中国を離れる数日前、急に寮のおばちゃんがやって来て窓を全力で閉めさせられた。
外にはたくさんの学生達。モンゴル人の学生は民族衣装を着ている。
チベット人もちらほらチベット服を着ている。
そして多くのSPやお坊さんと一緒に現れたのは現パンチェン・ラマ11世。
やはり、というかチベタンの学生はすくなかった。
手を降りながらチベット・アムドの学校を歩くパンチェンラマ。子供の頃から共産党教育を受けて来たとはいえ、チベット人として彼の目にチベットはどう映っているんだろう。
これからも彼は全国を周り、集められた民衆に手を振り続けるのだろうか。
中国に住んで一年半。色んな事があって色んな事を考えた。
日本に帰る前にふらっとタイに寄って来た、
大学生の時
ふと思い立ってやって来た、人生初の海外がここだった。
カオサンストリートは当時と変わらず騒がしく、
ここからある意味人生が始まったようなものと思ったりなんかしたり。
変わった事は、
タイはどこに行っても中国人だらけになってた。
まさか、タイで中国語使うなんてあの時は思っても見なかったな～。
人生はどうなるか分からないし、自分で変えられる。それだけで幸せだと思った。そんな台湾の朝。
でももう三十路前なんで働きます。焦ってない自分がヤバイと思ってます。