常夏ならば振り向くかも

語り部である私が提供する、今そこにあるチープでホットな噺の数々を口承するブログ。一話解決を目指して今日も喋ります。

パッシング

2007年06月29日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
近所で蛍の放流会が行われた。
この辺の風物詩で、ちょこっとした出店や音楽会が催される。

蛍とお祭りは好きだから、今回もツッカケをペタペタ言わせて
河原に向かった。

うーん見えん!

ギャラリーの数が40人に居て、蛍が1匹居るか居ないかなので探すのが一苦労。

一つ発光すれば

「あ、いたいた!」
「あそこ!」
「どこどこ」
「ありゃりゃ」
と歓声が上がる


出店で光る腕輪を買ったのだろう。
子供がキャッキャッと雑踏を駆け抜ける。

ったく人が多いってのに!と思うものの、一輪の蛍光を追いかけるお母さんもセットで観れば、これも蛍みたいなものかと優しい気分になれる。

類似して歩きタバコも蛍!?ですかな。


また明日以降、観に行くことにする。ちょっぴり贅沢かも

悪党

2007年06月28日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい
都電で日々通ってますが
車中何をしているかっていえば、先ごろ出された「常夏白書」によれば

ボーっとするがダントツである。

その他ってのは色々あるそうで内訳としては「機関と化す」が一番のようだ。
自ら都電の機動システムとなって、行く行くは自衛隊から最終兵器へと改造されて(以下略)


話は話として
久しぶりにガンを飛ばすことになった。

相手は女性。可愛いい。いや可愛くは…微妙。
その女、具合が悪いとも疲れている感じでもなかったが
空いているのに俺が座る前に立ち、ジッと見つめてきた。

目つきが悪いと言われるタイプだろう。
俺もそう言われるからわかるが

これが普通の目線なら良いが
「目の奥を見る目線」脳を読む目線。思考を探る目線である。
滅多に出逢わないこういう方。

はっきりいってこちらは辛い。

目線は外しているが、なんか痛くて熱い。
只者じゃない!
心を読む。すなわちドラゴンボールでいうならば、カリン様である。

むかついたから邪眼『奪還屋GetBackers(漫画)』で対抗する

ちょっとして
「ハァ」とため息ついて、吊り輪にある腕にもたれ掛った。

仕方ないと思い、立って移動した。


なんか、まずいことしちゃったかな

喩え能力者だとしたらば
何がみえたんすかね、その溜息も何じゃ。

やっぱまずいことしちゃったかな…。


って勝手に推察するのも!円グラフの中に入ってますしね!!




ほ、惚れたわけじゃないよっ

ユビキタス

2007年06月25日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい
早起きは三文の徳だ!


6月25日(月)
深夜1時半に目を覚ます。
起きて早々、同時多発的にパソコンを付け扇風機を回す、そして尻と背中をボリボリとかく。

パソコンが立ち上がった頃「部屋を模様替えするっかな」と閃き、何かに取り憑かれたかのように掃除を始めた。

起動されたMSNメッセンジャーには
「まだ寝ないの?」とkataageよりメッセージがある。

つうか今起きたし

気分を乗らせるためにラジオも起動。
http://www.tbsradio.jp/mixup/
「ミスターチルドレンでシーソーゲーム」
おっ
いいね~

「歯をシーハーさせて、シーハーゲーム」
なんちて
とボヤキながら聴いていると
「本日は4時までミスチル特集です」とMCが言った。

つづくミスチルの曲のリクエスト


ミスチル!ミスチル!!いえい
喜びのままパソコンに向かいkataageに、この事を伝えラジオ掛けるように促した。


向こうもノリが良くなってきて
歌っているのか
指先だけが反抗期なのか

チャット画面に歌詞を載せてきた。

付け入る隙がない。彼の1人相撲であるからして


:殿でいい :kataage


ま、悪くないか
と思い。バックで流れる音で付き合った。

それから30分後


:殿でいい :kataage


カラオケチャットと化していた。
代わりばんこに次の歌詞を書いていく
曲に遅れてはいけない。故にタイピングミスも起きる。後で見直してみるとなかなかオモロイ。

日本全国、何千人何万人が同じ時間を共有しただろうか
そして私達と同じくカラオケチャットをしていたのだろうか
このミスチル特集は「終わりなき旅」で幕を閉じた。



♪ポーン 4時


この後、フジテレビの『めざにゅー』に視点論点は移り、家を出る七時半までチャットは続きましたとさ。


この一日、ずっと頭がぼっーとして俺。
隙あれば寝たいと考えていた俺。
気を26回は引き締めた筈の俺。

早起きは三文の徳というけれど

早すぎちゃ駄目だろぉ~

暴露

2007年06月22日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい
後尾のCが前の二人のコップの中をみての発言に注目しよう。

