統一教会系集会に祝電 「担当者注意」と安倍長官

2006年06月20日 | 支那朝鮮関連
 統一教会の関連団体「天宙平和連合」が開いた集会に安倍晋三官房長官名の祝電が寄せられたとして、全国霊感商法対策弁護士連絡会が19日、参院議員会館で記者会見を開き「統一教会の活動にお墨付きを与える遺憾な行動だ」として、安倍長官に公開質問状を出したことを明らかにした。
 統一教会をめぐっては、霊感商法や違法な勧誘などが問題となり、各地で訴訟が相次いでいる。安倍長官は「私人の立場で地元事務所から『官房長官』の肩書で祝電を送ったとの報告を受けている。誤解を招きかねない対応であるので、担当者によく注意した」とのコメントを出した。
 同連絡会などによると、同連合などの実行委員会が5月13日、福岡市内で約8000人が参加する集会を開催、安倍官房長官名の祝電も寄せられたという。連絡会は公開質問状で、祝電を送った経緯などの説明を求めている。
(共同通信) - 6月19日20時40分更新

Yahoo!ニュース - 共同通信 - 統一教会系集会に祝電 「担当者注意」と安倍長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000178-kyodo-soci







第084回国会 決算委員会 第11号 昭和五十三年五月十二日(金曜日)1978年より
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/084/0410/main.html

(引用開始)
「韓国は男性の国だ、日本は女性・産業の国だ。婚姻の成約ができれば、女性から男性に対して結納品を納めるべきだ。だから、日本が産業経済を男性である韓国に結納として納めるべきだ。」

