切り絵と四方山話その８。 カイジと花札・菖蒲。

さんざんてこずっていた異色作もどうにかメドが立ち、
これまたさんざんてこずっていた構図もまとまったので、
どうにかこうにか間に合いました。
５月の花札切り絵。菖蒲とカイジくんです。


思い切った？配置変更。

カス、短冊、種（オイチョで言う１点札、５点札、１０点札）。
どれも中心に菖蒲が一本という絵柄なので、そのままでは無理があります。
元々完成している絵に別の絵をからませるので、それもしかたないか。


カイジくんアップ。

元絵は　♪足掻けば足掻くほ～ど～に～…な、アニメＥＤのひとコマ。
ずいぶんアンニュイな表情ですね。
雲龍紙の目を出すためにグレーの紙で裏打ち。涯のときと同じです。


菖蒲部分アップ。

とにかく花の絵が大きいので構図を考えるのは大変でしたが、
色付けは楽でした。が、線が太い…
久しぶりの切り絵だったからなあ。汗。


裏から見たところ。

かなり単純化したのですが、いい表情に切れたかな。
顔つきがちょっと子供っぽいところも、我ながらお気に入りです。


オマケ。台紙の金銀大礼紙を貼る前。

結構荒い舞台裏。笑。
構図がまとまるまでは本当に大変でしたが、切るところは少ないので
作り始めてからは短時間でした。５月中に出来てよかった。


もういっちょ。

うん。やっぱりカイジは切り絵がいいや。


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すっと立った菖蒲の姿が凛々しいので、自分的イメージとして
当初は森田かアカギさんにする予定だったのですが。
どうもうまくいかないなあ…などと迷っているところに、
連載再開のお知らせを知って、急遽カイジに変更しました。
合わせ技でアニメの２期もやってほしいなあ。
色付きでキューティクルつやつやの動くカイジにもまた会いたい。


“菖蒲”と“勝負”が掛かっているところはカイジっぽいかな？
何はともあれカイジくん、おめでとう。



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