもいいはずなのに、
親がヤクザだし金持ってるのをいい事に、
あいつのところに高級な酒ばっかり送ってくる . . . 本文を読む
【#1】の最後にも書いたが、もう見直すをやめようと思いながら、
とりあえず昨日の第3章と今日の第4章を録画しておいた。
彼女は相変わらず音信不通のままで、
俺は週末だというのに遊びに出掛ける気分にもなれず、
今夜はまたWOWOWでソラリスのふきかえシネマなんてものを見たり、
blogを書いたりネットを彷徨ったりしてたんだけど、
0時を過ぎてもまったく眠たくならず、
眠れないので氷だけをぶっこんだジ . . . 本文を読む