☆ My American life with IDDM ☆

IDDMの大変さとNIDDMとの違い、アメリカでの生活を含めながら日々思うことをお伝えしています。

誰になんと言われようと…

2009-04-05 12:39:12 | やめられませんっ!!

DMとは、『 糖尿病 』のことです。

このDMには2種類あります。




一つは

NIDDM  → Noninsulin Dependent Diabetes Mellitus



もう一つは

IDDM    →  Insulin Dependet Diabetes Mellitus



NIDDM
とは、一般的に言われる生活習慣病の糖尿病。
膵臓からインスリンが出にくくなっている状態なので、食事や運動でコントロールすることが大切です。


IDDM
とは膵臓から出るはずのインスリンが短期間で出なくなり、そのインスリンを補う為にインスリン注射が必要不可欠となります。病気ではありますが、スポーツにも食べ物にも制限はありません。スポーツをするときはインスリンの量を少なくし、食べるときはインスリンの量を増やせばいいのです。




私はそのうちの
IDDMです。




IDDM
の人はたいてい1日4回のインスリン注射をしなければなりません。またはポンプ、針をお腹に刺しっぱなしにして何か食べるごとにプチュ、プチュ、とインスリンを入れていきます。
カロリーのあるものを接種すると必ず血糖値が上がります。それを防ぐ為にインスリン注射を打つ。

1日4回打ちというその4回とは、

朝食前

昼食前
夕食前
就寝前

が基本となります。

就寝前には食事をしないはずなのになぜインスリンが必要か?


それは、食べなくても私達は血糖が上がってしまうので、寝ている間にも上がらないように打つ必要があるのです。


インスリンの量は血糖値とこれから食べる食品によって各自決めます。


Drにインスリン量をおまかせしてらっしゃる方もいらっしゃるようですが、私は自分で予測して量を決めることが一番体にいいと思っています。






さて、私はそんなIDDMですが、インスリンの打ち方は1日4回ではありません。

大きな声では言ってはいけないことだと思うので小さく薄く書きますが、1日2回打ちです。



それを聞いて「あ、じゃぁ、NIDDMか、あるいはNIDDMに近いのね」とおっしゃる方があるかもしれませんが、いいえ、私は発症当時からNIDDMとは全く関係のないIDDMです。


発症は1歳でした。食べ過ぎでNIDDMの子どもが多くなってきているとは騒がれている現代ですが、1歳では、どれだけ食べたとしてもNIDDMになるには時間が少なすぎるそうです。絶対にならないそうです。しかも1歳の頃の私は全く太ることなく痩せています。


なのでNIDDM、つまり、
生活習慣病の糖尿病とは関係なくIDDMになったということです。



子どもの頃から注射が大嫌いでしたので、病院で「子どもの頃はもしかしたらインスリンが一時的に出ることがあるんだよ」とDrから言われたときは、まだかまだかと何年も待ち続け、偶然同じ日に受診していたIDDMの男の子が前回の検査の結果、インスリンが出ているようだと報告を受けている姿を見て「次は私かも!」と胸を躍らせてDrからの言葉を待ったものでした。

あれから数十年。日本の私のDrからその男の子へ伝わった内容の言葉は未だに届きませんことよ…


ということで、子どもの頃から何度となくインスリンが出ていないかの検査をしてきましたが、


「ほとんどないよー。」


「だろーねー。」


日本の私のDrとの会話です…。





2回打ち、というのは本当にコントロールが難しい。おススメしません。そりゃ絶対に4回打ちの方がいいに決まってます。2回打ちは上がるのをやんわりとしか押さえられませんからね。効く力が弱い と受け止めています。


でも1日4回、高いことがあればそれ以上打つなんて、んなオソロシイこと私にはできません…。ましてやポンプで針を刺しっぱなしなんて、気絶しそう…イヤ、絶対に気絶する…
←あ?コレ、横になってるのか?



なので、2回打ちでも6%、7%をキープして、Drからは怒られないように気をつけています。

2回打ちでもやっていけるということを証明しなければならないのであります!


ま、力入れて言うほどのことでもないけどもさー。


2回打ちはやめられないってーことですわ。