Tigersoul

長い眠りから目覚めた?

【惨敗】 阪神vs中日16回戦@阪神甲子園球場 ~残り試合を託された井川~

2005年08月31日 22時49分26秒 | 阪神タイガース
 阪神は2回、今岡の2ランと矢野のソロで3点先制するが、3回に先発・井川がウッズに満塁弾、続く福留にソロで5失点し、逆転を許すと4回にも2失点。5,6回と1点ずつ返すも反撃及ばず、5-7で中日に敗れた。


 はぁ…

 井川投手…

 福原投手を投入する準備をしていたのなら、もっと早く井川投手を見切ってもよかったんかなと、結果論ではあるが、そう思う。どうやら岡田監督は、井川投手と心中する覚悟でおられるご様子。井川投手がいいときは、ダイナミックなフォームで投げるときが多い。そう考えると、福原投手を先発要員で残しておいて、井川投手を思い切って後ろに下げるのも、面白いのかも。でも、それだけのギャンブルをこの状況でするのは難しいか。

 残り試合、井川投手は6回までを必死に投げてくれればいいんだから、もっと飛ばしてほしい。


 今日は2回に大喜びしたら、直後に落とされて、疲れちゃいました。球場にいたら、もっと疲労感でいっぱいだったかも。


 対中日の成績は、これで8勝8敗。優勝するなら、今年こそ中日に勝ち越して決めましょう!

【連勝】 阪神vs読売18回戦@阪神甲子園球場 ~ウォーミングアップ、終了~

2005年08月28日 21時34分34秒 | 阪神タイガース
 阪神は初回、小久保のタイムリーで先制されるが、その裏、金本の2ランで逆転に成功。4回には金本のホーム封殺でピンチを脱すると、その裏、桧山のタイムリーで加点。6回、7回と着実に加点し、最後はウィリアムスと久保田が締め、6-2で読売に連勝した。


 失点やピンチを脱した後に得点する阪神。投げては、お杉が粘り、その粘投に野手陣も好プレーで応える。とてもいい形で勝ちましたね。

 5回裏~6回表。これが、阪神に勝利を呼ぶポイントのひとつだったように思う。5回裏は、お杉からの攻撃。これが結構、走る羽目になってしまった。次が6回でグランド整備がある分、お杉が呼吸を整える時間を確保でき、6回表をなんとか1失点で抑えることができたのかもしれない。


 6回裏は、絶対に勝ちにいかなければならないチームと、そうでないチームの違いが出ましたね。



 明後日からは、いよいよ中日との直接対決。この読売3連戦は、藤川投手不在がチームを一丸にするなど、いい調整ができました。

 先行逃げ切りの阪神と、粘って逆転の中日。面白い試合になりそうですね。

【観戦】 阪神vs読売17回戦@阪神甲子園球場 ~連敗阻止、藤川不在の危機を救った4番の2本塁打~

2005年08月27日 21時27分08秒 | 阪神タイガース
 阪神は初回、先発・安藤が読売に先制を許すも、その裏にシーツの2ランと金本のソロで逆転に成功。4-2の2点リードで迎えた7回裏、金本がこの日2本目となるソロをライトスタンドに叩き込み、試合を決めた。5-2で読売を下し、連敗を3で止めた。


 3連敗で、なんとなく重たい雰囲気。そんなところに、昨日と同じような1回表の守備時間15分超。おまけに先制を許してしまいました。1回裏も赤星選手が初球で凡打。鳥谷選手はヒットではないが、四球で出塁。リプレイを見ている気分だった。ただ違ったのは、読売の先発が0勝6敗と勝ち星のない桑田投手だったこと。その桑田投手からシーツ選手が、甘く入ったシュートをレフトスタンドへ。金本選手もホームランで続き、今岡、桧山両選手が連打。シーツ選手が繋げば、打線も繋がっていくんだと実感。

 3回の赤星選手が、この試合で絶好調だった鈴木選手の足を3塁好返球で刺した場面。同じ足で魅せる選手だけに、刺したときはスカッとしたでしょうね。あの場面で自分の前にボールが飛んできたら、一塁から3塁まで走ることをあらかじめ予測していたんだろう。そうじゃないと、なかなか簡単にビッグプレーは出んでしょ。お見事でした。


