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創造的論文の書き方

2007-09-16 23:27:20 | 本と雑誌
一橋大学の伊丹先生の著作。

大きく分けて2部構成になっている。
第一部は、博士課程の院生との対談形式で、論文のテーマ決めから書き方について述べられている。
第二部は、対談の内容を踏まえ、論文の書き方に関するノウハウが語られている。

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個人的には、バーバラミントとは対照的な主張が面白かった。

バーバラミントの「考える技術・書く技術」では、事前のプロットが固まるまで絶対に書き始めるなと論じている。なぜなら、一旦書いてしまうと愛着が湧いてしまい捨てることができなくなるからだ。

一方、伊丹先生の「創造的論文の書き方」では、ある程度固まったら第一稿を書けと言う。文章にすることで、自分の考えをまとめられるし、書いてみて初めて論理的になるという。そして、最終稿には第一稿の5割だけが残るイメージなのだそうだ。確かに我々は、頭の中では整理できていたのにいざ書き出すと筆が止まってしまうということがよくある。いや、必ずそうなる。そして書き進めるうちに、当初とは異なる論文やレポートができあがる。

個人的には、伊丹先生の考え方に賛成である。私は、ある程度考えて骨子を作成したら、まずは書くようにしている。その後、編集をして大きな論理的流れを作るようにしている。
これは、大多数の日本人に言えることだと思う。



論文を書く機会がある人は、絶対に読むべきです。
テーマの決め方から論文の書き方にいたるまで、氏の考え方が網羅されています。

ただ、あいかわらず哲学的というか抽象的というか、難しいです。
途中から理解できなくなりました・・・。



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