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プロ野球CS一考 その1

2009-10-27 23:51:55 | 野球
プロ野球はCSが終わり週末からはいよいよ日本シリーズ。
日ハム・読売共に今レギュラーシーズンの覇者、好ゲームを期待したい。

さて、今さらながらCSについて。
未だに賛否両論あるが、Aクラスを争うチームのファンにとっては楽しみである一方、レギュラーシーズンの優勝チームの意義に対しては問題も残るのも事実。
私も色々と考えてみた。

まず、先にもあげたがレギュラーシーズンの優勝の意義。
実際のところレギュラーシーズンの優勝チームがリーグの覇者である事に変わりは無い。
にも係わらず、数年前のホークスの様に優勝したのにCSで敗退し2度も日本シリーズに出場できなかったという事も起こった。
これについては、現行のCSと相反する問題で現状では止む終えないであろう。
CSの覇者が日本シリーズに出場するという決まりがある以上この問題は常に起こり、CSと日本シリーズを切り離すか逆のケース以外クリアできない問題であるからだ。
では例えばパリーグで以前実施されていた前後期制度ではどうか?
これは既に廃止された経緯でも分かるとおり、消化試合が増え試合の質や観客動員に影響が出てしまうので以前のパターンでは無理。
やはりCSが現行で運営される以上、基本的に1シーズン制しか無い様に思う。
CSを行えば消化試合が減るが、一方でレギュラーシーズン優勝の意義も減少せざるを得ないであろう。
また、この問題がある以上CSでレギュラーシーズン優勝チームには1勝のアドバンテージを付けざるを得ない。
アドバンテージは勝負において公平性に欠けるモノであり優勝=1勝という単純なモノでもないが、レギュラーシーズン優勝の意義を考えてこれは妥当な事であるように思う。

さて、現行のCS制度は第1ステージと第2ステージに分かれ、
第1ステージ - レギュラーシーズンの2位と3位が3戦2勝制で対戦。
第2ステージ - 第1ステージの勝者とレギュラーシーズンの1位チームが5戦3勝制で対戦しリーグ優勝を決める。但し、1位チームがレギュラー・シーズンで第1ステージの勝者に5ゲーム差以上つけていた場合、1位チームには1勝分のアドバンテージが与えられる。
またレギュラーシーズン上位チームが試合の興行権を獲得つまりホーム球場で試合をし、引き分けは上位チーム有利に作用する様になっている。

特に第2ステージではレギュラーシーズン優勝チームはホーム球場で1勝1敗の5割ペースでいいが、下位チームは2勝1敗ペースで引き分けも許されない・しかも敵本拠地での試合を余儀なくされることになる。
スポーツ本来持つ公平性には欠けるが、これはこれでナカナカ良くできた制度ではあると思う。

ただ、前述の他にも課題点はある。
2005年のパリーグ・今年のセリーグの様に5割を切るチームもCSに参加する可能性がある事も1つ。
例えば今年のセリーグ。
レギュラーシーズン3位のヤクルトは71勝72敗で2位中日と10ゲームも離れていた。
結果は中日が2勝1敗と勝ち越し第2ステージ進出を果たしたが、第1戦でヤクルトが先勝し王手をかけた時、きっと中日ファンの何人かは10ゲームも離れ5割を切るチームが第2ステージに進出する権利について考えてしまったで事あろう。

これらの様にCS制度自体に矛盾が多く、賛否両論が絶えないのはこの為であると感じる。
では、現状以上にCSを改善する方法は無いのか考えてみた。

続きは、また明日。

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