人形師:中島司了(ナカシマツカサ)

昼は鍛冶屋さんで修行中、夜は人形師です。日曜はカルチャーセンターで人形教室を開いています。

風邪としもやけ?

2005-02-19 12:38:03 | Weblog
ついに今年初の風邪をひいてしまった。咳と鼻水と頭痛がひどい。だけど、明日休みだから、今日まで頑張って会社に行った。やっぱ夜遅くまで人形作り続けているのが体に悪いんだろうな…。それと生まれて初めて左足の小指がしもやけになった、かも。経験がないから本当のしもやけかは分からないけど、最近妙に痛いな~と思っててよく見たら、真っ赤になっていた。でも、今日はそんなに痛くない。って事はしもやけじゃなかったのか?血行がいいから治ったと自分で思い込んでいる。

ラクガキのススメ

2005-02-15 21:36:24 | Weblog
ラクガキ教室の予定内容
●30秒で一枚ラクガキします。用意するものは、[マジックペン、ラクガキ帳]だけ。自分でお題(例えば犬とか猫とか携帯とか自分のすぐ身近なもの)を決めて30秒ラクガキのスタートです。ポイントはとにかく30秒で一枚を完成させる事。最初は下手でも、お題ごとに何を描けば、相手に伝わるか?必要な情報だけをチョイスできるようになり、何回も重ねると自然に手が動くようになります。記憶力、要約力、説明力が必要なこのトレーニングは、子どもさんからお年寄りの方までみんなに有効です。
みんなにこれで伝わるんだろうか?手探りでもとにかくやってみようと思う。


種を蒔く

2005-02-14 23:55:49 | Weblog
ちょっと前から考えている事。僕は昔から憧れる大人が近くにいた。木工職人の父だ。「ものつくり」になりたかった僕は今も父の背中を追いかけている。道は違い人形を作っているが職人魂は大きく影響を受けている。現代の日本ではなかなか報われない職人だけど、僕は父が生涯現役でいて欲しいと思うし自分もそうありたい。いつか一緒に作品を作り上げたいと思う。自分は誰かに背中を追いかけられる存在になれるだろうか?ものつくりの種を誰かに蒔く事が出来るだろうか?技術は継承して文化になり、継続されて伝統になる。自分の人形も僕の体がなくなっても魂が継承されればいいなと思う。世界のどこかで「司人形」が。
tms50rabit@yahoo.co.jp


焼酎に酔いしれて

2005-02-13 23:14:18 | Weblog
今日は小倉のヴィーナスワンの人形を入れ替えて、その足で朝日カルチャーセンターに人形を運んだ。久々にゆっくりした休みで、売込み用の資料を作りながら、焼酎を飲んでいた。このお酒は小倉南区の無法松酒蔵さんの「Sylphy」(シルフィ)。今まで全く焼酎の飲めなかった僕が焼酎を飲めるきっかけになったお酒。勉強不足で間違ってるかもしれないけど、大吟醸酒の粕とり焼酎というらしいです。フルーティな香りで現在女性に大人気。口当たりも爽やかで今まで全く焼酎の匂いが受け付けなかった僕でも飲めたお酒。ラベルのイラストは僕の親友であり、ライバルであり、ファンであるクラフトレーターのcurognac(クロニャック)の手によるもの。悔しくもあり嬉しくもあるのが本音。近くにこんな人がいたら自分も負けてられない、って相手がいる事は幸せだと思う。「eggjam」と「無法松酒蔵」は検索してみて下さい。
人形師:中島司了
http://blog.goo.ne.jp/tms_50rabbit/p/1
tms50rabit@yahoo.co.jp


楽描きラクガキ講座

2005-02-13 00:45:05 | Weblog
いよいよラクガキ人形講座の準備に入る事になりました。世の中には「絵が描けない」って人がたくさんいるけど、僕はペンを持つ事が出来る人は絵を描けると思います。描き方が分からないとか、人に見せる自信がないだけ。絵が描けないと立体は作れません。サラッと絵が描ける様になると、どんな言語よりも強力な「コトバ」になると思います。視覚は世界共通。ラクガキは有名画家も「エスキース」つまり下絵としてみんな描くもの、ラクガキから芸術はスタートするのです。みなさんもラクガキしてみませんか?描けない人も描けるコツを教えますよ。
人形師:中島司了
tms50rabit@yahoo.co.jp


火の玉ロック!!

