「無念」

衝撃の報道から1週間が経ちました。

わっつのお言葉聴いてから2日経ちました。

音始まりでない番組スタートに胃がきゅっとなりました。
即メモしようと待ち構えてる指がギュッと一瞬固まりました。

収録スタジオではない場所で録音されたであろうその声は、
一語一語絞り出すようなその声は、
耳に、心に、脳天に、突き刺さりました。

本当はもっと言葉を発してたのかな。
本当はもっと言葉と言葉の間に黙り込んでる時間があったのかな。
ノイズの切れ目のたびにそう思いました。

けど、このような状況下で赦された最大限の、
心を込めたメッセージだったと思います。

正直、あのメッセージだけを聴いたんだったらヤラれすぎて撃沈してたかも。
けど、初めて耳にした（気がする）ジングルの後、
流れてきたわっつはコトが起こる前に収録された通常運転で。
即メモタイピングに集中することで徐々に気持ちが落ち着いてきました。
前向こうって気持ちになりました。なろうと思えました。
ありがとう。


報道がなされた「未明」には既に寝落ちしてまして、
目覚めてLINEの未読数の多さで異変に気づきました。
善いほうの予感はしませんでした。

お盆でオリンピックで終戦記念日直前で、
なんでこんな時期に…！！！　と思いましたが、
自己都合的にはお盆休み中で良かったとも思いました。

報道後の月曜日に実家で1泊したんだけど、
弟も義妹もなぁーーんにも訊かずにいつも通りにいてくれた。
ありがとう。

義妹のお友だちは、
「おはよー」の次に「お義姉ちゃん大丈夫？」と訊いてくれたんだとか。
ありがとう。
って伝えておいて。

姪っ子ちゃんはサイコロ転がしてるだけで笑ってて、
その無邪気さにすんごい癒された。
ありがとう。

お母ぴゃんはお花摘みをしたそうです。
そういえば好きな曲なのに持ってなかったから、って。
ありがとう。

あ、お父ぴゃんからは唐突に、
「エスエムエーピーって何の略か知ってるか」と訊かれました。(笑)
さすがです。(笑)
「スポーツ・ミュージック・あんまりしない・ピープル」
と答えておきました。(笑)
ありがとう。


幸いにも、お休み明け直後に職場で、
朝っぱらからSMAPの話題を振られるようなことはありませんでした。
あれだけの「ネタ」ですから、きっと知らない人はいなかったかと。
でもSMAPの話題を耳にはしませんでした。

大した規模の職場じゃないですし、そこそこの年数務めてますし、
職場でみやぢのことを知ってる人は多いです。
そしてその殆どがみやぢがSMAPファンであることを知っています。
そしてみやぢが怖い奴だってことはそれ以上に知れ渡っています。

だから話題にも上らず訊かれもしなかったのかもしれない…？(笑)

てか、訊かないでいてくれることがかなりの気遣いですよねきっと。
ありがとう。

後輩ちゃん達にだけは、朝礼伝達事項的な感じで、
「（みやぢは）生きてますっ…。」とだけ、こっちから伝えました。(笑)
「はい…！」とだけ、笑って返してくれました。
ありがとう。


どんより落ち込んでる様子もなく、
ピリピリイライラするわけでもなく、
ごくごくフツーにしてたから周りも安心したんですかね。
お休み明けて初日の夕方ごろからちらほらと、
「大丈夫？」とか「思ったより元気そうで良かった」とか。
お気遣いいただきました。
話題に出さないだけでも充分気遣いはいただいてたと思うけど。

昨日リジチョーに、
「大丈夫ですか？？？」と明るく笑って訊かれました。
「大丈夫なわけないじゃないですか。心は血だらけですけど、見ます？」
と明るく笑って答えました。

ま、リジチョーではあるんですが。
「みやぢさんのエスエムエーピーは命題、至上命令ですから！
コンサートなんだったら休みなさい！＼(^o^)／」と。
（業務で忙しそうな日の休暇相談であろうが後先考えず）
即言い放っちゃうような方なので。
他にも多々、真剣に受け取って欲しいけど深刻にはなって欲しくない、
という相談事を明るく聴いてくださる方なので。

でも、さすがにというかなんというか、
「特別休暇：理由（SMAP）、って申請していですか？　1か月ぐらい」
という軽口には、
「エスエムエーピー休暇ですか！
僕の立場でＯＫって言っちゃうと色々冗談で済まなくなっちゃう時があるので…」
と笑って逃げられました。

リジチョーが逃亡(笑)したすぐあとに、別部署の先輩からも、
電話で「大丈夫？」と心配そうに訊かれました。
お忙しいであろうからと用件だけで済ませるつもりだったのに、
電話切る間際にぶっ込んできた。(笑)

「さっきリジチョーにも申し上げたんですけど。
大丈夫なわけないじゃないですか。心は血だらけですけど、見ます？」

「電気水道ガスSMAP、SMAPはもはやインフラ、とか言いますけど。
おうちの電気水道ガスが止まってるからってシゴト休めないじゃないすか」

「愛するSMAPを失ってしまうかも、って失恋気分ですけど。
失恋して落ち込んでるからってシゴト休めないじゃないすか」

そんな会話でひとしきり笑いました。


「大丈夫？」と訊かれて、
「心は血だらけですけど、見ます？」
と明るく笑って言えるのは相手の気遣いが伝わるから。
気遣いを素直に受け止めることができるから。

今までずっと言われて続けてきた、
「解散しなくて良かったね」という言葉は、
相手にとっては気遣いのつもりでもこちらにとっては傷口に塩塗られたようなもので。
対処としてはそっちのがキツかった。

けど傷口は前よりずっと広範囲に、かつ深く、
かなりエグられた重傷になってるわけで。
動けないほどの痛みを感じていないってことはむしろアブナイ状況かもで。
それを自覚しとこう、ってことでお久々に更新してみました。


報道後、ここんちのカウンターがガコンと回ってました。
覗きに来てくれた方、ありがとう。

何書きたいんだかよく判らないダラダラ文に、
最後までお付き合いいただいて、ありがとう。

無念です。
けど、呑みこむしかないのが現状です。
賛成でなくとも今は呑みこむしかないんです。
てかアレコレ考え出すと考え込んですくんでしまうので。
とにかく前に、前に、進みます。進んでみます。