これは彼らの出版物に載っているわけです。笑い事じゃないですよ。

http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1118006


○楯委員長 次、安藤巖君。
○安藤委員 質問する前に、まず、総理に、この質問との関連でテキストをお渡ししたいと思いますので……。これは委員長に……。
 総理は、文鮮明という人物に関心を持っておられるようですが、この文鮮明の主張に従っていろいろ活動している団体が日本にあるということは御存じのとおりであります。そして、彼の主張が、日本の主権あるいは国民生活、基本的人権、これに非常に重大なものを含んでいるということも、これはいろいろ言われております。だから、その点について総理の御所見を伺いたいと思うわけです。
 そこで、いまもお配りしたのですが、彼の主張が「原理講論」という本にまとめられております。私はいまここに韓国語の原文と日本語版の二つを持ってきておりますけれども、いまお渡ししましたのは、韓国語の原文の方にはありますけれども、日本語版の方では削除されたりあるいは改ざんをされている部分があります。それを日本語に訳したものがそれなんです。私どもの方で日本語に訳したものがありますけれども、念のために外務省のアジア局の北東アジア課の朝鮮語に習熟している人に訳してもらったのをいまお渡ししたのです。
 これによりますと、こういうことが書いてあるのですが、いまごらんになっていただけばわかると思うのですが、とんでもないことが書いてあるのです。
 「日本は代々天照大神を崇拝して来た国として、その上全体主義国家として再臨期に当っており、」「サタン側の国である。」悪魔の国だ。「したがって端的にいって、イエスが再臨される東方のその国とはまさに韓国である。」こういう言い方ですね。
 さらに、こういうことも言っております。二番目の方になりますけれども、「全世界の」、ちょっと省略しますが、「精神と物質両面の文明が韓国を中心として、みな一つの真理のもとに吸収され、融合され、」「理想世界のものとして結実しなければならない」
 そして、これを受けまして、これはほかの本に載っておるのですが、「韓国は男性の国だ、日本は女性・産業の国だ。婚姻の成約ができれば、女性から男性に対して結納品を納めるべきだ。だから、日本が産業経済を男性である韓国に結納として納めるべきだ。」これは彼らの出版物に載っているわけです。笑い事じゃないですよ。
 さらに、こうも述べております。その次になりますが、「あらゆる民族の言語が、一つに統一されなければならない」 「イエスが韓国に再臨されることが事実であるならば、」「韓国語はまさに祖国語となるであろう。したがってすべての民族はこの祖国語を使用せざるを得なくなるであろう。」こうです。
 これは文鮮明の日本に関係する主張の部分をいま紹介したわけですけれども、しかも日本語版にない隠された部分を紹介したわけですが、総理はこの主張に賛成なさるのですか、賛成なさらないのですか。一体どちらでしょう。
○福田内閣総理大臣 まあ宗教家にはいろいろなことを言う人がありますが、私は政治家ですから、宗教家のいろんな言うことについて言及をするということは避けます。お答えはいたしません。
 ただ、先ほど私が文鮮明氏に何か関心を持っているというようなお話がありましたが、私、東京で文鮮明氏が何かパーティーをやったことがありまして、千人を超える人が集まった大パーティーです。そこへ同僚の国会議員の人に誘われて行って、あいさつをした。また、その文鮮明氏の話を聞いたが、その話自体、私の聞いたところでは、私の言っている協調と連帯、この精神を強調されておりまして、ははあ、私の考え方を韓国の人にもちゃんと支持しまた主張してくれる人があるなと思って、まあ聞いておったということはありますが、それだけの話でありまして、何の、別に文鮮明氏とそれ以上のつき合いはありませんです。
○安藤委員 いまおっしゃった東京の会合云々ということで、ほかにもあるかもしれません、私は知りませんが、そういうことで関心を持っておられるというふうに思っておるわけなのです。
 それはともかくといたしまして、いま宗教上の問題だということだから議論をされないというふうにおっしゃったのですが、いま一番最初に私が読み上げました主張、これはまさに日本の国にとって本当に東大な内容を持っているということは、ごらんになっていただいて一目瞭然だと思うのです。とにかく、天照大神を崇拝をしてきたからこれは悪魔の国だというわけです。だから天照大神が悪魔の源だという言い方なんです。まさにこれは日本人の多くの人がそのままこれを聞いたらかんかんになって怒るのじゃないかと思うのです。そして、これはまさに日本国民に対する重大な侮辱だと思うのですね。そして現実に、韓国が神の国だ、日本はサタンの国だ、だから自分たちの両親さえもサタンだ、悪魔だ、言うことを聞く必要ないのだ、文鮮明さんはお父様だというようなことで、家出をしたり親に食ってかかったりというようなことで、いろいろな社会的な問題を起こしている青年、学生が相当たくさんいるという事実なのです。だから、こういうことからしますと、それは宗教の問題だということで逃げるわけにいかない問題だと思うのです。だから、まさにこれは日本の国民生活にかかわる問題、基本的人権にかかわる問題、大変な問題だと思うのです。
