Kizu-darakeのにっきC

みんなに笑顔が戻るといいな。がんばれ!東北(とおほぐ)!

ムクロ沢林道(で、まじファイト一発!なことを・・・)

2006-09-27 00:31:10 | バイクな一日

<山では助けたり助けられたりです。>
東根市白水川、ここの「ムクロ沢」って所に行ってきた。
久々の林道です。
まずは・・・


腹ごしらえ、楯岡の旧道沿い
「ハリス食堂」
ここは穴場、昔ながらの味が楽しめます。
「こだわりラーメン500円」
ちっちゃい頃ラーメンとは言わず皆「中華そば」って呼んでた。
そん時の味思い出す。
わが町の味自慢の店がどんどんなくなっちゃってここは残って欲しいな。


白水川ダムは去年は土砂崩れのためか閑散としてたけど
今回はずいぶんと整備され家族連れがけっこう遊びに来てたよ。
滑り台も復活してて子供たちがはしゃいでた。
それは次の更新時に。

さぁて!
来たぞ今回の挑戦の場所!
「ムクロ沢」
今回も重くなるなんて声は無視してデカ画像で更新だ。

タイヤの空気圧を下げる。
その光景を見ていたおじさんが声をかけてくる。
「ここ登るんですか。」
ええ、行ってきます!
「まぁ、車でも行けるから大丈夫だとは思うけどね、これ何cc?」
250です、ちっちゃいけど。
ちょっと驚いてたな・・・250には見えないか・・・

「熊しょっちゅう見るよ、月山で小熊もいたしね。」
そうそう今年は去年以上の目撃と怪我したりの被害が新聞の紙面騒がしてる。
熊か・・・
「今日は晴れてるから大丈夫、曇ってると出るんだ熊は。」
そうなんだ・・・
んじゃ、行ってきます!
「きつけでな!」(気をつけなさいね)


さっきの橋渡ったらいきなりゴロゴロの石のダートの洗礼を受ける。
でもここ田んぼあるんですよ。
軽トラや農作業に来てる車が平気でここ通るんです。
まぁ、ここはすでに研究済み、
この先がどうだか?
で、上の画像、
おぉ!緑で溢れてるぅ!
・・・
一抹の不安が・・・

まだいい、このあたりはまだいいんです。
アチャルビス ラリーガードがはじめて本来の仕事をやり始めます。
ハンドガードの意味をはじめて知るのでした。


抜けると広くなってる場所に出る。
自分で「第一休憩所」と勝手に命名。
ふう~水分補給、見える景色は山しか見えない。
当たり前か。

さて・・・


<トリッカーのヒートガードについて>
マフラーについてるピカピカと輝く金属製のヒートガード。
知らない人はこれが熱くなると思ってるようです。
ところがこのヒートガード優れものです。
ペタッと触れるぐらいの熱さしかなりません。
のでサイドバッグは可能だと思います。
(来年かな、装着予定ですけど)
それにガード部の厚みもあるので熱くなるマフラー本体部分に
サイドバッグが触れるということは無いと思いますね。
ま、念のため装着する時の耐熱対策は大体すでに考えてあります。

<トリッカー荷物積載その2>
私にとってこれは絶対の必需品!
ループベルト!
私はタンデムステップ部分を使ってます。
これを使わずここにフックをかけるとマフラー本体に接触して溶けます。


<ここまで走って気づいたこと>
タイヤの戦闘力が落ちている。
新品の時はあんなにガレたところ上ったのに今回は流れる感じがする。
アスファルトでは全然気づかないのにね。
今回は小石散らばってる路面だからかも知れないが・・・
オンロードでは十分山があるし交換には早いけど
こういうところでは終わってるのかもしれない。

前回、トレック店長に
「トリッカーのトレッキングバイクとしての能力」の話を思い出した。
セロー250はよくできてるけど旧セローに比べると大きいバイク。
トリッカーにセローのホイールをつける。
セロー250より足つきがよくコンパクトなトレッキングバイクが出来上がるかも、という話。
フロント21インチ、リア18インチのタイヤか・・・
もしできればそれだと銘柄選べるんだよな。
内心気になる話だった。


さっきの「第一休憩所」からすぐで最初の難関。
道はえぐれた様にガレてるし草ぼうぼう、小枝が伸び放題、草も葉っぱも覆いかぶさってる。
どうしよう、
先に進む?
バックする?ってこんな坂の途中で止まっちゃったよ・・・
どうしようか・・・
しばらく悩んでたら後ろから軽トラックがやってきた。
うそーん!