 シーツ選手が2打席目もヒットを放ち、今日は大当たりの日やと思ったら、3,4打席は三振。4打席目は、完全になめられていましたね。2死2塁で鳥谷選手には、ストレートの四球。明らかにシーツ選手で勝負する配球。そしてシーツ選手は先に書いたように三振。3打席目で、やはりノープレッシャーのときしか打てないことを再確認できたので、ここで片岡選手を代打で送ってほしかった。スタメンで片岡選手のときは、代打でシーツ選手を送れても、その逆はできないのね。チームのテーブルスコアを見ればわかるように、シーツ選手が良かったんじゃなくて、桑田投手がもうお仕舞いということでしょう。


 安藤投手の6回のピッチングなど、試合には勝ったけど反省点もありましたね。けど、4番が連敗を止める1発を2本放ったことが、非常に大きな価値ある1勝にしたんじゃないかと思った。


 【観戦成績】 10勝6敗
 【対読売戦】 2勝2敗

【観戦】 阪神vs読売16回戦@阪神甲子園球場 ~天晴れ!工藤公康~

2005年08月26日 23時59分59秒 | 阪神タイガース
 阪神先発・ダーウィンが2回、仁志に先制弾を浴びると、4回にも失点し2失点で降板。5回には2番手・江草が2失点。打線は読売先発・工藤に6回を3安打。2番手以降の投手にも完璧に抑えられ、0-4で完封負け。3連敗となった。


 阪神は、ええとこなしや。
 工藤投手のピッチング、素晴らしかったですわ。

 その工藤投手を攻略できたとしたら、2回の攻撃かなと思う。先頭の金本選手がラッキーなライト前ヒットで出塁。今岡選手が三振のあと、打席はスペンサー選手。初球、外角低めのボール球のカーブを振らせ、2球目は外角の直球でボール。そのあと、また外角低めにカーブを投げ込んだ。上手いこと追い込んだとホレボレ。最後は外角直球が真ん中低目へ。それをスペンサー選手が見事に叩いたが、運悪くセンターの正面へ。次の矢野選手が、カーブにタイミングを合わせて見事に打ち返しただけに、スペンサー選手の当たりがヒットになっていたらと思ってしまいました。

 この2回を切り抜けると、3回は工藤投手の上手さが際立った。
 1死後、赤星選手が四球で出塁。当然、盗塁が期待される場面。工藤投手は間を長く取り、2球続けて牽制。この2球の牽制で赤星選手が封じ込まれてしまったように感じた。鳥谷選手に対してカウント0-3から2-3まで整え、フルカウントとしてから再び赤星選手へ2球牽制を続ける。最後はラン&ヒットで、鳥谷選手が投ゴロの間に赤星選手は2塁へ進塁。次のシーツ選手との対戦のときが、最も上手かった。
 簡単にシーツ選手を2-0と追い込んだけど、フルカウントに。さぁ、ここからですよ。まずは、セカンドに牽制するフリ。7,8球目とファールでシーツ選手が粘る。そこへ打ち気を逸らさんとばかりに、セカンドへ牽制。9,10球目をファールで粘る。そして、ここでまた牽制するフリ。11球目、ついにシーツ選手が三振。

 このシーツ選手との対決で、今日の試合の負けが決まったようなもんじゃないかな。牽制の使い方、上手すぎるよ。


 工藤投手の天晴れは、まだ続く…


 読売が4回、1点を加えて0-2とリードを広げた後の4回裏。阪神は4番・金本選手から。なんとか反撃の狼煙をあげたいところ。そこで3者連続三振。この要所でこの投球。もうお手上げ。5回は、関本選手の打球をひじに受け、痛めながらも抑えるし。すごい42歳ですね。


