証言の「断片」のみ放映ー台湾の被取材者が怒るNHKの反日番組

2009年04月09日 | メディア・芸スポ
証言の「断片」のみ放映ー台湾の被取材者が怒る反日番組
「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」

■取り上げられた一枚の中学生の集合写真 

NHKの「被害者」としか思えないのが柯徳三氏。八十七歳になる台湾のお爺さんだ。

四月五日に放映された「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」の第一回「アジアの“一等国”」は、日本の台湾統治と言う異民族支配の不条理をこれでもか、これでもかと強調する内容だったが、その不条理さを証言するため登場させられたのが老世代の台湾人。そしてその中心的人物として位置付けられていた一人がこの人だった。

番組では旧制台北第一中学校の生徒の集合写真が「台湾統治を象徴する一枚の写真」としてクローズアップされる。「台湾人日本文化を叩き込み、民族性までも奪った歴史が秘められている」からだと言う。視聴者は「何事か」と注目したことだろう。これは台湾人に対する同化政策(日本人化政策)への批判である。

先ず画面には映し出されるのは同校の台湾人卒業生の同窓会。「クラスメート五十人の内、台湾人は二人だけ。同化政策の実態は、台湾人には制限つきの厳しいものだった」とのアナウンスが流れる。

そこでカメラを向けられるのが卒業生の一人である柯徳三氏だった。同氏は先ず「小さいころは日本人になりたい、どうして台湾人に生まれたのかと考えた」と述懐する。

■日本統治への憎しみ証言だったのか

「狭き門を潜り抜け、中学校へ入学した台湾の生徒たち。しかし日本人が大多数を占める中で、より多くの差別と偏見を受けることになる」とアナウンスは続く。

柯徳三氏はそれを受ける形で、

ーーー台湾人の豚の角煮を弁当に持って行くと、日本人に笑われる。母に弁当は日本式にしてくれと頼んだ。日本式にして始めて堂々と蓋を開けられる。

と話す。

次いで「社会に出るとさらに露骨な差別を受けることになる」と強調するアナウンス。ここでも柯徳三氏の次の証言が用いられる。

ーーーいとこの姉さんが日本人の嫁になって日本行ったが、戸籍に入れない。こう言うのが差別でしょう。最後の最後まで、台湾人であることを隠さないといけない。

場面が変わって、「皇民化政策によって台湾人は台湾人であるとの意識を大きく変えられて行く」とアナウンスされると、再び柯徳三氏が登場。

ーーー酒を飲むのも日本酒。こういう人間に誰がしたの。日本だ。

ーーー喋るのも日本語。台湾語でこう言う演説はできない。

ーーー頭のコンピューターはすでに日本化されてしまっているから、あの二十数年間の教育は実に恐ろしい。頭が全部ブレーンウォッシュ(洗脳)されているからね。だから日本式に物を考えたり、日本式に日本語を喋ったりする。

そのように語る柯徳三氏だが、決して怒りや憎悪に満ちた表情ではない。実直そうな雰囲気の中に笑顔もあればユーモアもある。しかし多くの視聴者はアナウンスに導かれ、日本を痛烈に批判していると受け取ったはずだ。

■柯徳三氏に「真意」を尋ねて見えたもの

ところが柯徳三氏を直接知る私の知人たちは番組を見て、「怨み言ばかりを言う人ではない。もっと別のことも言っているはず」と口を揃えた。

私は同氏とは面識がないが、やはり違和感を覚えた。台湾人が受けた差別待遇への「怨み言」はよく理解できるが、しかしそれだけで、かつての激動の時代を総括するものだろうかと、これまで台湾であの世代から多くの話を聞かされてきた経験から、そう直感したのだ。台湾通の友人の中でも、私と同じように直感した者は何人かいた。

そして案の定、知人から「もっと重要な発言がカットされ、悩んでいるようだ」と聞かされたのだ。私はそれを詳しく知りたいと思った。そこで八日、柯徳三氏に国際電話を掛けた。

