小説家への道(野望篇)

「との」との会話式日記になっています。現在、信長の野望・革新のリプレイ中。

作品は嗜好を映す

2005-08-26 23:13:39 | 日常生活
との:D-だよ、Mr.宮海。君がこれをニヤニヤと悶えつつ書いたとは思えない。
    萌えを極めようとする気持ちさえあれば、いつでも、どんなことがあっても萌えについて
    過剰に暑苦しく語れるはずではないか。
一龍:ユ、ユーリー・スコット先生……!(/_<。) と、昨日の「EVA&ガラスの仮面」ネタに続き
    『MASTERキートン』で攻めてみようかと思ったのですが、貸したままの単行本が返ってこず
     こんなニュアンスだったということしか再現できないので、ここで断念です(/_<。)
との:『MASTERキートン』は原作者(故人)と浦沢氏の間で確執があり、増刷をしておらんからのう。
一龍:後期のほとんどは浦沢氏と編集者のアイデアで描いていたわけで、そこの辺りの印税の取り分で
    揉めたらしいですな。結局、原作者である勝鹿北星氏の名前を小さく表示することで決着した
    はずなのですが、勝鹿氏の死後なぜか『美味しんぼ』の原作者である雁屋哲が出張ってきて
    話をややこしくしているという……。
との:相変わらず迷惑なやつじゃな、雁屋は。友人じゃったということらしいが。
一龍:話が脱線しましたが、宮海どのの回答が「D-」というのは、もちろん冗談ですからな。
との:長さは関係ないからのう。むしろ、メイドに対する偏愛ぶりが感じられて良かったと思うし。

一龍:そして、3つも同じバトンが回ってくるのは、人徳というべきなのでしょうか?
との:さてのう。なかなかない、面白い状況ではあるが。
一龍:ともあれ、回答の内容としては想像に近いものがありましたな。中原どのだけではなく、他の
    方のを見回してみても、その人の嗜好が作品に大きく影響しているかと。
との:やはり、そういう傾向になるじゃろうのう。ある意味、自分の願望を形にしているわけじゃ。
一龍:回ってきたときは、「とんでもないバトンがきた……」と思ったものですが、こうしてみると
    案外によい内容のバトンであったかもしれませんな。


Webコメントレス
「どもです。さてさてさてさて。文化祭の準備で忙しくなってきたら妙に小説書く気になりましたよ隊長」

一龍:まだ夏休み期間中でしょうに、もう文化祭の準備ですか。
との:文化祭というと、どんなことをやるのかのう?
一龍:どうなのでしょう。拙者のときは演劇部の演し物を強制的に見せられ、その他は部活ごとに
    しょうもない出店などを出すぐらいしかありませんでしたが。
との:早く帰宅できることだけが嬉しかったのう。
一龍:ですな。まあ、忙しくなると小説を書きたくなるのはよくあることですな。

最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
にっふっふ (ことら)
2005-08-27 08:47:15
良かった良かった。

幸福の手紙まがいな「萌えバトン」を喜んでもらえて。

そういえば……中原さんの日記を読んで、自分の最萌場所とキャラ、思い出しました。

19世紀末のロンドンと切り裂きジャック。

……えーっと、「萌えは揺り籠から墓場まで」!

実は「浴槽の花嫁」も「肉屋」も、「ブラッディメアリ」も「ロンドン塔のエドワード王子」も、勿論「サド公爵」も好きだ! なんでゴシックホラーばっかなんだ!

因みに、最萌切り裂きジャック像は「ゴリラ」 産婆さんとか船乗りとかあまた説がある中で、「ゴリラ」説が一番好きです。

……人の家で萌語りするな? 

……ごもっともです;
返信する
『MASTERキートン』 (想 詩拓)
2005-08-27 13:44:30
 『MASTERキートン』! 氏の作品でもかなり好きなほうですね。

 どっかの賞を勝ち取った『MONSTER』は文学の名作品にもなり得る話の展開にビビりながら読んでいた記憶があり、他の作品も読んでみたいと思っている今日この頃です。
返信する
たしかに (との&一龍)
2005-08-27 23:45:50
>ことらどの

一龍:幸福の手紙というか、チェーンメールのような感じではありますな。

との:まあ、無視しても構わんものじゃしのう。

一龍:楽しめましたからな、いろいろと。

との:さておき、切り裂きジャックの「ゴリラ説」というのは初耳じゃのう。

一龍:ですな。サーカスのオランウータンが逃げ出して犯人になったのは、ポーの作品だったと記憶してますが、そのようなパターンなのでしょうか?

