東洋整体研究所blog

東洋整体研究所 院長が書く健康と身体についての色々

なぜ、他で治らないのが治るの?

2022年11月14日 | 整体
私の治療院と、整形外科や他の施術所の違いを端的に説明します。

1 原因の考え方が違う
整形外科ではレントゲンをはじめ、骨から考えが始まります。
しかし実際、

身体を動かしているのは筋肉です

その筋肉が思うように動けない(五十肩や膝痛、バネ指等)場合と
動かした時に痛みがおこる(腰痛他)のが問題なのです。
そしてこれを是非、知っていただきたいのですが

筋肉は悪くない。弱くない。

力が入って縮まっているから力がいれられない


これが本当の理由です。
整形外科には、この発想がありません。
私の治療院では、これに基づいて施術をするので、

他では治らない症状を改善することが出来る

のです。その方法は↓

2 テコを使って個別の筋肉にアプローチする

筋肉は表皮の所だけでなく、何層にもなっています。
そして、その筋肉は動きによって、別々の働きをします。
しかし、一部の筋肉が硬く縮こまってしまうと、
他の筋肉に支障がでて、動けなくなってしまうのです。
私の治療院では、それに対して

てこの原理

を使って、深層の筋肉に対してまで、一つ一つアプローチすることができます。
この発想も整形外科にはありません。

骨に異常がない。その通りです。

ならば何が問題なのか?

それをキチンと突きとめて、解決すれば

必ず症状はなくなります。

私の治療院が他と一線を画すのは、まさにこの点であります。

肋間神経痛

2018年11月12日 | 整体
脊柱の範囲に入るモノで、特に

一度、来院されてみては?

と声を大にしていいたいのがコレ、肋間神経痛です。

西洋医学では、ストレスや姿勢からくるもの、という扱いです。

勿論、胸膜炎や脊髄の病気からきているものは整体の範疇外です。

でも「何だか原因がわからないけど」症状が肋間神経痛

というものに関しては試す価値があります。


そもそも肋間神経というのは肋骨の裏側に走っている神経の事です

それが何らかの理由で痛いと知覚する→肋間神経痛 となります。

これがそもそも、微妙な問題で

西洋医学では何科を受診するところから問題になるのです

部位から行けば整形外科。

でも痛みだから脳神経外科。

楽になりたいなら麻酔科外来。

でもちょっと待ってください。

何でこの症状が現れたのか、何も解決してませんよね。


そこで整体の見方を説明してみたいと思います。

肋骨は脊柱(胸椎)と関節をつくっています。

その脊柱の上を幾つもの筋肉が走って、背骨を支えてくれている訳ですが、

これらが収縮して本来の位置にいられなくなると、

関節の部位にテンションがかかります。

神経は脳と脊髄(脊柱の中にある)からでるもので、

その出鼻のところで押さえつけられて

知覚として肋骨に沿って痛みがでてくる、と

 実際、この症状の患者さんを数十例みていますが、

最初背中のほうが原因というと

皆さん「?」とか「そんなバカな」という反応をされますが

施術を終わってみると

「アレ?」「楽になってる」

と不思議そうな顔をされてます 苦笑

私にしてみれば、至極当然の話なのですが。

そして数日して

「痛みが出てこない」「普通に生活できる」

という話をされる事がほとんどです。


原因が何か。

そしてその原因をとるにはどうしたらいいか。

西洋医学が向いている分野があります。

逆に東洋医学の方が向いている分野もあります。

この症状の場合はまさにそれで、どこにいっても辛いままで

痛み止めでどうにか暮らしている、という方こそ

一度来院されて試してみては?とお伝えしたいです。

側弯症

2018年11月12日 | 整体
側弯症は脊柱(背骨)の並びが歪み「く」の字型になる症状のことです。

圧倒的に女児に多く、「>」の字型になる事がほとんどで10度以上の角度がつくと診断名がつきます。

更に20度まで角度がすすむと対策をとり、40度を超えるとオペ(手術)というのが西洋医学的所見です。


 さてこれを整体的所見からみていきましょう。

まず、前回も書きましたように脊柱の並びがずれるのは骨自体のせいではなく

筋肉がそのずれた位置にもっていってしまってる

という点から入ります。

 じゃあ何故女児に多いのか?

これは男児より女児の方が筋肉量が少ない為に、男児ではその成長と共に伸びる過程で

吸収されるはずの「歪み」が、吸収しきれずに脊柱を逆くの字型にひっぱっていくのです。

では何故、逆くの字型(>)に歪むのか?