Cが「分かった」と言う場合、前の二人は組み合わせから
『コーヒー・コーヒー』か『水・水』しかありえない。

それが「分からない」と言ったとなると、前の二人は
『コーヒー・水』『水・コーヒー』の組み合わせだけになる。


即ちAがコーヒーということなので、Bは水になりますな。

大人の階段とか勝手に上れ

2007年06月20日 | 『今そこにある既知』 今これが言いたい
カテゴリー『光源Xを探れ』の純検証第一回、Xな1「その秘部にはあまりにも強い、誘惑が!」を終えた。
やっぱやるからに注意書きも示さないといけないなと、昨日今日で考えさせられましたね。

題材としては社会科か理科、家庭科あたりがやりやすいかね。
取り上げるとしても小学校レベルですよ。
といっても今の小学校の授業レベルって高いよね。電車の中でどこぞの塾の広告あるけれど、そこに載せてある問題俺解けません。



この間、同期の人が


こんな図を描いて問題出してきたのね。

概要としては



コーヒーが入ったコップ2つ水が入ったコップ2つ
合計4つのコップがあります。

こうやって棒人間A~Cに前向きで階段へ座ってもらいました。

そして黒子が奴らの後ろに、コーヒーか水のコップを適当に1つずつ置いたそうです。

棒人間は自分の持っているコップに何が入っているかは分かりません。
ただし

BはAのコップの中身
CはAとBのコップの中身が分かります。

また
原則的に後ろを振り向くのは駄目です。

それでCから順に
前のコップの中身と後ろの人の証言を参考にして

自分のコップの中身が

分かるか、分からないかで尋ねたそうです。


Cは「正直すまん。分からない」と言ったのにも関わらず

Bは「へっ、分かったよ」と生意気に言いました。

Aは「分からない、辛い…」と言い、しょ気てました。


さて
Aのコップの中身がコーヒーだった場合、Bのコップの中身は何だったでしょうか



という問題。
本当は「自分の分も含めて、他の二人のコップも分かる奴はA~Cの中で誰だ」だったと思うけれど、上の方が整理しやすいと思って変えました。

超簡単!?




この世の中、上に立つ者こそ自分のことは案外知らないものなんすかねー。
中間層こそやりますな。

Xな1 「その秘部にはあまりにも強い、誘惑が!」

2007年06月17日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
宮崎あおいさんが婚約したでしょ!
だからそういう芸能情報に敏感な俺が、今回何らかの声明を出すと思ったらば




ツツジの話ですよ。


先日、たぬきさんのブログに行ったらば
ツツジの蜜を子供以来、久し振りに吸ってみたという話がありまして
それに感化されて自分も吸ってみたんですね。


(う、思ったより薄い)
たぬきさん曰く「味が薄くなったのか、大人になったから感じなくなったのか」なんでしょうか

折角ツツジを摘みましたから、ちょっくら観察することにしました。


なんだこれ
「どしたの」

ツツジも花びらを一枚二枚って分けられると思ってた。
ツツジは合弁花の種類であって、まとまってるんですね。だからポトリと落ちるんですか。



「めしべですね」
「おしべに囲まれちゃってさ」

「でもこのめしべとおしべの距離が難しいところで」
「風とか水とか、虫とかが媒介しちゃうみたい」

「どんな世界でも第三者が大切なんですね。あいのりでもそうやって背中押してくれたキャラっていたなぁー。いいひとですな」

「もう、久しく観てないくせに」



「ここをチュパチュパしちゃうのよ」
「はぁ

「花は蜜腺http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9C%9Cというのが分泌するみたいで」
「要はこいつらの受粉活動に誘われたってことか!」

蜜差し上げます>
花も綺麗でしょ>
匂いもいいでしょ>

そこで~お願いしたいのが、おしべの先っぽ(葯)をちょーっと触ってから、めしべの先(柱頭)に触ってあげてくれないかな~。ちょっとでいいからさ!ね!ね!
来年もー蜜吸いたいでしょ!だったらさ!ね!!




「みたいな」
「そこまで主訴を読まないでも」

「ま、花がなんて喋っているかはわからないけどね」

「喋りといえば花言葉は、自尊心とか愛の喜びだって」


「ところで今日のブログ、テストにはどの辺が出るの?



宮崎あおいさんオメデトウ辺りを中心に…」


では
Ⅹ、散会!