受話器の向こうの同氏は、番組で拝見したとおりの矍鑠とした方だった。私が「番組が意に沿わなかったと窺いました。そのことを話していただけますか」と聞くと、一気に話をしてくれた。

それによって同氏が、カメラの前で日本に対する「台湾人の思い」をさまざま話していたことがわかった。

聞けばどれもが、良くも悪くも日本人の心に強く訴え来るものばかりだ。アナウンスにもあったように、この番組のテーマは「過去と向き合う中から見えて来る未来」「未来を見通す鍵は歴史の中にある」だが、同氏の語ったとされる話は、まさに日本人に対し、今後持つべき心の在り方を問いかけるものだった。

しかし番組は、その立派なテーマの前提として「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」を暴くことを置いていた。そこで採られたのが、そのために都合のいい話の断片だけを繋ぎ合わせる手口だったのだ。

以下は柯徳三氏から聞いた話のメモである。

■心外だ!台湾人が排日と誤解される!

ーーー私は日本による五十年間の台湾統治はプラス面が五〇%でマイナス面が五〇%と考える。NHKの取材を受け、インフラや教育のよさを語ったのだが、番組は全然取り上げなかった。

ーーー日本による差別待遇など、欠点への怨み事ばかりを取り上げ、あたかも台湾人が朝鮮人と同じく排日だとの印象を植え付けようとしているらしいが、これは心外だ。

ーーー烏山頭ダムを造った八田与一技師の話もした。いかに農民にいいことをしたかなど。八田技師の長男とは同級生だったことも話したが、怨み言を並べる場面ばかりが映された。

ーーー怨み言は、あのころの日本政府に対するものではない。私たちを健やかに育ててくれた日本政府には感謝している。

ーーー「日本に捨てられた台湾人の怨み言」であると解釈してほしい。黙って国民政府(蒋介石政府)に引き渡したときの怨みだ。

ーーー国民政府は日本政府の倍悪かった。(四七年の)二・二八事件では台湾人エリートが犠牲になったが、そのことをたくさん話したのに、まったく取り上げていない。

ーーー同窓会では怨み言がたくさん出たが、あれはみんなが押さえつけられていた感情をさらけ出したものだった。しかし私たちは日本に対し、一定の評価をしている。

ーーー敗戦で日本は台湾を投げ出した。切り離した。しかし償いがなかった。物質的な償いではなく、精神的な償いがだ。マッカーサーの命令により、やむをえなかったことは、台湾人はわかっている。しかし「捨ててすまなかった」とちゃんと言ってくれれば、台湾人は慰められたのだ。

ーーー「捨てられた怨みを並べた」と解釈して欲しい。

ーーー私は親日でも反日でもない。私にとって日本は養母なのだ。中国から切り離され、日本に養子として拾われたのだから。日本人に差別はされたが、私が今日一人前の医者として活躍できるのは(もう引退はしているが)、日本のおかげだ。

ーーーNHKには利用された、騙されたという気もしている。日本に対するネガティブな印象のところだけ取り上げられた。

ーーー台湾と日本との仲を引き裂こうとしているのだろうか。どうしてもそう見える。台湾へ来たことのない人が番組を見たらどう思うか。

ーーーNHKのバックには中共がいるのだろうか。NHKは中共にブレーンウォッシュされているのだろうか。それとも遠慮しているのか。

ーーー私は記者に対して「怪しからん」と話した。「北京総局を置いているが、その下に台北支局を置いている。それなら台湾総局とするべきだ。日本が本部なら、北京も支局とするべきだ。台湾は中国に属していない」と。だがそれは消された。

ーーー私は番組の中で「喋るのも日本語。台湾語でこう言う演説はできない」と怨み言を言ったが、それは中国語が話せないと言うこと。台湾語はもともと文章は書けない言葉。若い人から見ると、私たちは日本語ばかりを話す「かたわ」となってしまう。「かたわ」と言うのは「捨てられた人間」と言うことだ。

ーーー私は話の最後で「都合の悪いところがあればちょん切って」と頼んだ。それは「日本人が不愉快に思うような悪口の部分を切って」と言う意味だったが、逆にそれらばかりを取り上げられた。