腹は決まった、進むしかない。
エンジンかけて一気に進める。
がれた路面を読みながら枝や草は無視して走る。
ビシビシっとヘルメットやジャケットを枝が叩く。
あら?行けたじゃない、案ずるよりなんたらだね!

さっきの軽トラはあそこは通らないでしょ、
いくらなんでもねぇ~~なんて笑ってたらミラーにチラッと・・・
うそーーっ!
あそこ通ったの!

軽トラに通れてトリッカーが通れぬわけが無い!
すこし意固地になって草と小枝を交わしながらペースを速めろ。
気づいたが
ちいさな小枝とかは無視したほうが走りやすいし路面に集中した方が安全のような気がした。
ラリーガードで手には来なかったがヘルメットのシールド・・・
また傷が増えたな・・・

先ほどではないがまた道が広くなってる場所に出る。
「第二休憩所」と命名、ここですこし休憩。
しばらくするとさっきの軽トラが走ってきた。
すげぇ!
あの道も走破したんだ。
この人は軽トラ乗りじゃない、軽トラ使いだ!
たぶんジムニーとためをはる走りができるに違いない!
すれ違うときこちらに挨拶していった。
追いかけるのもなんだからしばらく休んでから出発する。

今日の最大の難関に・・・


途中、山の上から東根の街が一望できたんだけど見てる余裕なし!
一心不乱に走るだけ。
で、白い岩肌が見えてきた。
そして走るラインを間違える。
ズルルルルッー、
いきなり登れなくなったんだなこれが、
坂プラス砂礫プラスガケ側に斜面になっていて・・・
こんなもの一度降りて体制立て直すとか
バックして安全なラインでチャレンジとかで大丈夫のような気がするんだけど・・・

ごくりっ・・・

藪はガケから生えてるのに気づいたとたん、冷静じゃなくなる。
さてどうしたらいい?どしたらいい?
冷静になればなんてこと無いところなんだろうけど今はそれどころじゃない。
タイヤはグリップしない。まわせばまわすほどズルズルと。
そうだ、ここを一気に登ろうとするからダメなんだ。
まずは車体を道と平行に持ってきて・・・
ヨイショっと、
重い・・・・
ここで目いっぱい空気抜いてということも試せばよかったかも、もう頭の中から無かった。
ポンプももってきてたのにね・・・

それでは行くかっ!
その時目に前に見えたたものは、

あぁぁぁっ!

さっきの軽トラが戻ってきた。後ろに引けず前にも行けず、どうする、どうする。
とりあえず崖っぷちから脱出しよう!
乗らずに火事場のクソ力で押す。
ぬおおおおおおっ!
脱出成功。

そこから・・・どうしよ・・・このギリギリのラインをすり抜けるしかない。

軽トラの若いおじさんが降りてくる。
「後ろ押しますよ。」
お、御願いします!!!
トラックの脇、ギリギリの幅、ガケッぷち側、
ふぁいとー!いっぱぁーつ!なCMのシーンそのもの。

やった、トリッカーをガケに落とすことなく通れた・・・
ありがとうございます、ありがとうございます!
ほんとにありがとうございます!

おじさんの話を聞くと
「すぐそこが頂上だね。」ということらしい。来たっ!
「じゃ気をつけて!」
わかれる、

が、すぐ出会うことになる。
こんどはね・・・こっちが・・・
そしてまた
ファイトーッ!!!!
一発!!!
リポビタンのCMをやるハメになるんだ(笑


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