エホバの王国をふれ告げる証人たち

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親切に溢れた牧者たち

2007-03-28 20:32:49 | Weblog
<1986年1月~3月10日日本支部への嘆願と確認>
「特別、上訴両委員会が真実を擁護し公正な裁きを行なうよう、日本支部として指導してください」との嘆願を7名の支部委員、織田正太郎、杉浦勇、藤本亮介、本間年雄、池端重雄、ジェームス・マンツ、パーシィ・イズラブおよび阿部孝の各兄弟に送る。

特別、上訴両委員会に何の動きもないので、2月16日、日本支部に4人の偽り、偽証に関する訴状を送る。


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1986年2月16日

ものみの塔聖書冊子協会
親愛なる兄弟たち

霊的パラダイスの王イエス・キリストについてすでに成就している預言の中にイザヤ11:1~5節があります。その聖句はイエス・キリストの裁きについて次のように述べています。「彼は目で見る単なる外見によって裁くのでもただ耳で聞くことに従って戒めるのでもない。そして立場の低い者たちを必ず義をもって裁き…」言うまでもないこととは思いますが、イエスの裁きに見倣い霊的パラダイスの王によって是認される裁きを行なうとすれば、どうしても以下に記す点が必要にならないでしょうか。

<1> 片寄った報告だけで裁きを行なわず、両方の情報に耳を傾ける。
<2> 先入観で裁きの方向を決定せず、物事のあるがままの状態を受け入れる。
<3> 裁きの決定は真理のみ言葉、聖書に基づいて下される。
非常に残念なことですが、今回の問題を扱った特別委員、及び上訴委員の監督たちはイエス・キリストに倣った仕方で裁きを行なっては下さいませんでした。それで支部の兄弟たちに是非ともお願いしたいのは、公正で義にかなった神の裁きを行なっていただきたいということです。人に誇れるようなことは何もありませんが、少なくとも排斥に値するようなことは断じて行なっていません。いかに真実が曲げられているかは、同封の偽り、偽証に関する内容を検討して下されば理解していただけるものと思います。

私たちとしては可能な限り、このようにはしたくありませんでしたので、まず問題の発端となった二人の姉妹たち、さらに笹山兄弟、藤原兄弟に、偽りを正し真実のために行動して下さるようお願いしましたが、兄弟姉妹たちはそのようにして下さいませんでした。それで私たちから見て「偽り、偽証」と考えられる点を記し、各々の兄弟姉妹に送り、内容に異議があれば申し出てくださるようお伝えしましたが、何の連絡もありませんでした。暗黙の了承とみなし、その内容を特別委員、上訴委員の監督たちに送り、偽りでねじ曲げられた裁きを正してくださるようお願いしましたが、二ヶ月ほど過ぎ去った今、何の応答もありません。このようなわけで、支部の兄弟たちに公正な裁きのお願いをするに至りました。

真理の神、エホバは偽ることができず、偽りを憎むと述べられています。そのみ子イエスは自らを真理であると語り、欺きの言葉を決して口にされませんでした。そのような神エホバとみ子イエス・キリストを代表する地上の組織であれば必ずや真実、真理のために行動してくださるものと期待しています。

エホバ神のみ名にふさわしく事を正して下さるよう心からお願いし、クリスチャン愛と共に

北海道広島会衆


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2月27日、支部に最終的な確認を行なう。


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ものみの塔聖書冊子協会
親愛なる兄弟たち

先に2月16日付けの手紙を送り、真理に基づく公正で義にかなった裁きを行なって下さるようお願い申し上げました。いまだ何の連絡もありませんが、扱っていただくことはできないということでしょうか。こちらの方ではすでに終わった問題なので支部が再び取り上げることはもはやあり得ないと伝えられているようですが、その通りなのでしょうか。兄弟たちの最終的な判断と決定を教えていただければ幸いです。

「聖書から論じる」の本297ページには神の組織を見分ける7つの点が記されていますが、初めの3つの項目は以下の通りです。

<1> それはエホバを唯一のまことの神として真に高め、そのみ名を大いなるものとしている。(マタイ4:10、ヨハネ17:3)
<2> それはエホバの目的におけるイエス・キリストの重要な役割、すなわち、エホバの主権の立証者、命の主要な代理者、クリスチャン会衆の頭、支配するメシアなる王としての役割を十分に認めている。 (啓示19:11~13、12:10;使徒5:31;エフェソス1:22、23)
<3> それは神の霊感によるみ言葉に固く従い、教えと行動の基準をすべて聖書に基づいて定める。(IIテモテ3:16、17)
真理に満ちており、偽ることなど決してできないエホバ神を唯一の神として崇拝し、他のどんなものにも(たとえそれが概念化された組織であっても)相対的な崇拝を帰さない、まさに神の組織であれば「偽り、偽証」(それがどんな立場の人によってなされたとしても)を正すために何もしないということが果たしてあり得るでしょうか。聖なるエホバのみ名が汚された状態をそのままにしておくということなど考えられるでしょうか。絶対にそのようなことはないはずです。

またすでに、イエス・キリストは臨在し天の王国から支配しておられるわけですから、そのような組織の指導者、会衆の頭、王イエスを信仰の目で見、その役割を十分に認めているとすれば「真理を証しするために世に来た」といわれた模範に見倣うよう、心から努めるのではないでしょうか。

さらに「永遠に生きる」の本187ページ10節にも述べられているように、決定の規準は単なる人間の判断ではなく…人の命が関係する裁きの問題では特に…確実に究極の権威としての聖書に基づいてなされるよう見届けるのではないでしょうか。神の律法を公正に行なうことに特別の注意を払うべき霊的パラダイスの監督、君であれば(イザヤ32:1、2)必ずそのようにして下さるはずです。

私たちとしては真理の神エホバのみ名にふさわしく事を正し、そのようにして天的権威に服す神の組織であることを、日本支部の兄弟たちが示して下さるものと期待しています。

1986年3月11日まで連絡をお待ちしています。しかしもしその時が過ぎても、何も知らせがなく、何もして下さらないとすれば、もはや扱わないということが日本支部としての最終決定であるとみなさざるを得ないと思います。そして非常に残念なことですが、神の組織のidentityを示しては下さらなかった(もちろん限られた意味においてですが)と判断せざるを得ないと思います。できる限りそうは考えたくありませんので、決してそのようなことのないようお願い致します。

すべての面でエホバのご意志がなされ、そのようにしてみ名が立証されることを祈願しつつ

北海道広島会衆