抜き打ち検査すべき 元院長「手術の数こなしたかった」 レーシック傷害事件

2010-12-08 05:56:18 | 医療
ほかのもやってるクリニックがあるかも。医師免許剥奪になるのか?

東京都中央区の銀座眼科(閉鎖)で視力回復のためのレーシック手術を受けた患者に角膜炎などが集団発症した事件で、業務上過失傷害容疑で逮捕された元院長の医師溝口朝雄容疑者(49)が警視庁の調べに対し、「自分の過失で患者に傷害を負わせてしまった」と、容疑を認める供述をしていることが捜査関係者への取材でわかった。「手術の数をこなしたかった。金にもなると思った」との趣旨の話もしているという。
 警視庁捜査1課は7日、築地署に捜査本部を設置。集団発症を招いたとされるずさんな衛生管理の背景に、利益優先の体質があったとみて、診療の実態解明を進める。
 捜査本部によると、溝口元院長の逮捕容疑は、2008年9月~09年1月、衛生管理を怠ったままレーシック手術を行い、患者5人に菌を感染させて角膜炎などを発症させたというもの。捜査本部は、この時期に元院長の手術を受けた計七十数人が発症したことを確認している。
 捜査関係者によると、溝口元院長は7日午前に逮捕された際、「今は何も言えない」と話していた。しかし、その後、容疑を認め、「次々来る患者を一人でも多くさばき、回転をよくしたかった」といった趣旨の供述をし、「申し訳なかった」とも話しているという。
 銀座眼科のレーシック手術料金は10万円弱で、業界でも格安だったという。捜査本部によると、医師1人が1日に手術できるのは通常5人程度だが、溝口元院長は20人以上を手術した日もあるという。
 溝口元院長は、角膜の表面をめくるのに使うメス「マイクロケラトーム」を滅菌器で滅菌せず、本来手術ごとに交換しなければならない刃を使い回していたとされる。関係者によると、刃は1枚約1万~3万円するという。 (asahi.com(朝日新聞社):元院長「手術の数こなしたかった」 レーシック傷害事件 - 社会)


滅菌の進言、取り合わず 銀座眼科の手術で元院長
 東京都中央区の銀座眼科(閉鎖)で近視矯正のレーシック手術を受けた患者が感染症を発症した事件で、業務上過失傷害容疑で逮捕された元院長溝口朝雄容疑者(49)が不衛生な状態で手術していたことについて、銀座眼科の職員が警視庁の事情聴取に「滅菌するように進言した」と話していることが8日、捜査関係者への取材で分かった。
 職員は「大変なことになるので、自分たちだけで滅菌していた。おかしいと思っていた」とも説明しているといい、警視庁捜査1課は、溝口容疑者がより多くの手術をするために職員の進言を取り合わなかったとみて実態を調べている。 捜査関係者によると、銀座眼科でレーシック手術を執刀する医師は溝口容疑者だけだった。角膜を薄く切り開くためのブレードと呼ばれる器具を複数の患者に使い回したり、手袋やマスクを着用せずに手術することがあったという。(滅菌の進言、取り合わず 銀座眼科の手術で元院長 - 47NEWS(よんななニュース))


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