とうとう
雪が降った。
虎姫の生息する県境の方は1㍍近く。。。(スキーが可能)
縄張りの市内は30㌢位。
雪が降っている時は怖くないけど(皆がゆっくり走る)
春先の凍結の方がはるかに怖い。
若者の怖さを知らない4駆の凄まじさ…
とりあえず今の
降雪をクリヤーしなければ…
朝、孫のオッカサンに頼まれて、保育園へ送ることに、
早番で出勤したオッカサンから携帯が鳴る。
同じ雪道を走ることになる道路状況と思いきや…
ガス欠でどうすればいいかと…
(…朝早いので暫く頭が動かない)これは、いつも。
いつもガソリンを入れるスタンドに、取り合えず、
携帯用のタンクで持ってきてもらうように言う。
こちらは問題の孫、ご飯は食べるのが遅く、着替えは亀。
「ボタンなど車の中ではめなさい」と、
近くの保育園へ~~~
雪
は車の腹をこするほどある、園の道は除雪車が入ってなくて、
駐車場も除雪してない
(保育士さん、ゴメンなさい、土曜日も見てもらって、おまけに、1番到着)
ターン出来ずに田んぼの中の道を1台だけ通ったと思える道を
300㍍ほど直進(車は雪をズーと、こすっている)
(え~ん)何時、動けなくなるかと緊張。
運良く、一本道を脱出(除雪してある道へ)、、、少し遅刻しますと連絡。
そして~~それからが
本番の雪道での仕事開始。
車庫出発して直ぐに、無線が鳴って、、、
他の車が豪雪地帯の白山地区への仕事をゲッツ。(ご苦労様です)
又、同じ方面をよばる無線。
近くの国道進行の虎姫が答える。
「っへ?サッキの白山地区へ???」
虎は「出来ない」と言わない事にしているの、これが信条。
さっきのタクシーは断ったようなのね。(ふん、根性無しめ)
虎姫の会社ではトヨタのコンフォートという車種を使っている。
タクシーは殆んどこのタイプなんですね。
で、この車、後輪駆動車なんです。
最近主流の前輪駆動(俗に言うFF)とは明らかに雪道に弱いの。
アクセルをほんの少し強く踏んだだけで、モンローウォーク、
俗に言う、お尻を振るの、、これサーッと冷や汗が流れる。
虎はこの世界へ入る前マツダのツーシータの車に10年弱乗っていて、
あの車で、16万キロ、ネットで中古車市場を見ても、
これだけ走った車は見当たらない。
もっとも、もしかしたら、気の移りやすい年頃の人の車で、
じっくり乗る車ではないかも知れない。
そうこの車は、
雪道にとっても弱くて、何度泣いた事か、
いつもホンダのプレリュードと2台、トロトロ運転してたの。
虎姫が免許を取った頃はFFなんて無かった、
でも、当時チャンと走れたじゃないか、、
と、タカをくくっていたのかもしれない。
あれは皆がゆっくり走っていたからどうってこと無かったの、
今はFF車の力強い事!! もとい。
白山地区は名前通り、真っ白、平地の3倍くらい雪がある。
温度も低くて、
雪質も全然違う…
お迎えの家は簡単に見つけられて、ご乗車頂いて、
雪を口実にユルユル運転。
お客様は2名(ラッキー)車は重い方が断然有利、揺れない。
JRまで、お帰りも予約頂く。
(-"-;) 今日はこういった日なのね…
病院へ配車されて、「ヘイ毎度」
ご夫婦、50代。
外泊許可が出て2ヶ月ぶりの帰宅だって。
(行き先)川端康成の雪国そのまま。
トンネルを出ると雪国だった、と出張のサラリーマンがおっしゃる、
トンネルの際、このトンネルがある山並は
その昔織田信長も攻めてくるのを躊躇したところ、県内の豪雪地帯。
天気予報でも、積雪情報に必ず載る。
今日は何故か姫好みの距離で、
雪まみれ。。。。。
イヤイヤ、同僚運ちゃんもキット大変な思いをして仕事しているに違いない。
2本のワダチそのままに走るだけ、、、
途中、ワダチを外れると大きくバウンド、こと、2回。
でも、車はワダチに帰って黙々走る。
今日は長々と打った。
もう一つ、、、オマケ。
マイカーにて喜々と帰宅途中。(暗い)
市内を流れる大きい川の堤防で停車。
降りてみると…
軽自動車の前輪が川のほうに落ちかけている。
ワイヤーで引っ張っている車があって、見ていると、上手く堤防の道に修正。
時たま落ちる事がある。(この川幅でフェンスが無いなんて~!)
「落ちるのを3度も目撃しましたで」とは近所のお客様。
クワバラ、クワバラ。。