随分前の発掘したものもまとめて。
短歌の役割てたぶん、感情の密閉。
長期保存に適しています。
だだ漏れの恋心雨漏りをして 貴方腐らせちゃったねごめんね
もう君にこだわらないと決めてから楽しくなったのそうだ良かった
忘れててごめんとボロボロ泣きました まだ泣けたことに安堵しました
抱きついて胸うずめたい好きだって泣き喚きたい誰でも良いから
昨晩の喪服は今日の学生服 俯きがちな木蓮の花
容易くは覆らない感情論正しい誰かを好きにならない
面白いから好きってしてたけど ちゃんと傷つくようになってた
誰にでも秘密の一つあるべきで 消防士になる人の助手席
軽やかに香るシトラス制汗剤 春の終わりを認めた6月
れんあいたいしつを変換できなくて恋愛退室だなんて泣きたい
好きかもと思うこの男(ひと)八つ橋のようにくるんだ餃子を見れば
25歳童貞えがく映画観る 隣も来年映画化できる
いくつか昔のと重なってるかもどうかも。