サバンナ 後編

2007年06月16日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
前回までのあらすじ

カルガモの親子を見ようと近くの溝に赴いた殿でいい(暇人)。そこで遭遇したのはその親子と隙あれば狙うキャット(飼い)の真剣勝負。漫画で言えばバチバチな場面だった。どちらも一分の隙を見せない硬直状態。
バンド、変えてンドとなれば、ウルトラセブンの二週続きの最終回の、展開らしくなるってことで始まります。



ギロリ
(なんちゅう目だよ…俺も猫目だけどさ)
「猫じゃらしで遊ぶなんて駄目なんですかね

ギロリ


私にとって一番の戸惑いが
手を出して追い払うべきかどうかだった。
ここは溝に入らないようにフェンス&有刺鉄線が敷いてある。といっても此の位ならば乗り越えるのも可能。乗り越えないまでも石ぐらいは投げていい
子ガモは可愛い
猫はイヤラシイ


ただ手を本当に出していいのだろうか。
面白いことは面白い。勝ち負けよりも次の決定的瞬間が目の前で動くのにワクワクする。

うーん
(これが自分ちのカモだったらば猫を倒すんだろうなぁ)
(逆手にとってカモが猫より強い存在だったら)
(棒で殴返したり、レーザー出したりすれば猫を助けるんだろうなぁ)


テレビでアフリカのサバンナ観るけど。これがアレなのか!?
なんか違うような。似ているような。



思い入れがないだけあって、どうでも良いような良くないような。

わっかんねーな。両者が満足する結果であれば良いけど


スッ

ヌッ



今だ!と思ったらしく猫は身を屈めながら、橋桁に足を伸ばした。中間まで二歩。ジッとガンを飛ばす。親ガモはビッーっと鳴いたがそれ以上の声は出なかった。むしろもう警告ではすまない。

バサッ、ニャーォ!!ガサバサササ!


(そういえば)
集中して見ていたのは猫と親ガモの関係。猫のターゲットは親ではなく傍にいる子ガモ。





なんとか逃げ出せたか


そうか

「良かったじゃないですか、望んだ流れじゃないですか、Happy end

う、うん

「何か不満でも」


そもそも



カモの子供って何羽いたのだろうか。

二羽の子カモが居たのは分かった。でも二羽だけだったのだろうか。


それと猫が下に降りたまでは分かった。それから姿が見えない。
うも言わさず一瞬で仕留める技に長けている猫。もし子ガモがまだ居たのならば…。



猫もいちおは飼い猫だからな。怪我とかすると困るよな。


自業自得で干渉せず、所詮動物
うーんそんな気がするし、なんか釈然としないものもあるなぁ。

動物が救出されるシーンにはあんなにワクワク、涙するのになー。


あんまし人が入り込めないゾーンって身近にもあるものだね。
アウターゾーン!?



「とかなんとか言っておきながら、コメントくれた人の言葉使っているし」

俺が一番オイシイ

サバンナ

2007年06月14日 | 『光源Xを探れ』 殿(私)の見物検証記
近くの溝にカモの親子が来ているから、というので観に行った。

…。




ちょっ!
ちょっちょっ!




いいとこなんだ。ヒューマンはあっちいけ


タジタジ


話を整理すると、どこぞの飼い猫がカモ親子を狙っていてるという関係。
我がデジタルカメラの限界までズームしたが、ここが限界。

カメラのことよりも
やるかやられるか
神経と神経の鬩ぎ合いの真っ只中に突如ワープしてしまったのだ。

これがタイムワープいやタイプスリップするとなれば

ミッドウェイ海戦間近に飛んだイージス艦みらいの面々(漫画「ジパング」)
戦国時代に飛んだ伊庭3尉以下&島2等陸尉以下の面々(漫画「戦国自衛隊」「続戦国自衛隊」)
鈴谷比呂志(映画「この胸いっぱいの愛を」) の気持ちに

近づけるとか!
近づけないとか!



脱セーンした。


飛び降り仕留める速さは食肉目が得意とするもの
しかし所詮は飼い猫。隙は必ずある。首には鈴。貴様の一歩は敗北という音色を知らせているんだよっ
野生の性が実践経験の弱みを打ち消すことが出来るか。
うむ、殿でいいと似ておるな。



盛んに低く煩い「ビィービー」と鳴いている親ガモ。いまいち効果的ではない。
むしろ地の利が味方してくれるだろう。そうだ目の前の水が救いとなる。
ただこの親ガモは若い。そして最大の難点なのが子を連れていることだ。
歳は大人で口ぶりも大人といえども、子供っぽいことに興じる殿でいいと似ておる。

飼い猫vsカモ家族

(殿でいいvs殿でいい)





「ど、どうなったのこの後!!?」

「そこは…」




さぁさぁ!話は佳境に差し掛かるところですね。
猫・親カモ・子ガモ・殿でいいの位置関係、ここから発生する次のアクション。

といったところで恒例の想像タイムです。
素直な切り口でもお笑いな切り口でも良いですよ。
ちょっと考えてみてください