韓国の家、実は日本の家より狭かった

2006年07月01日 | 支那朝鮮関連
1人当たりの住居面積は先進国の半分以下

 「先進国に比べ住宅数も少なく、しかもひどく狭い家に住んでいる」
 政府は、これまで住宅普及率が100%を超えたと宣伝してきたが、住居水準を比較する国際基準である「1000人あたりの住宅数」で比較分析した結果、韓国は先進国の60%水準にとどまることが分かった。1人あたりの居住面積も、一般に「狭い家に住んでいる」と思われている日本より大きく下回ることが分かった。

 建設交通部は27日、「建設交通主要統計」資料を通じ「韓国の1000人あたりの住宅数は218.8世帯であり、日本(423世帯)、米国(427世帯)、英国(417世帯)、ドイツ(445世帯)など先進国に比べ低い」と話した。これまで「住宅が不足しているのではなく、投機のため住宅価格が上昇している」と主張してきた政府が住宅不足を間接的に認めたものと解釈される。

 政府は1960年代以降「1世帯あたりの住宅数の比率」を示す「住宅普及率」を政策指標にしてきた。韓国の全国住宅普及率は2002年に100%を超え、2004年末現在は102.2%だ。しかし、建設部は今回の「建設交通主要統計」を通じ、「1000人あたりの住宅数は住宅普及の量的指標であり、多くの国で住宅需給を示す重要な政策指標として使われている」と説明している。

 住宅産業研究院のチャン・ソンス博士は「住宅普及率を政策指標にしている経済協力開発機構(OECD)加盟国はない」とし「政府はこれまで住宅普及率100%という数値を示し、住宅は不足していないという錯覚を国民に植え付けてきた」と話した。住宅産業研究院キム・ヒョナ博士は「離婚や晩婚による独身世帯の増加、所得水準の向上によるセカンドハウスを考慮すれば、住宅の供給を大幅に増やす必要がある」と話した。

 また住宅の質的水準も、先進国に比べて低い。1人あたりの住居面積は、韓国が20.1平方メートルと、先進国の平均(43.6平方メートル)の半分にも満たないことが分かった。

 同部によると、全国1590万世帯中255万世帯が屋上に増設された家、半地下など政府の最低住居基準に満たない住宅に居住している。その中には長屋のような家で生活している者だけで9000人余、無許可のバラック小屋も首都圏に1万世帯余ある。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
http://www.chosunonline.com/article/20060630000067

朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/30/20060630000067.html


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