これは当たり前の話なのですが、右利きの人の方が多数ですよね?つかえば当然疲れがたまる

右肩から肩甲骨、上背部にいたる部位に疲労が蓄積されて、筋肉の収縮が強くなる→側彎をひきおこす

というように考えられます。

基本的に西洋医学では筋肉の収縮は、脳から命令がいってる場合とそうでない場合の区別をつけない

(つけられない=画像診断等で)ので、こういう考え方がなされないのです。

 私の治療院ではどうするのかというと、まず根本的に「悪くさせない」です。

つまり10度近くまで歪みが出てからどうしよう?ではなく、早い段階で側彎を引き起こす筋肉に

アプローチすれば、そこまで悪くならずにされる事が出来るわけです。

それには上背部だけではなく 肩 首 腰 まで関係してくるので、その筋肉の状態まで含めてゆるめていきます。

当然、肩は腕ともつながっていますし、腰は骨盤との兼ね合いもあるので、ほぼ全身の状態管理が必要になる訳です。

ただし、私の治療院でも「何でも戻せる」という訳ではなく40度を超す歪みに対しては、

「それ以上の歪みを起こさせない」

ことは可能でも

「元に戻す」

という事は難しい場合がほとんどでもあります。

 ただ、この辺りの角度や状態は個人差がかなりあるので、一度診せてもらわないと何とも言えないことが多いです。

猫背

2018年11月12日 | 整体
背骨の歪みといえば、猫背と側弯症が代表格

猫背から話をすすめていきます

猫背は西洋医学では「異常なし」の診断になることがほとんど。

といいますか、腰が曲がった老年の方とかまで含めると脊柱の前傾は潜在的に実に多いです。

これに対して「姿勢が悪い」と指摘されることが多いのですが、整体的所見から言わせると

身体に歪みがあるから、その負担(歪みの)を逃がす為にそういう姿勢になってるのです。

例えて言うなら、足びっこひきづりたくてひいてる人いませんよね?

あれは普通に歩きたいだのけれど、足が痛くて仕方なしにびっこをひく訳です。

それを「あんな歩き方してるから足が悪くなる」

というのでは本末転倒ですよね。

猫背も 本来なら筋肉が真っ直ぐ脊柱(背骨)を立たせてくれるはずなのですが

筋肉が始めから力が入ってしまっているので、更に力が入れられない→支えきれない

という訳です。

 例えば、力いっぱい握っている手を「更に力いれて」と言っても、力それ以上は

はいらないですよね?

 背骨をまっすぐに立たせている筋肉が、疲労や冷えやストレスによって

最初からいっぱいいっぱい力が入ってる状態になってしまっている、という訳です。

 なので、その筋肉をゆるめてあげればいいのですが、

表側の筋肉はそれこそマッサージや接骨院でもゆるめることが出来ても

深層(骨の近くの深い部分にある)の筋肉をゆるめる手技がないのです。
 
私の治療院ではそれをゆるめる手技があります。

 また以前にも書きましたが「はってる」部分は「引っぱられてる」のはってるであって

背中を前傾させる筋肉は背中だけでなく、腰・骨盤・肩~腕・首との関連もあるので

西洋医学の様に「猫背」だけをみていたのでは改善することは難しいのです。

私の治療院ではそれを脊柱を歪ませる原因からみていくので、根本的に治療していくことが可能です。

腰まわりのストレッチ

2018年11月12日 | 整体
さて次は腰まわりの筋肉をのばす方法=ストレッチです

まずはじめに理解して頂きたいのは

大腰筋と腸骨筋(2つ合わせて腸腰筋と言います)という筋肉をのばす、という事です。

この筋肉は腰と骨盤の内側から太腿の骨(大腿骨)の小転子という部分につくもので

他のストレッチではのばせない筋肉なのです。

それでいて、足を前に出す(正確には太ももを前にだす)筋肉の要なので

疲れがたまらない、ということがないのです。

早速やり方ですが

1 まっすぐに立つ

2 足を左右に広げていく

3 その際、膝は曲げない 腰も曲げない反らない

4 そしてつま先ではなく、足の小指側が身体と90度になる様に(直角に)する

5 そのまま痛くない(ココ重要)ところまで広げて、そのまま1分保持

以上です。

1分は長く感じると思いますが、強い筋肉なので1分位みてあげないと思うようにのびませんので。

携帯でメールしながら電話しながらでも構いませんので、是非やってみてください。

1分たって足をゆっくり閉じると、お尻のあたりの筋肉に血の巡りがよくなったというか

じわ~~~ って感じがあるかと思います。

それこそがストレッチの効果です。

これを日に5~6回。面倒だと思いますが、是非続けてみて下さい。

1日位ではかわりませんが、もし2週続けられるのであれば、疲れ方等かなり変わってくると思います。

まとめとしては

ちぢこまった筋肉はのばしてあげればいい

そしてアレもコレもと言っても続きませんので、まずは2つ。

これを是非ためしてみてください