 5回にスペンサー選手の頭上を越えてタイムリー2塁打になったシーンがあったとき、阿部選手の打球が来るぞと思いながら、ずーっと観ていて気になったんですが、守る構えに入るのがちょっと遅いんじゃないか!?
 もうちょっと早めに準備していたら、スタートがもう少し早く切れたのではと思った。早くスタートしたからといって捕れていたとは限らないが、左打者の阿部選手だから、飛んでくる可能性は非常に高かったはず。それだけにあの守備は、結果は関係なしに不満でした。


 今日の読売は、初回から足を絡めた攻撃をしてきましたね。ローズ選手と清原選手がいないからこそできる攻撃かな。足といえば、3回の1死2・3塁。村田選手のセンターオーバーの2塁打で2塁走者の高橋由伸選手がホーム封殺になった場面。あれは、ふつうは有り得ないよね。あれでアウトになったらあかんでしょ。


 この試合、阪神を主語に書くことがなかった。それに、この負け方に試合終了後のスコアボードを撮影すること自体を、すっかり忘れてしまいました。野球としての面白さは、工藤投手に見せていただけたので、少しは満足。


 あーあ。観戦4連敗。どないしよー。


 【観戦成績】 9勝6敗
 【対読売戦】 1勝2敗←ヤバッ

【連敗】 広島vs阪神16回戦@広島市民球場 ~代打・シーツの怪~

2005年08月25日 22時22分28秒 | 阪神タイガース
 先発・下柳が大誤算。初回、嶋に2ランを浴びると、緒方、前田、倉にも被弾。3回1/3で6失点KO。打線は6-0とリードされて迎えた6回、今岡の満塁弾で一時は2点差まで追い上げるも逆転ならず。7-5で広島に連敗した。


 下さん、制球できなかったですね。どうしちゃったんだろう。疲れかな。登板2試合連続でKO。ちょっと気になりますね。

 今岡選手の満塁弾で試合は面白くなったけど、どうしても納得できないのが、7-5と2点差に追い上げ2死3塁。この場面で今日スタメンの片岡選手に代打・シーツ選手を送った。

 なんで?

 片岡選手は、こういう勝負どころで代打として、ここ数試合は素晴らしい結果を出してきたベテラン。打撃不調でスタメン起用された片岡選手に、ここで代打を送るとは…。シーツ選手は、いくら対広島で結果を出しているとはいえ、勝負どころでの弱さは、これまでの試合でも実証済。なのに代打・シーツ選手って。案の定、空振り三振でチャンスは潰えました。

 ええ感じで追い上げただけに、ため息いっぱいの敗戦。


 さぁ、明日から甲子園で対読売3連戦!
 明日、明後日と2試合連続で観戦します。実に約1ヵ月ぶりの観戦。ここでしっかり勝ち越して弾みをつけたいですね。

【惨敗】 広島vs阪神15回戦@広島市民球場 ~阪神は“阪神”だった~

2005年08月24日 21時25分23秒 | 阪神タイガース
 阪神は今季2試合目、初対戦となる広島先発・大島投手に6回途中まで2安打に抑えられると、阪神先発・福原は、6回6失点KO。2番手・橋本も打ち込まれ、8-1で惨敗した。


 ロード勝ち越しはしたけれど、恒例の初物に対する弱さ。さらには、福原投手の広島市民の相性の悪さも出てしまっての惨敗。

 阪神は、やっぱり阪神だ^^;

 2安打じゃ、寂しすぎますね。初回の鳥谷選手の併殺打が、結果的には大島投手を楽にさせてしまったのだろうか。


 今日負けたからって、どうこう騒いでも仕方がない。ロードから終わったあとの甲子園での6試合。ここで勝ち越せばええんや。地元の応援を受けて負け越したら…。それは、最後の最後までもつれ込む展開は必至でしょうね。

【ロード勝ち越し決定】 広島vs阪神14回戦@広島市民球場 ~ラッキーも実力のうち~

2005年08月23日 22時06分29秒 | 阪神タイガース
 初回、広島の嶋に先制弾を浴びた阪神は、制球ならない広島先発・大竹を攻めあぐねるも5回、井川のラッキーなタイムリーや赤星のタイムリーで3得点し、1-5と突き放す。8回にも2点を加えた阪神が、1-7で広島を下した。


