Trips with my RV.

RVでの小旅行。

京都2日目

2009-11-25 21:26:44 | アウトドア?
今日は娘のリクエストである10円玉の模様に使われている平等院と、妻のリクエストである源氏物語ミュージアムに行って帰る予定である。

紅葉シーズンも終盤だが、紅葉の京都は「人大杉」で在った。宇治市は少しはマシかも知れない。

妻が源氏物語ミュージアムに行きたくなったのは今月初旬の新聞記事からだそうだ。「源氏物語」54帖には存在しないが、その存在が古い注釈書などに巻名だけが残っている「巣守帖(すもりのじょう)」の写本の一部が発見された・・・そうである。その写しも展示してある・・・のだそうだ。源氏物語・・・は知っているが、古文の授業で抜粋されたモノを読んだ以外では読んだ事が無い私だが、妻は原文で54帖を読破したそうな。娘は漫画で読破したそうな。

チョット出遅れたが9時過ぎには平等院横の民間駐車場に無事入場した。1日料金で700円(普通車)だそうだ。

時間も早いので平等院は空いていたが、真っ先に鳳凰堂内部拝観の申し込みをしてから園内を観て回る。内部拝観は20分毎に20名ずつなのだそうで、この時点で1時間待ちである。残念ながら建物内では写真は撮れない。



平等院鳳凰堂は・・・小学校の修学旅行と大学生の頃の2回行った筈だが、鳳凰堂の形には覚えがある様な気がする(?)が、他は何も覚えていない。鳳翔館 (平等院ミュージアム)が無かったのは間違い無いが、ゆっくり拝観したのは正直初めてである。基本的に哲学としての原始仏教信奉者だが、宗教としての仏教には興味が無いので寺院仏閣にも興味が無かったのであるが、寺社マニアの妻の嗜好が少しは判ったような気がした。

平等院鳳凰堂は・・・約1000年前の最先端技術の結晶なのだ。現在でならギガビットネットワークに繋がれたスパコンで描くCG立体映像となるのだろうか?

私自身は、浄土宗(大乗仏教)の末法思想自体には賛同出来ない。大乗仏教自体が本来の仏教とは離れた存在だと思うので、それの登場自体が末法なのだからである。

その後、平等院門前で京風うどんを食べてから徒歩で源氏物語ミュージアムへ。ここの駐車場は狭いので空きが無いだろうと踏んだのだが、覗きに行って見ると若干の空きが在ったのは驚いた。宇治周辺には観光客は押し寄せないのだと思った。(が、離脱時の大混雑を見れば、中心部から離れているので午前中は閑散としているが、午後は流石に紅葉の京都なのだと思い知らされた次第)

源氏物語ミュージアム・・・ナカナカ立派な展示構成で、宇治十帖の世界観を私の様な門外漢(非歴男)にも判り易く紹介してくれる見事な施設だった。何よりも空いていて良かった(・・・と思ったが、離脱時には観光バスが何台も入って来て立錐の余地も無くなっていたので、午前が狙い目なのだろう)

13時半を以って帰宅の途に就く。京都帰りの渋滞に巻き込まれる前に離脱しないと・・・と思ったが、案の定、一般道で渋滞に遭う。ナビは京滋バイパス巨椋ICを目指しているが、同方向へ向かう渋滞から抜け出したくて1つ手前の宇治西ICへ逆行し京滋バイパスにスムーズに上がる。その後、一切渋滞にも遭わず無事に帰宅した。

反省点は多々在るが、妻子のウケは非常に良い京都キャラバンだった。次回以降、厚顔無恥にキャンピングカーで京都乱入の決心が付くかは疑問だが、小さなキャンピングカーだからこそRVのままで京都観光の足と宿を充足させる事が出来たとは思う。
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