三回目の

月命日です。
雪が降っていたあの日。
暑い梅雨（秋田はまだ入梅してないけど）。
季節は変わっている。
でも変わらない。たとえ季節が僕の心を置き去りにしても。ｂｙken Hirai

なんでだろう

酒…ほぼ毎日。週に３日は外に飲みに出る。
タバコ…１日２箱。
食べ物…コンビニ弁当、カップめん、サプリメント、スタミナドリンク
休日…月に１日～２日程度
平均睡眠時間…４時間弱。
こんな俺が健康体。
なんでだろう。

闘病生活

１年間も闘病生活を過ごしたカミサン。
自由な生活を奪われた一年間。
行きたい場所にも行けず、食いたいものも食えず。
たまにある外出外泊を楽しみにしていた。
映画・ラーメン・コーヒー…。そんな日常生活を奪った病気。
ごくありふれた生活を心待ちにしていたカミサン。
最期の２ヶ月半は病院から出ることなく過ごした。
ちょっとしたことが遠足気分だって言ってた。
そんなこと思い出すと、胸が痛くなる。
「がんばれ」「かわいそう」このふたことが一番言われたくない言葉だって言ってた。
でも今になって心底思う。

かわいそうだった。

クソ忙しい

とにかく仕事に追われる毎日。
今度の週末、久しぶりにゴルフを予定していた。
妻の葬式の時以来顔を合わせていない、比較的年齢の近い先輩たちに誘われていた。
「みんな心配してるんだから顔見せろよ」って誘ってくれた。
過剰な気遣いじゃないし、全く妻のことに触れられていないわけでもなく、何か心地のいい誘われ方だったので、俺もすっかりその気になっていて、楽しみにしていたのだが…。
竣工間際、やっぱり休めないなあ。　

妻のことに全く触れられないのは凄く疲れる。気を遣ってくれてるのかもしれないし、おそらく周りの人たちは、俺に対してどう接していいのかわからないのだと思う。だからといって、過剰に話題に出されるの辛い。幸いにしてそのようなことはないのだけれども。
やっぱり、周りの人たちのほうが俺に対して接しにくくて疲れてるんだろうと思う。
今回のゴルフはそんな心労を感じないのかなって思っていただけに、何か悔しい。
恨むぜ！施主様及び元請のゼネコン様よ。

去年の今頃は…

今日は疲れました。仕事のトラブル多くてブチ切れっぱなし。

去年の今頃は…っていつも考えています。
梅雨空の季節はどうだったかなあって。
確か、抗がん剤の効き目が出始めて、かつらを買ってあげたのが梅雨空の日だったなあ。
そのかつらも妻と一緒に逝ってしまったけれど。
俺がかぶって笑わせてあげたなあ。そしたら義父もその気になってかぶってた。

そんなこと思い出しては…　いかんいかん。　

その後のこと

現実的な話になってしまうけど、遺産といろんな給付金のこと。
僕たちは子のない夫婦だったから、法定相続人は配偶者（僕）と妻の両親ということになっています。
今のところ仕事が多忙でそのへんの手続きは放ったらかしなんだけどいずれしなくちゃいけない。
そうして妻のいないことがまたひとつ現実になっていくんだなあ。

元々、同居生活が殆どないまま妻は去ってしまったから、いつも一緒にいたわけではないから、
今のこの僕の一人暮らしも以前と全然変わっていない。
週末になれば妻のいるところに帰って夫婦生活をしなくちゃって思ってしまう。
だから土日はブルーです。今はずっと休みなしで仕事してるからいいけど、一段落したらどうなのかなあ。

頭の中と心の中

妻が他界したことを知らない妻の友人や旧同僚から未だにメールが来る。
連絡が行き届いていないことをお詫び申し上げるしかない。
共通の友人を持っていての出会いではなかったため、妻の交友関係を殆ど知らない。
それを知ることすらさえもこれからという時に病魔に襲われた。

頭の中では理解している。受け止めている。妻がもういないこと。
心の中では受け入れていない。現実感がない。
週末、帰れば「おかえり」って迎えてくれるような気がする。
夢の中ではまだまだ新婚生活。
夢の中で気付く。妻がいないこと。そして目が覚める。

思い出。想い出。

妻がいなくなって２ヵ月半。
納骨も先週済ませた。ずっと妻の実家の両親の元にいたのだけれど、
１００か日の法事を早めにして納骨した。
息子のところに行ってしまったよ。
僕もまた一つ年をとった。
妻のおばあさんが亡くなった。同じ時期に同じ病院に入院してた。


いつも、何か書こうと思ってブログ開くんだけど、書けないや。