かおさんのみみはねこのみみ

ふたのないたからばこ
〜コトバのむこうにあるもの〜

米を炊く

2014-01-28 | 日記
最近、ごはんを土鍋で炊いています。
そう言うと、さも まめな主婦のようだけれど、これも ひとつの手抜きの一環なのです。
なにせ、一時期のような 一升炊きの炊飯器のお世話になるような日々ではなくなり、このほうが、思いのほか 早く炊きあがるからです。

ごはん専用の土鍋も売っていますが、普通の土鍋で炊いています。ただ、やってみたところ フタは重い方がよさそうなので、上にひとつ こぶりの鉢を おもりとして乗っけています。
火加減は、クックパッドで調べて 一番簡単そうなのを採用しました。
もっと極めれば もっとおいしい ごはんになるのでしょうが、“食べられる”という必要最低限のライン設定であれば、これで十分クリアします。

もちろん 炊飯器のように タイマー設定はできません。
その分、目の前で炊きますから、単純に、数分前には硬い米だったものが、次 フタを開けたとき、湯気とともに姿をあらわす 白くて艶やかな ごはんには、毎回 感動を覚えます。
おー、すげぇすげぇって。

一日の中で、小さなことでも「すげぇ~」って思えることに であえると、だんだん 自分の曇りが取れていくような気がします。
茶渋みたいな曇りが。気のせいかな。
気のせいでも いいや。
今日も 米を炊くんだから。