記事にするのが遅くなってしまいましたが、11月3日~7日晴海トリトンスクエアの桜の散歩道にて行われた「晴海フラワーフェスティバル インフィオラータ in Toriton」の仕事をしてまいりました
「インフィオラータ」とはイタリア語で「花の絨毯」という意味。10万本のバラの花びらや杉、カラーサンドなどを使い、約400人のボランティアの皆さんと一緒に巨大な花の絨毯を完成させます今年のテーマは「未来へつなぐ、つなげるチカラ」。企業ゾーン、フラワーアート、五輪招致砂絵、フラワーカーペットゾーンとあり、全体では150メートルもの長さになります
フラワーカーペットゾーンは全長約100メートルにもなる大絵巻物語で5つのゾーンに分かれており、晴海から世界、宇宙へと繋がっていきます
まずは前日の下絵張りから
ビニールシートで養生した上に下絵の紙を張っていきます。絵がとても巨大なので貼るのも大変な作業また海の近くなので風も強く何度も下絵が破れてしまいそうになりました夜中の12時までかけて何とか下絵を張り終えました
当日は参加者全員での花むしりから始まりました10万本のバラのつぼみから花弁を一枚一枚はがしていきます。まだつぼみの固いものが多く大変な作業でした
花むしりを終えたら午後からはいよいよ花絵の制作です毎年このイベントにボランティアとして参加してくださっている実行委員会のみなさまのご指導のもとグループに分かれ担当の絵を制作していきます私たちもたくさんの打ち合わせと検証を重ねていましたが、実行委員会のみなさんの経験と知識は本当に心強かったです
まずは定着用のボンドを塗り、黒のカラーサンドを使って縁取りから
縁取りができたらその中に花弁やカラーサンドを置いていきます。完成した部分を踏まないようにみんなで協力しながら内側から外側へと順に制作していきます
こちらはオリンピック召致の砂絵ですとても細かい絵柄だったのでとても大変そうでしたが晴海中学の先生、生徒、父兄の皆様ががんばってくれました
花弁や砂を置き終えたら、花弁が飛ばされないように上からボンドを薄めたものを散布して完成です
なかなか難しいデザインでしたが400人の力の結晶がこの大作を生みました
夜にはライトアップもされ昼間とはまた違った雰囲気に
翌日からは風で飛ばされてしまった花や砂などの修復を行うメンテナンス部隊の登場です実行委員会やボランティアの方々と一緒に追加の花むしりをしたり花弁や砂を補充したりとみんなで作り上げた花絵をきれいなまま維持するためにがんばりました
期間中はたくさんの方に来場して頂き、みなさん巨大な花の絨毯に感動されていました
ボランティアで参加して下さったみなさま、実行委員会のみなさま、本当にお疲れ様でしたありがとうございました