とのちゃんだって... たまにはいろいろ かんがえる

考えはじめて もう7年め。たまにはいろいろ。
ほんとに色々。ちょっとだけ、とのちゃんのたわごと きいてってちょ♪

注射 4日目。

2011-09-30 09:57:27 | a cancer patient

ずっと思ってたんだけど。

 

病院ってやたら注射が多い。

精密検査に来たときも いっぺんに5本血を抜かれたし。

入院後も検査だ 何だ で毎日なんか刺されてた気がする。

術後の何日かは特に 注射して血を採るのが日課になってたし。

 

入院前はほんとに注射が怖かったけど 今はたぶん ぜんぜん平気だな。

 

研修医の多い病院に入っていたので。

術後4日目には内科希望の研修医先生が採血にやってきました。

若くて雑談しやすい感じの男子だったので 色々聞いてみます。

『今日も採血か~。 痛いの、 嫌いだから痛くなく注射してくださいね~。』

『大丈夫 僕はですね。 注射うまいって言われてるんですよ☆

 だからぜんぜん痛くないですよー。』

ぷつんと刺すんだから 痛くないわけないんだけど。

そんな風にいわれるとやっぱりうれしいよね。

だからちょっと安心して腕を出すと。

『あ。 うそです やっぱり結構痛いです。』

そんな風にいわれる。 ちょっと驚いて反射的に腕を引きそうにすると。

『それもうそです。 痛いって言っといたほうが痛くないかなーと思って(笑)。』

…研修医に完全に遊ばれてるとのなのでした。

でも その研修医の先生、 やっぱりほんとに注射うまかったみたいで ぜんぜん痛くなかったのよね。

やぶ蚊にさされたか? 程度で。

『あれ先生、 ほんとに痛くないよ すごいねーうまいねー。』

そういうと、先生がまた言う。

『あのねとのさん、 実はですねー タネがあるんですよ。

 針にね 仕掛けがあるの。 やっぱり細い針なら細いほど痛くないんです。

 で 今日の針は いつもより細めで。 ただ 細いとその分 採血のスピードが落ちるんですよね。

 どちらが我慢できるか 患者さんによって違うんです。

 ちょっと痛くても 針が入ってる時間が短いほうがいいという方もいるし。

 とにかく刺さるとき 痛くないのがいいという人もいるし。とのさんはどっちがいいですか?』

『そりゃーもう 刺す瞬間が痛くないほうっ。刺さっちゃえば何分入ってても 痛くないから。』

研修医先生 また笑う笑う。

『わかりました。 じゃあ 今後とのさんの採血には この針使うようにメモしておきますね。』

これからの採血 あんまり痛くなさそうでちょっと安心。

でも この先生の採血と もう一人の看護師さんの採血が痛くなかっただけで

このあとの注射も痛いときは痛かったんだよね。

刺すときうっかり 消毒もせずに始めようとする人もいたし。

なんかちょっと緊張してるのがわかる看護師さんもいた(そしてこっちも緊張した)。

作業してくれる人の腕がやっぱり重要なのを 痛感したとのなのでした。

 

そして。 仕事柄医療器具にもちょっとくわしい妹によると。

この痛くない針って 一般的によく出回ってる針よりちょっと価格が高いらしい。

痛くない工夫がいっぱい詰まってるのかな。

(とのの入ってた病院は けっこう正統派ブランドを取り揃えていて

 わりといいものをすすんで使ってるところだったらしい。 ラッキーなことでした。)

というわけで もしかしたらどこの病院にもある針じゃないかもしれないけど。

どうしても注射や採血で痛いの怖い、 痛いの苦手、と思う人は。

痛くない針がないか 先生に相談してみるのもありかもしれないよね。

 

注射ぜんぜん平気 なんていっちゃったけど。

退院してからもうしばらく打ってないから。

今度注射されるときはちょっと緊張するかもな やっぱり。

慣れが一番の薬かも。

 

 


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