2005-02-11 23:30:53 | Weblog
自分を形づくったルーツの一つ「洋楽」。アメリカへのこだわりもここが原点。僕は物心つく前から、50's60'sアメリカンポップスやロックを聴いて育った。小学生の時も日本の歌よりオールディーズを聴いていた。高校の時に「グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー」を見た。ロックピアニストのジェリー・リー・ルイスの人生を描いたもので、デニス・クエイドとウィノナ・ライダーが主演。ジェリーは当時、人気絶頂期に兄の娘、つまり姪と結婚した事が全米中の問題になった。僕は当時の事など知らないけど、今でも心に残る映画の一つ。「エド・サリバンショー」という番組を見ながら父に当時の事をよく教えてもらった。僕が父親になった時、自分も子供と音楽を共有出来る様になりたい。トータス松本の「VOXY」の父親像が理想かな。
人形師:中島司了
tms50rabit@yahoo.co.jp



嗚呼…ビール部の存続やいかに

2005-02-10 12:52:55 | Weblog
友達7人で結成したビール大好きなビール部。みんなものすごく飲む。以前、お店を貸し切り6人で飲み会をして、15ℓのビア樽を2樽空けてしまったので残りの瓶ビールもかなり飲んだ。単純計算で一人5ℓ以上飲んでいた。水5ℓは無理があるのになぜビールだと飲めるんだろう?かなりおバカな人たちの集まりで僕はこの部活が大好きです。スローガンは「笑顔の側に生ビール」、ドヘタコーラスグループとしても100人以上の会場で披露した事もある(結婚式だけど)。そんなビール部も僕が引っ越したり、みんな職場が変わったりでなかなか会えなくなった。来年のドイツワールドカップの時にみんなでドイツに行ってドイツ人とビール飲み比べしたかったけど、無理そうな雰囲気。せめて年一回は思いっ切りバカ騒ぎしたいですね。チャッキー先輩!

日本勝利とカブトムシ

2005-02-09 22:07:10 | Weblog
トリビアで、世界のカブトムシ最強決定戦があっていた。日本のカブトムシは世界のカブトムシよりはるかに体も角も小さかったけど、決勝まで勝ち進み、1-2で惜しくもヘラクレスオオカブトに負けてしまった。小さな体を活かし、知恵と勇気で大きな相手に勝ち抜いた姿はジーコジャパンのロスタイム勝ち越しに勝るとも劣らない感動を与えてくれた。日本刀VSピストルも感動したけど。やっぱ日本ってすごいんだ~!自分も世界で勝負してみたい。
tms50rabit@yahoo.co.jp


アメコミ大好き

2005-02-09 12:53:42 | Weblog
大学時代くらいからアメコミが好きになった。特にマーヴルコミックスのヒーロー達が好き。一番好きなのは「X-MEN」のウルヴァリン。大学の時に、自分たちで開いたファッションショーの中で、男の人と女の人のモデルさんの背中一面にアメコミを蛍光塗料でペイントしてブラックライトで光らせた事もある。ウルヴァリンやサイクロップスがコミックの黄色と青のコスチュームが実写映画では真っ黒でマスクも被っていないのが残念…。あと実写映画では「バットマン」「ブレイド」「デアデビル」「ハルク」「スパイダーマン」「スーバーマン」などなど他多数。多分、コスチュームキャラものとかが好きなんだろうな。それと、みんなどこかしら暗い影を背負って戦っている姿など。機会があれば見てみて下さい。僕の人形のエッセンスの一つです。ところで、こんな画像を使うのは違法なのでしょうか?誰か教えて下さい。まずい時は削除しよう。

