世界の社窓から8

　お昼休み、重低音を轟かすタグボート３艘とともに大型タンカー(PLEASANT SKY号、パナマ船籍)がやってきました。これ、対岸にある旭硝子千葉工場への原料運搬船です。巧みなタグボートの操船によって、ぴたっとバースに横付けされます。これから数日掛けて原料が運び出され、原料の白い山が築かれていきます。山が大きくなるとともに喫水線が水面上高くなっていくのを観ると「一生懸命運んできたんだねぇ～」なんて思います。空になって出船するときも実は見物、タグボート全出力で引き出して、この運河の中で回転させるときが最大の見せ場です。