意志薄弱な俺

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中華カーボン始めました~3、カラーがやってきた~

2012年05月06日 | 中華カーボーン
プラサフを吹いたら後には戻れない感が高まってくるので、もう先に進むしかありません。
ヤスリがけした時点で後には引けないけど。


それでは塗装開始です。
と、その前にですね、どんなカラーリングに塗装するかですね。
カラーリング……これは悩みました。というのもですね、恥ずかしい話ですが、その、フフ、センス、無いんですよ・・・。

僕は塗装のトの字も知らない素人というのは前にも書いたような気がしますが、技術的な事はぶっちゃけそれほど心配していなかったのですね。自分のバイクだし、どうせ素人だからと開き直れるし。塗装のアラなんて近くに寄ってじっくり見なければ分からないし、所詮自己満足だし。
実際、今の進捗状況はクリアを吹く直前というところまで来ていますが、一部タレがあるもののそこまで気になるような失敗はしていません。気にしなければいいんです。


しかしですね、カラーリングはそうはいかない。これからの相棒ですから、気に入らないカラーは嫌になっちゃいますよね。実際、僕のようなホビーライダーがロードバイク選ぶ基準って、カッコいいかどうかじゃないですか。
たとえば、お店で見てビビッときた!これ、多くの部分は見た目がカッコいいかどうかじゃないですか。そして僕にはセンスがないじゃないですか。カッコいいバイク、作れないじゃないですか・・・。

じゃあマネするしかないですよね。
というわけで、中華カーボン販売元にあった完成車のカラーリングをそのまま採用。
コンセプトは「私服で乗れる、オトナ~なバイク」。カラーは「イタリアンイエロー」!単色塗りです。

さて、イメージが固まったところで、実際の塗料選びです。これがまた厄介。
色って難しいです。ディスプレイを通した色と実際の色は違うし、同じ色でも室内と室外でも見え方が違うし。見本の色と塗装後の色も違うし、下地の色によっても変わってくるしなんだかもう。
とまあそんな具合で価値観があやふやになるんですよ。僕の見ている黄色はほんとに黄色?僕の見ている黄色とあなたの見ている黄色は同じ色?箱の中の猫は生きているの死んでいるの?

正解は幾通りもありそうですが、とりあえずは僕のバイクなんだし好きなように塗っていきます。
黄色と一口にいってもいろんな黄色があります。そんな中で僕の好みは暗い黄色。トロッとしている黄色です。黄色って書きすぎてゲシュタルト崩壊してきた。
市販のイエロー缶スプレーではおそらく欲しい色が出ないので、まずオレンジで下塗りしてから黄色を吹きつけることで、希望の色を狙います。

*追記
ちなみに、自家塗装はどれだけ手間をかけたかで勝負が決まります。塗装する際にはスプレー缶をお湯で温めながら吹くと霧が細かくなり、綺麗に出来るそうです。


てなわけでプラサフを吹いたフレームをペーパーがけしてからいよいよ本塗装。まずはオレンジ。いっけえー!



よし、見事なオレンジ。黄色に見えますがオレンジなんです。写真のマジック。僕の悩み、価値観があやふやになった僕の苦労、分かりますか?
この流れでフレームも。



うむ、いいね。目立ったタレもなく、ムラもなし。いいんじゃないか!


しかしまあニオイのきついこと。一応マスクはしてたのですが、風邪予防用の超簡単なやつ。「そんな装備で大丈夫か?」状態。大丈夫なわけない。
塗装終わりに鼻の中から出るわ出るわ黄色い粉。頭は痛いわ、ついでに近所の視線も痛いわでもう大変。このあと本塗り、クリア吹き、とまだ二回あるんですよ奥さん・・・。すいません・・・。

2日後、あらかた乾いたところで本塗り。オレンジの上にイエローを重ねます。いっけえー!



出来上がりがこちら。写真だと殊のほか明るい黄色に見えますが、そこはほら、色のマジック。さぁあなたも価値観崩壊へ。



ちなみに今回活躍してくれるやつら。
手前からHolts『ホワイトプラサフ』、アサヒペン『ラッカースプレー、オレンジ・イエロー』、ソフト99『ウレタンクリアー』。
塗装界では御法度の、まさかのメーカーちゃんぽん。資金難が元で行われたごちゃ混ぜですが、果たしてうまくいくのか。
今のところHoltsのプラサフにアサヒペンの塗料は相性が良いようです。問題はウレタンクリアー……。人柱、いっきまーす。

*追記
今回使用したのは全て二本ずつ。ホルツのプラサフは容量300ml。アサヒペンのラッカーは420ml、ソフト99ウレタンクリアは320ml。
結果として使用量はプラサフが一本半、ラッカーが一本半、クリアが二本。プラサフとカラーは無理すれば一本でいけないことも無いですが、最後の方になるとガスが弱まってきたりムラが出たりするので、やはり二本用意しておいて交互に使うのが良さそうです。当然控えの一本はお湯の中で待機。



完成後に出来るだけ実際の色に近いように写真を撮るつもりですが、とりあえずは狙った通りの色が出てます。完成するまで分かりませんが、素人塗装にしてはなかなかいい出来ではと自画自賛。
いよいよ塗装も終盤戦。残りはクリアを吹くだけ……の前に、メーカーロゴを入れなければね。というわけで次はロゴ作成です。続きます。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2012-05-07 21:17:35
この色・・・店に持って行ったら確実に・・・殺られる・・・
視線が痛いんじゃーってなりながら組むんですねわかります
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Unknown (take-i)
2012-05-07 23:17:32
う~ん。目にしみる黄色だw
でも楽しそうだw

お金の方は、ブランド物や旅行で使ったものと考えれば決して高いものではないと思います。
楽しさにお金を費やしたと考えて、思うようにやってみよう。
次回の更新が本当に楽しみですw
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Unknown (mbo-)
2012-05-08 00:33:32
どんな色にするのか予想していたのですが
まさかのイエロー、
イエローといってもマンゴーイエローみたいな色ですか。
これはけっこう好い色ですねー

これなら複雑な造形をしているフレームに
単色でもおかしくならない気がします。

ナンダカンダと言ってtomさんの選択はセンスあり過ぎる。

返信する
Unknown (tom)
2012-05-08 19:03:00
>春さん

完成はもう少しおとなしくなる予定です。
あくまで予定なのでどうなるか分かりませんけどw

>take-iさん

目にしみるのはホワイトバランスのせい…と信じたいです。いや、大丈夫、実物はもう少しおとなしいです。
take-iさんもデジイチでこの苦労分かるときが来ますでしょ。悩むでしょ。楽しいでしょ!

>>次回の更新が本当に楽しみですw

ありがとうございます、そう言っていただけると更新のし甲斐があります。
だんだん形になってくるものって、本当に楽しいです。次回のエントリでは雰囲気が違ったフレームをお目にかけますよ。


>mbo-さん

予想を裏切るまさかのイエローですよね(笑)でもこれが結構シブイんですよー。
マンゴーイエロー!まさにそれが狙いの色です。
センスは、ないんですよ。配色は丸パクリなので。でも完成車だってそうでしょ!?既存のカラーから選ぶわけだし!(謎キレ)
自分がカッコイイと思うものを良いと言われると嬉しいですね。ありがとうございます。
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