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NHKの地震速報・「津波20cm報道」~アナウンサーの発言で改善すべき部分。

2012年03月22日 23時22分09秒 | 放送/報道関連

NHKの放送で、「東日本大震災の検証番組」を見たが、震災当時の地震速報で、最初、「大津波警報が出ています!」とアナウンサーは述べていた。

暫くしてから、第一波の津波を「20cm」とアナウンサーは述べていた。

これは、正しい情報であるが、第一波の「弱く、ほとんど影響のない津波」は報道しない方が良い。


この「津波20cm報道」を行った為に、これを聞いた人々のほとんどは、「なんだ、大丈夫だ」と思ったに違いない。

この報道によって「多くの人が犠牲になった」と言える。


報道機関はこの部分を考え直す必要がある。


この「津波20cm報道」を行っていなかったのなら、現実の死亡者数よりも「被害者数を明らかに少ないものに出来た」と言う事が言える。


アナウンサーの言葉は非常に重いものだ。

逆に言えば「NHKの津波20cm報道」で多くの人々が「勘違い」させられ、「犠牲になってしまった」と言う事も言える。


アナウンサーが悪いのではないが、「一言の違い、一言の配慮」で、その結果が、異なる「大きな違い」になると言う事が言える。


この「津波20cm報道」と同等な出来事は今後は「絶対に発生させてはならない」。


大地震発生後の、「第一波の、小さな津波報道」について、「人々が避難をしなくなる」ような「小さな高さの津波」については、報道してはならない。



追加として、福島第一原発、爆発事故で、NHKは独自の報道を行うべきであった。

結局の所、当初、枝野氏は「放射能の影響は直ちにはない」と述べていたが、これを信じた人が、どれだけ深刻な影響、被曝を受けたのであろうか?。

海外報道のように「独自の取材、報道」を行うべきだ。

このような緊急事態では「国から配られたペーパーだけを読む事は、国民を危険に曝す」事に繋がる。

このような状態ではNHKは、「独立した報道を行っていない」、「本当に独立した機関なのか?」と言う事が問われる。


追加として、最近、気になった部分がある。

それは、どの部分なのかと言えば、NHKの関東地方の放送内容は従来は同じであったが、4月からは北関東、「群馬と栃木」については、他の関東の地区と放送内容を変えるようだ。

それは何故なのであろうか?。

個人的に考えたが、福島の隣接県(放射能汚染地帯)なので、「放射能の影響、キノコや川魚などが汚染」などの報道を少なくするする目的があるのではなかろうか?。

直感でそのように思う。

「問題を隠すのではなく、問題を表に出して解決する」と言うのが正しいやり方だ。


隠蔽は「新たな問題を生み出し、「元の問題に新たな問題を付加させる」と言う事に繋がる。

行うべきではない。


報道の自由は「貫くべき」、その一言だ。

そう出なければNHKは民営化すべきだ。








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