 そういう意味で、一国の総理としての責任ある御答弁をお願いしているのです。宗教の問題ということですりかえようとなさらないで、最初に私が言いましたように、まさに日本の主権の問題、基本的人権の問題、国民生活にかかわる問題として受けとめていただく必要があると思うのです。いかがでしょう。
○福田内閣総理大臣 日本の総理大臣として責任を持って申し上げますか、おかしな議論があるものだとは思いますけれども、事宗教の問題ですから、私は細部にわたって論評することは控えさせていただきたい、このようにお答え申し上げます。
○安藤委員 先ほども申し上げたのですが、現実に総理、この主張に従っていろいろな社会的な行動あるいは政治的な行動をしている団体があるのです。御存じないですか。いや、当然これは知っておられなければいかぬと思うのですが、知らないふりをしてかぶりを振るというのもありますけれども、一国の総理として、相当社会的に悪い影響を与えている活動がこの主張に従って行われているという事実は、きちっと踏まえていただく必要があると思うのです。いまお答えのように、おかしな考えがあるものだなということだけでは済まされない問題だと思うのです。これは日本国民かんかんになって怒りますよ。それに対して一国の総理である福田さんは一体どう考えているのだろう、これは追及の声が上がりますよ。
 それじゃほかのこともお尋ねしますけれども、次に言いました言語の問題。これは先ほど言いましたように、世界の言語は全部韓国語に統一するのだ、こういう言い方ですね。日本人も韓国語を使え、こういうことなんですよ。まさにこれは一〇〇%と言ってもいいと思うのですが、少なくとも九九・九%の日本の国民は反対だと思うのです。だから、こういう主張に対して、日本人全部韓国語を使えという主張に対して、総理としてはどういうふうに考えられるのですか。まさにこれは宗教の問題だとかどうとかということですりかえられる問題ではないと思うのです。いかがでしょう。
○福田内閣総理大臣 日本人も韓国語を使えという主張があれば、これは断固として拒否いたします。
 しかし、何かこの刷り物について論評せい、こういう話ですが、宗教家というのはいろいろなことを言う人があるのですよ。それを言葉一つ一つ論評する、そういうことは私はいたしません、そういうことを申し上げているのです。
○安藤委員 それから、先ほども言いました三つ目のことになるのですが、すべての文化、物質文化、それから精神文化、文明ですか、これは韓国に統一融合されるのだという言い方ですね。つまり、文化、芸術から経済まで全部韓国に吸収合併される、日本は産業経済を韓国に結納として納めるべきだ、こういう主張なんですよ。笑っておられるのですが、しかし笑い事ではない。
 というのは、まさにこれは日本を属国扱いしている主張だと思うのですよ。だから、こういう主張に従ってまさに韓国に日本の産業経済は奉仕すべきだ、捧げるべきだ、結納として納めるべきだ、こういう主張をして、いろいろ政治活動や社会活動をやるというようなことになったら、これは大変なことだと思うのですね。だから、これは総理として責任持って答弁していただかなくちゃならぬ問題であると思うのですが、この問題はどうでしょうか。
○福田内閣総理大臣 だれがどう言ったということでなくて、韓国の文化に日本は従うべきだという議論は一体どう思うかという御質問であれば、そんなばかげた話はそれは相手にはできません、こうお答え申し上げます。
○安藤委員 それから、こういうことも言っているのです。これは三年前の一九七五年四月十二日付の東亜日報という韓国で発行されている新聞ですが、これに韓国のキリスト教界が合同で意見広告を出しているのです。
 その中身は、つまり、文鮮明は、人類の血管にヘビの血が流れている、これが罪の遺伝であり、そのため文鮮明の聖なる血を受けて血分けをしなければならないという混淫の主張をしている、と。この意見広告は、邪教だというふうに断定しているのです。
 現実に、文鮮明は、社会秩序混乱あるいは風紀紊乱あるいは姦淫行為で三回以上も刑務所暮らしをしているのですよ。
 先ほど私が一部を紹介いたしましたこの「原理講論」にも、このような趣旨のことが載っているのです。この意見広告の内容のような趣旨が載っております。
 日本の青年男女が相当多数、文鮮明から指名をされて集団結婚をさせられたという事実は、これは新聞にも相当大きく載っておりますから御承知のとおりだと思うのですけれども、こういうような混淫の主張が日本の社会にだんだん広がっていくということは、これは憂慮すべきことだと思うのですね。
 だから、あなたは総理として、こういうような混淫の主張が広がっていくということに対して何も、いまおっしゃったように、いろいろなことをおっしゃるからそれは勝手だというようなことでは済まされない問題だと思うのですけれども、こういうような思想が広がっていく、主張が広がっていく、あるいはさらには運動が広がっていくということに対して、賛成なさるお立場なのか、あるいはそうでないのか、いかがでしょうか。
○福田内閣総理大臣 私は、文鮮明という人がどんなことを考え、どんなことを言っているかということを承知しないのですよ。しかも、それは宗教界の問題だ。それに対して私に意見はどうだこうだと言われても、私は答えようがありません。文鮮明というのを私がよく承知しておって、その思想でも信奉しているとかなんとかという立場にあるなら、それは私の立場を申し述べますけれども、パーティーで一回会った、その演説を聞いた、その演説はよかった、これはもう協調と連帯の思想を説いておるわけですからよかったですが、それ以上の知識は私はありませんから、幾ら聞いてもお答えいたしません。