 テレビ大阪での中継。地元の地蔵盆で終始、携帯で試合をチェック。四球連発の大竹投手を早々と降板させるのかと思ったけど、5回まで粘られましたね。それにしてもラッキーなことの連続。ラッキーといっても、実力がないと、そう簡単に起こることじゃない。
 そして僕は、クジで1等が当たると、営業に来ていたチュートリアルの福田くんと握手、さらに、徳井くんは周りに詰め寄る人に体制を崩し、僕のほうに寄りかかることに。その後ろにはアジアン。馬場園さんに隅田さんが。アジアンのお2人の香水の香りが、ふわっと。馬場園さんの顔が自分の顔の前にあって、思わず止まってしまいました。こんなラッキーも、日頃のおこないが良くないと起こらない…!?


 ということで、阪神の試合を携帯でチェックしながらも、チュートリアルとアジアンが強烈に残った1日でした。


 最後に、井川投手。ナイスピッチ!
 残り試合、頼みますよー。

【勝ち越し】 ヤクルトvs阪神17回戦@明治神宮野球場 ~予定通りの試合展開を導いた安藤の好投~

2005年08月21日 21時41分17秒 | 阪神タイガース
 阪神が3回、今岡のタイムリーで先制すると、6回に代打・スペンサーが2ランを放ち加点。5回まで無失点の安藤を、藤川-ウィリアムス-久保田のリレーで繋ぎ、1-3でヤクルトに連勝した。


 やっぱり、藤川-ウィリアムス-久保田の中継ぎ3投手をドドーンと使ってきましたね。これも、そこまで試合を作った安藤投手の好投があったからこそ。ヤクルト先発・藤井投手との投げあいとなると、1点が限度だったと思うけど、そこを2安打無失点と申し分ないピッチング。それも1,2回と先頭打者にヒットを打たれ出塁を許しながら、ともに併殺で切り抜ける相手がガッカリする抑え方でしたね。

 打線は、ひーやんじゃなくスペンサー選手に1発が飛び出したのが、ちょっと面白かったりする。


 夏のロードの勝ち越しも見えてきた。この勢いで広島戦を戦い抜いて甲子園に帰って来てほしいですね。

【4番が決めた】 ヤクルトvs阪神16回戦@明治神宮野球場 ~凌いだお杉。神宮、人情劇場~

2005年08月20日 23時05分33秒 | 阪神タイガース
 阪神は2回裏、失策が絡んで先制を許すが、4回に同点に追いつくと5回、2点追加し、なおも無死満塁のチャンスで金本が満塁弾を放ち、この回に一挙6得点。さらに2点を加え、3-9でヤクルトを下した。


 今日はテレ東系ということで視聴は出来ませんでしたが、途中までカーラジオで観戦。序盤の失策で、この試合はどうなるんだと心配していたけど、金本選手がそんな心配を一発で吹き飛ばしてくれました。昨日の記事の最後に期待しただけに、すごい嬉しいー。

 昨日は大敗した試合でだったけど、今日は勝った試合で藤川投手らの中継ぎを休ませることができましたね。これで3戦目は、フル稼働してもらわなきゃ!

 お杉は、よう頑張ったなぁ。死球まで受けて…可哀想に。でも打線が白星をもたらしてくれたやん。良かった、良かった。人情が厚い選手たちに万歳。


 話は変わるが、日テレよ。ええかげんにしてくれ。今日の読売vs広島。1点を争う白熱した投手戦。なんで、こういう試合を最後まで放送しない?
 それなら最初から20時54分までにせんかい。「試合展開により」って、都合のいい言葉を使うなよ。いったい、どんな試合展開だったら延長するのか聞いてみたいね。読売が絶対に勝てると確信したらか? 勝てると分かった時には、もう面白くないんだよ。最後までどっちが勝つか分からないから、面白いんとちがうん。それに中継を見ているのは、読売ファンだけじゃないのは承知しているでしょうに。「あとの番組を楽しみにしている視聴者」云々を言いながら、「試合展開により延長」するという、ダブルスタンダードはやめていただきたい。



