賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ツバキ 草紙洗(そうしあらい)

2024年03月14日 | 椿・サザンカ
今日も2009年3月7日の川崎市・緑化センターで撮影したツバキの写真の整理です。

「草紙洗」。淡桃地に濃紅色の大小縦絞りが密に入る、八重、ときに白斑が入る、平開咲き、筒しべ、中~大輪。花弁12枚ほどの八重咲きで雄芯筒は小さい。成木になると紅色、白色、吹掛け絞りの花が咲く。花期3~4月。1841年の「古今要覧稿」に載る。
 




「淡路島(あわじしま)」は白~極淡桃色地に紅色の縦絞りがまばらに入る八重、唐子咲きの小~中輪。江戸期からの古品種。花芯の唐子は大小不揃いで、整った配列をしないで小さくまとまり、可愛らしい。
 




「春日野(かすがの)」。紅地に白斑の八重、割しべの中~大輪。紅地に入る雲状斑や横杢斑の華麗さが特徴。ユキツバキ系。1695年の「花壇地錦抄」に載る、江戸古種の名花




「蝶千鳥(ちょうちどり)」。白色の一重、ラッパ咲きで筒しべの中輪。花期3~4月。1877年の「椿伊呂波名寄色附」新花之部に記載された江戸期からの古種。樋状に中折れした細長い花弁はゆるく反曲し先端は尖ってみえる。はなやかな八重咲き品種が圧倒的に多い伝統的な江戸椿の中で、当時の目録に一重では唯一記載された江戸期からの名品







3月に咲くツバキその2です。まだありそうで、3か4まで行きそうで今月中に終わりそうもありません。鋭意頑張りますが…。今回BGMに使用した「花」と「荒城の月」は「クラシック名曲サウンドライブラリー」から、「早春譜」は「童謡・唱歌の世界」からお借りしました。


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