○安藤委員 宗教上のあれこれだということだから関知しない 答えないというお話ですが、いま私がお尋ねしている趣旨は、いま私はコンインと言いましたが、結婚の婚姻じゃないのです。いわゆる淫乱の淫、まじる、混乱の混、そういうことなんですよ。だからこれは大変なことだ、そういうような思想が蔓延するというようなことになったら大変なことだと思うのです。
 いま総理は、協調と連帯ということですばらしいことだったと話しておられる。しかし、それは昭和四十九年五月七日の帝国ホテルのことでしょう。そのときに総理は、アジアに偉大な指導者あらわれる、その名は文鮮明とおっしゃったはずです。その偉大なる指導者というふうにおっしゃった文鮮明の思想が、主張が、いま私が言いましたような言語の問題とか、天照大神はサタンだとか、あるいは日本を属国扱いにせよとか、あるいはいま最後に申しております混淫の主張、これを出している。こういうような考えをどんどん広める、これは大変なことだと思うのです。ほっておくわけにいかぬじゃないですか。しかし、それでもあなたは、宗教の問題だからわしは知らぬと言ってほおかぶりをなさるつもりなんですか、どうなんですか。一遍その辺のところも聞かせてくださいよ。実際にそれ広まりつつあるんですよ。
○福田内閣総理大臣 混淫は一体どう思うかという質問をしてくださいよ。そうすれば私は、それはいいことじゃありません、こう答えますよ。
 しかし、文鮮明に関連していろいろ言うものですから、その文鮮明という人の実体をよく私も知りませんから、そういうことにはお答えはいたしません、こう申し上げているのです。
○安藤委員 お答えの趣旨もわからぬでもないのですが、そういう混淫の主張を文鮮明氏が広めている、日本の国内でそれを広めている人たちがいる、団体がいる、それを放置しておいてはいかぬのじゃないかということをお尋ねしているのですよ。それが文鮮明氏の主張をもとにしているものだ、主張そのものだ、このことを申し上げておるのですよ。
 そこで、いま宗教の問題いろいろおっしゃったのですが、御承知だろうと思いますからあえて申し上げることもないと思うのですけれども、たとえばアメリカのフレーザー委員会ありますね。このフレーザー委員会では、文鮮明が会長をしております。教祖といいますか、この統一教会というのはKCIAによって政治的な目的のためにつくられたんだという、これはCIAの資料を公開しているわけですね。だから、宗教団体としての扱いはしていないのですよ。それから、現実にイタリアあるいはオーストリアその他のヨーロッパ諸国でも、この統一教会なるものに対して監視措置とかあるいは活動禁止措置、こういうような措置をとって、まさにこれは反社会的な、宗教団体にあるまじき行動をしているということでそういう措置をとっているのですよ。宗教団体としての扱いを受けていないのです。だから、そういうような実態が日本でもある。だから、これは政府としてもきちっとした対応をなさるべきではないか。
 しかしその前に、私はいまそこまでは、本当は言いたいんですが、その前に総理の基本的なお考えをお伺いしておるわけなんです。だから、いま私が申し上げましたそういうことを踏まえて、もう一度最終的にお答えをいただきたいと思うのです。
○福田内閣総理大臣 文鮮明というのは私一回会っただけの話であって、そんな細かいことを根掘り葉掘り聞かれたって答えようがありません。だから、一つ一つこういう問題はどうだ、こういう考え方はどうだということをお尋ねになれば、私は一つ一つ明快にお答え申し上げます。
○安藤委員 いまお渡しいたしました資料でごらんになって、たくさん申し上げたつもりじゃないんです。非常に鮮明な天照大神の問題と、言語の問題と、混淫の問題、これは大変なことですから、英敏な頭脳の持ち主であられる総理のはっきりとした御答弁をすぐいただけると思っておったんです。そしていまそういう問題についてあれこれここで答弁するわけにはまいらぬというお言葉ですが、先ほど私がお尋ねいたしました帝国ホテルでのいわゆる晩さん会なるもので、先ほども申し上げましたが、文鮮明のことを偉大なるアジアの指導者だというふうに称賛、礼賛しておられるわけですから、当然その思想あるいは考え方、主張に対して相当な御理解をしておられるのではないか。これは当然でしょう。ところが、そういう場でそういうような礼賛をしておられて、そしてこの国会の委員会の場では答えられないというのはおかしいじゃないですか。いかがですか。
○福田内閣総理大臣 私のかねて主張しておる連帯と協調論、これにほとんど近い話をしているわけだ。しかも私は初めてその人にそこで会ったわけで、それから連れていかれる人、その同僚代議士のお話じゃ大変な支持者がおるんだというのでそういうふうな話をしたので、私いろいろ最近パーティーだ、宴会だ、ありますと、ちょっと輪をかけて話すんです。そのような環境のもとにおいて話したことで、そんなものを一々取り上げてそれを御質問されても、お答えすることはできない。
○安藤委員 終わります。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/084/0410/08405120410011c.html

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