ビバ!深夜番組

2005-02-08 12:53:48 | Weblog
僕はよく深夜番組を見る。帰る時間が遅いのと、夜人形制作するのでTVをつけている事が多い。昔から面白い深夜番組を見つけてはハマっていた。中学生の時「カノッサの屈辱」や高校の時「たほいや」など当時同級生は誰も知らない様な番組に夢中だった。ちょっとHな番組イタリアの「コルポ・グロッソ」や「湯けむり美女紀行」「東京女事務所」「水着少女」など見てるとあまりのバカらしさにハマっていた。現在ゴールデンに進出したバラエティも深夜の時からよく見ていた。深夜の頃の方が面白かったと思う。昨年は「ワールド・ダウンタウン」が僕のベスト深夜番組。今年はどんな番組に出会うのだろうか楽しみ。この前テレビで、久々に鈴木蘭々を見た。僕は大学の時大ファンで、毎朝ポンキッキーズを見ていた。安室奈美恵、ボーズ、ピエール瀧が出ていた。鈴木蘭々は僕と生年月日も何日かしか違わずしし座のA型で、親近感を持っていた。それからあまり見ていなかったけど、大人になったな~としみじみ思った。

コンプレックスをバネに

2005-02-05 00:08:08 | Weblog
自分の体に多少の不自由がある事は周りにもあまり知られていないけど、僕は昔スポーツマンの道を断念せざるを得ませんでした。幼い頃の交通事故が原因で膝と腰に爆弾を抱えたりとかで激しい運動は医者に止められました。中学の時に部活を辞めないといけなくなった時にイラストなどを描き始めたのです。人間ってどこでどう転ぶか分かりません。あの事故が人形師を生む事になった訳ですから。きっとスポーツマンでは今ほど成果を上げる事はなかったと思います。ラッキーなターニングポイントでした。だって人形師には選手生命はないから。
直接のお問い合わせはtms50rabit@yahoo.co.jpまでお願いします。



鶏口牛後

2005-02-03 23:59:22 | Weblog
確か高校の国語の時間に初めて耳にした。「牛の尻尾にいるよりも鶏のくちばしの先にいたほうが…」とかいう意味だったかな?。人それぞれだとは思うが、僕はこの言葉結構好きだ。トップに立たないと見えない世界もあると思う。どこかの工房に入るよりも、独学で人形師になったのもその気持ちからで後悔は全くない。だけど、個人では学べない先輩方の知恵や経験は、どこかに所属してこそ得られるものだとも思う。牛の尻尾で知識と経験という「力」を手に入れて「強い鶏」のくちばしになるつもりで現在鍛冶屋の修行に入った訳だが、大変だけど牛の尻尾も悪くないなと思った。大きな組織に入った人はこの安心感に救われるんだろうね。いまの自分は「牛のお尻に乗っかった鶏」なかなか賢い生き方かも。ま、牛の角になる人の方がすごいと思うけど。自分には無理かな…



現在12番目

2005-02-02 12:50:41 | Weblog
インターネットで自分の名前を検索すると、近いところで「中島司有」先生、書家の方や演劇の方が最初のページに出る。同姓同名もかなり多い。自分が一番最初に来るまで「中島司了」でやっとかないと、なかなか見つけてもらえない。yahooで2ページ目、gooで1ページ目。一番最初に出たら本名で活動しようと決めた。別にどうでもいい事なんですが…

吹雪の中で11時間

2005-02-01 21:56:34 | Weblog
まるで焼きパイナップルみたいなこれは、約1cmの厚みの鉄板を半分位の厚みまで叩いたものです。鉄を熱する炉にはコークスという石炭の様な燃料を使い、燃えカスが舞う為、屋外での作業を余儀なくされる訳なのです。折しも本日は大寒波到来で風雪すざましく、極寒の中11時間に渡り外でトンカントンカン叩いたのです。かなりつらい作業で、普通に考えたら無茶な事だと自分でも思います。こりゃ罰ゲームよりタチが悪いな…などと思いながらも、この技術を自分のものにする信念で乗り越えました。自分の道ってもんがある時は人は強くなれるもんですね。こうして少しずつでも前に進むことが成長だと思います。今はド貧乏な僕も、腕を磨いて人生をピカピカに光らせてやる!