との:ゴリラが刃物を扱ったというのか? 謎じゃな。

一龍:拙者は、王族が関与したという説が好きですが。

との:ミステリよのう。まあ、謎が明らかになったら魅力は一気に褪せるじゃろうが。





>想どの

一龍:その2作品を読破されたなら、『PLUTO』がオススメでしょうか。

との:『20世紀少年』も途中までは最高に面白かったがのう。

一龍:最近はちと、間延びを感じますな。

との:古いところでは『パイナップル・アーミー』も良いが。

一龍:こうしてみると、氏の作品は『HAPPY』以外は全部読んでいるような気がします。
返信する
いぇあ (ことら)
2005-08-28 07:32:14
19世紀ロンドンはゴシックホラーの宝庫!

勿論、「ゴリラ」説はエドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」から着想を得て……っていうか、思いついてます。

この、「いやちょっとまてや」って感じにつっこみどころが多いのが好きなんですよ……!



こっそり、人のお話の中に土足乱入な闖入者。

『PLUTO』いいですよ。

ちゃんとロボット三原則について考えさせるようなお話もあったり、ウランちゃんが可愛かったり、アトムのポイント(かっこいいけど可愛い)つかんだ作画だったりして。

アトム好きにもSF好にきも、勿論浦沢氏好きにもオススメできめす。
返信する
なるほど (との&一龍)
2005-08-28 23:44:52
一龍:そこからの発想でしたか。

との:ゴリラが犯人じゃとすると、たしかにツッコミどころ満載じゃろうな。

一龍:そもそも、切り裂きジャックは存在しなかったという説すらありますからな。こうなるともう、なんでもありかと。

との:未解決というのが、ロマンの源じゃからのう。

一龍:御意。



一龍:さておき、『PLUTO』の3巻はまだでしたかな?

との:あれは本当に面白いからのう。愛蔵版というか、版の大きい物を買っておるし。

一龍:浦沢氏は話を引っ張る癖があるので、10巻ぐらいでの完結を目指して欲しいですな。盛り上げまくって。
返信する
ロイドのおいちゃんか…… (5万ドルの猫)
2005-08-29 11:21:11
「MASTERキートン」は「パイナップルアーミー」と並んで好きなコミックですね。

さて、「MASTERキートン」といえば、その名前はアメリカの喜劇王から取ったものであることも有名ですが、やっぱり意外性の面でロイズ保険組合の存在を一般に流布したという面もあると思います。

しかし、ロイズの成り立ちはご存知でしょうか?

それは今をさる事およそ300年前のこと、一人のおっさんがスターバックスみたいなものをロンドンで初めたのが始まりなのです。其処に保険業者が入り浸って仕事の話を始めたのがその起こりだそうで……。

そのコーヒーショップにはプロテスタントの寄宿学校を出たインディアンと白人のハーフの青年が入り浸っており、ロイド氏の手伝いをしていたとかしていなかったとか……(笑)。

まあ、そんな昔のことなのですよ。ロイズの始まりは……。



ちなみに、その時代、ニュートンの人生最盛期でもありましてね……



ところで、あのゲームをさらに楽しむ為に、プレイ前に予備知識として「セイラムの魔女狩り-アメリカ裏面史, 小山政三郎, 函・南雲堂」と「わたしはティチューバ セイラムの黒人魔女 / マリーズ・コンデ/著 風呂本惇子/訳 西井のぶ子/訳」を一読する事をお薦めします。

やった後で事実関係を調べるのもまた一興ですよ。ええ、いろいろな発見があります。
返信する
喜劇王といえば (との&一龍)
2005-08-30 23:16:27
一龍:チャップリン?

との:誰がそんな普通のボケをしろと……。

一龍:冗談はともかく、言わずと知れた「バスター・キートン」ですな。

との:この辺り、勝鹿氏のセンスじゃろうのう。

一龍:しかし、ロイズ保険の個人に責任を負わせるやり方はすごいですな。

との:いまでも貴族が平然と暮らすイギリスじゃから、できたシステムであろうな。



一龍:さておき、いまだ例のゲームは見入手です。

との:日本橋まで行く時間からしてないからのう。

一龍:いまは、『ひぐらしのなく頃に』一筋ですしな。
返信する