V=4/3πr³

詩と物語を紡ぎます

海の、記憶

2017-08-17 20:52:00 | daily tsukasa
朝から微熱、ひどく気怠い。
昼から臥せった。

海を想う。オーシャンブルウ。
波に揺られ、潮騒に包まれる。

汗をかいて目覚めると、蝉が蕭蕭と鳴いていた。

蝉の声にも、海の記憶が宿っているのか――
……と、ぼんやり汗を拭いた。

微熱はまだ、下がらない。


2017.08.17.
20:52 pm

**

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 同棲 | トップ | 夜の淵で »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
転寝していると (夢見)
2017-08-17 22:49:49
蝉の声が雨の降る音のように感じることがあります

水の音のような 
暫く海を見ていないなー

潮の香りが恋しいような

蝉の鳴く季節も終わりを迎えようとしています
返信する
Re:転寝していると (tsukasafjt)
2017-08-18 05:32:51
夢見さま。おはようございます。
今年は蝉の声も少々力弱く感じてましたが、昨日のは久々力強く思われました。蝉時雨の言葉通り、雨の音にも聞こえますね。

このところ、海を想う日が続いています。何年海に行っていないか……にわかに思い出せずもどかしいです(^^ゞ
返信する

コメントを投稿