ドクダーさとうの自然情報

ドクダーが見つけた身近な自然情報

ミドリシジミ

2022-06-14 19:53:06 | 昆虫


シジミチョウ科。成虫の前翅長は2cm前後。

雄成虫の翅は、表面全体が金属的な光沢をもった鮮やかな金緑色。成虫は、年1回だけ6月-8月初旬に発生する。
幼虫はカバノキ科のハンノキ、ヤマハンノキ、ミヤマハンノキなどを食草とする。卵はハンノキの幹や枝に産み付けられ、そのまま越冬する。

クリシギゾウムシ

2020-10-20 21:58:35 | 昆虫


ゾウムシ科 体長6~10mm。
 大変に口吻の長いゾウムシ。口吻を除いた体長は-10mmほどだが、雌が雄より大きい。口吻の長さはもっと差が大きく、雄では約3.5mmに対して雌では約8mmに達する。背面は全体に濃褐色で灰黄色の鱗毛が密生している。触角、口吻、歩脚は赤褐色。触角は雄では口吻の半ばから出るが、雌ではずっと後方から出る。雌はクリ、コナラ、アベマキ、アカガシなどの実(ドングリ)に産卵する。灯火にも集まる。クリの実の害虫。

 

オオゴキブリ

2020-08-15 20:19:06 | 昆虫


オオゴキブリ科。40~43mm。
光沢のある黒色の大きなゴキブリ。暖地の自然度の高い森林に多い。
朽木の中で成虫・幼虫が群棲し、朽木の木質部を食べる。自然界の分解者である。朽ち木を割ってオオゴキブリをさがすと、翅を持った成虫や小型で翅を持っていない幼生が同時に複数見つかることがある。それは、朽ち木内で親と子など家族が一緒に生活をしている。

ミヤマクワガタ♂

2020-07-05 20:44:01 | 昆虫
クワガタムシ科。大きさ ♂ 43-72mm ♀32-39mm。
 クワガタの中でも最もなじみ深い種類のひとつ。オスは、他種に比べて黄茶色っぽく、頭部の両側が張り出しでいるのが特徴。
「深山」の名前のとおりやや山地性だが、平地~低山地にも広く分布する。
クヌギ、コナラなどの樹液にやって来る。成虫では越冬しない短命タイプのクワガタ。

オオヨシキリ

2020-06-02 20:41:16 | 
ヨシキリ科。
全長18.5cm。雌雄同色で、背面は緑褐色。
「ギョギョシ ギョギョシ ギョギョシ」などと聞こえる大きな声。「行々子」は夏の季語。多数がさえずっていると暑苦しいし、うるさいとさえ思うことがあります。アジア大陸の中緯度で繁殖し、冬期は熱帯地域へ渡ります。日本では全国で繁殖する夏鳥。河川、池沼、海岸などの水辺に広がる葭原に生息する。