 何の記事が分からなくなっちゃった。えへ。

【大敗】 ヤクルトvs阪神15回戦@明治神宮野球場 ~大敗の中にも収穫あり~

2005年08月19日 22時04分05秒 | 阪神タイガース
 阪神先発・下柳が初回に2点を失うと、2回には7安打を集中され、わずか1回1/3、被安打10、7失点で降板。思わぬ誤算で、12-2と大敗した。


 下さんで、これだけ打たれてやられたらスッキリ。けど、打線にはもうちょっと頑張ってほしかったなぁ。古田選手の故障でスタメンマスクを被る小野公誠選手が絶好調なだけに、この試合で少しでも狂わせたかった。対ヤクルト3連敗。

 3連戦の第1戦は大敗したが、藤川投手らの中継ぎが休めたことは大きいですね。それにダーウィンに目星がついたことでしょうし、狩野選手が優勝争いをしているシーズンで、大差の中でとはいえマスクを被れたのは、いい経験になったんじゃないかな。


 金本選手が対ヤクルトとなると打率がグーンと下がるのには正直驚いた。明日は4番に決めてほしい。頼むぞー。

【サヨナラ勝ち】 阪神vs横浜18回戦@大阪ドーム ~出場機会の少ない選手らの活躍がカギ~

2005年08月18日 23時06分27秒 | 阪神タイガース
 阪神は初回、3四球と2つのタイムリーで3点を先制。しかし、先発・安藤が2回に4連打で2点を返されると、3回には佐伯・多村の連続本塁打で逆転を許す。3-4の1点ビハインドで迎えた7回、代打・片岡の同点ソロ弾、鳥谷のタイムリーで再逆転。8回、横浜に追いつかれ延長戦に突入。延長10回、1死1・2塁。途中出場の矢野がライトへ決勝タイムリーを放ち、6x-5でサヨナラ勝ち。


 片岡選手のホームラン。しびれたーーー。ベテランが少ない出番で結果を出すと嬉しいですね。この試合に勝利をもたらしたのは、片岡選手の一発だと言ってもいいんじゃないかな。何気に打率.310。優勝争いをしている状況下で、この時期にベテランが頑張ってくれると、チームも助かりますね。若い選手にも、いい刺激なのではないでしょうか。

 2試合連続でスタメンマスクを被った浅井選手にもタイムリーが飛び出すなど、チームの状態が下向き加減だけど、再び急上昇に転ずるいい流れだと思う。

 今日の勝ちで、対横浜のシーズン負け越しがなくなりました。


 明日からは神宮でヤクルト戦。前回の3連戦では負け越したので、ここはなんとか勝ち越したいですね。できるだけ主力を休ませながら、戦えたらいいですね。この時期の神宮って、嫌なことが起こるから。

【完封】 阪神vs横浜17回戦@大阪ドーム ~データの少なさの勝利!?~

2005年08月17日 23時30分25秒 | 阪神タイガース
 阪神は初回、3連打と犠飛で2点を先制。先発・福原は6回途中まで無失点で抑え交代。2番手以降もキッチリ抑えると、8回にも1点を加え、3-0で横浜に完封勝利。


 この試合は、キャッチャーがポイントかな。

 頭部死球後、バッティングの調子を崩している矢野選手に代えて、浅井選手がスタメン出場。オリックスとの交流戦、大阪ドームで福原投手とバッテリーを組んで勝利したときと同じ。好条件が揃っていた。とはいえ、しっかり完封勝利を導くところが素晴らしい。

 阪神の打線は、初物に弱い。これと同じ効果が、たまにスタメン捕手を代えることにもあるのではないかと思う。ピッチャーとの勝負といいながらも、リードするのは捕手。捕手の配球の特徴など、データが少ないであろう浅井捕手の起用が吉と出たのかもね。


 こういう点を考えると、なにがなんでも一人の捕手に固執することなく、臨機応変にスタメン起用していくのもいいのかなと思いました。


 シーツ選手は、大事な先制点を叩き出しましたね。彼がこのような試合でタイムリーヒットを放つと、勝つ確率がグーンとアップするので、頑張ってほしいです。

【ほぼ勝ち】 阪神vs横浜16回戦@大阪ドーム ~負けてもおかしくない、勝ちに等しい引き分け~

2005年08月16日 22時53分16秒 | 阪神タイガース
 阪神先発・井川は4回、金城にソロ弾を浴び先制を許すも、打線がその裏に同点に追いつく。その後は両先発が好投し、延長戦へ。延長11回裏、阪神が1死満塁でクリーンアップに打順が回るもタイムリーが出ず、引き分けに終わった。


 とりあえず、負けなくてよかった。以前も書きましたが、負けないことが重要ですよね。10回表にウィリアムス投手が先頭打者に四球。そして犠打をエラーしても、11回裏1死満塁で、シーツ選手が犠飛すら打てなくても負けないのだから、この引き分けは勝ちに等しいかも!

 三浦投手からは、やはり打てないのか…。三浦投手の投球フォームがいきいきとしているように見えてしまう。いや、実際にそうなのかもしれないけど、なんとかならんもんでしょうかね。


 これからは、監督の采配がより重要になってきそうな感じがしますね。ここ数試合の采配は、その前兆かな。

【3連敗、阻止】 読売vs阪神15回戦@東京ドーム ~同じ轍を踏まなかった3戦目~

2005年08月14日 23時59分59秒 | 阪神タイガース
 阪神は初回、読売先発・桑田の立ち上がりを攻めるなど、一挙5得点。4回に2点を返されるが、6回に今岡の犠飛で1点。8回には、シーツのソロ弾で1点を加え、3-7で読売を下した。


 3連戦の初戦。初回に攻めきれず、工藤投手に立ち直られた阪神。しかし、この試合では、今岡選手のタイムリーのあとに、桧山選手が犠飛で繋ぐなどして、桑田投手の矢野選手への危険球で退場。さらに代わったばかりの前田投手から藤本選手がタイムリーを放って、これで決まったようなものでしたね。

 2回からは、打線が静かになったけど、今度は守備で好プレーを連発。今岡選手の読売の反撃を阻止する横っ飛びも見事だったし、なによりも鳥谷選手の守備力向上は、目を瞠るものがありますね。


 先発の能見投手が四球から交代に至ったのは残念。2番手の桟原投手が期待に応えてくれました。桟原投手のフォーム、何気に腕が前より上がっていたように思ったんですが、フォームを少し変えたのかな?


 この3連戦で、読売を最下位に落とすはずが、返り討ちにあってしまった。読売も若い選手が出てきましたね。というか、このようなシーズンでしか使えないってのもありますが…。そんな若い選手たちを見ていると、昔の阪神とダブってしまう。小兵が多いのが特に。

【またサヨナラ負け】 読売vs阪神14回戦@東京ドーム ~空回りした久保田投手~

2005年08月13日 23時59分59秒 | 阪神タイガース
 阪神先発・杉山は初回、3連打と押し出しの四球で2点を失う。2回に金本のソロで1点を返すが、3回に阿部にソロを被弾し、3-1とリードを広げられる。2点ビハインドで迎えた5回、この試合で1500試合出場を達成した片岡がタイムリーを放つと、赤星もタイムリーで続き同点に追いつき、2試合連続の延長戦に突入。12回裏、阿部にサヨナラタイムリーを打たれ、4x-3で2試合連続サヨナラ負けを喫した。


 片岡選手、記念すべき1500試合出場達成、おめでとうございます。それもタイムリーを放ち、自ら花を添えましたね。しかし、チームがサヨナラ負け…。


 最終12回は、久保田投手からの攻撃。代打を送らず、そのままバッターボックスへ。久保田投手に全てが託されたことになったが、12回裏、気合いが空回りしたのか。自らのエラーでピンチを広げて自滅のようになってしまいましたね。残念な結果になったけど、また次の登板でビシッと抑えてくれれば、文句なし。頼むぞ!


 2試合連続で読売にサヨナラ負けしようとは、予想もしなかった。今は、負け数だけは増やしたくないところだけに、非常に重たい2敗になるのではないだろうか。