私は以上の話を聞き、「広く日本人に伝えたい」と話したら、「そうして欲しい」と言われた。

■台湾の「親日」イメージ破壊としか思えない

戦後、台湾人に何の相談もなく突然彼らを他国へ譲り渡した日本に対し、「仕方がなかった。すまなかった」と一言言えばよかったのだと話す柯徳三氏。

そう言えば番組では、元日本兵だった台湾人も、「(台湾人は)みなしごになって捨てられた見たいだ。人をバカにしているんだ、日本は」と語っていた。番組は「日本統治の深い傷」を暴くとの文脈から、巧妙にもこの発言すら「日本統治」への怨み言として扱っていたようだが、怨みは明らかに台湾人の存在を顧みようとしない戦後日本に向けられていた。

柯徳三氏はそのような戦後日本の「未来」のため、日本人に「過去と向き合わせよう」(台湾人と向き合わせよう)と話をしたのだが、NHKはそれを操作して、逆に台湾の「反日」イメージを強調したのわけだ。まさに同氏が言うように「中共に洗脳された」がごとく、「台湾と日本との仲を引き裂こう」とするかのように。

これが視聴者への背信ではなくて何か、台湾人への侮辱的な利用ではなくて何か、そして柯徳三氏ら被取材者への裏切り、冒ーでなくて何かと言うことだ。

番組が「親日的とも言われる台湾で、今も残る日本統治の深い傷」と強調したところに、私は国内の反日メディア、さらには中国が警戒する台湾の「親日」(日本への深い理解)イメージを低下させようとの意図を感じないではいられない。柯徳三氏もまた「中共による洗脳」「中共への遠慮」があるのではないかとNHKを疑っている。

■台湾人の心の蹂躙をも厭わない強烈な反日番組

実は柯徳三氏は日本で『母国は日本、祖国は台湾』(桜の花出版)と言う本を出版されているが、そこにはこうある。

「今も日本の学校では、台湾のことがきちんと教えられていません。台湾が日本領だったということも、歴史の教科書に書いてはあるけれども、戦争のこともあって、近代史はきちんと教えられていません。教えられるとしたら、日本が悪いことをしたということばかりなわけです。だから、日本人は正しい歴史を直視していないと思います」

「大東亜戦争で、日本人が悪いことをした、悪いことをしたと、一生懸命、何十年も経っても謝っていますが、日本が戦争に突入していかざるを得なかった当時の状況を、日本人はきちんと学ぶ必要があるのです」

日本人のために、ここまで親身に心配してくれている柯徳三氏に対し、NHKはよくも裏切りに出たものだ。それどころかこの番組で、同氏が懸念する近代史の歪曲をやってのけた。そしてそのために同氏を利用した。

柯徳三氏はこうも書いている。

「台湾で育ったことのない日本内地人は、台湾という所に対して別に親しみも何も感じていません。それは無理もないことかもしれません。『台湾は中国の一部じゃないか』と考えている。NHKなどは地図でも台湾と中国を同じ色に塗っています」

中国の台湾併呑の主張にはっきりと従うNHKに、台湾人の人権を尊重するような顔で日本の台湾統治を糾弾する資格などあるのだろうか。

「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」は始まったばかりだが、早くもその第一回で、台湾人の心を踏み躙ることすら厭わない強烈な反日宣伝の意図を鮮明にした格好だ。

http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html

柯 徳三 (著) 母国は日本、祖国は台湾?或る日本語族台湾人の告白
http://www.amazon.co.jp/dp/4434066544/

「反日台湾」を強調したNHKスペシャルー「シリーズJAPANデビュー」

【NHK・アジアの一等国】日台分断工作!?繰り返される偏向報道
http://www.youtube.com/watch?v=8aMHMTTjx9E

元台湾少年工 映画で証言 「本当の姿を知って」
台湾少年工の大和魂

忘れ去れた台湾史--日本時代編 【訳付き版】
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=oXNPrxxuCXg&feature=related









メイル・マガジン「頂門の一針」
http://www.melma.com/backnumber_108241_4442854/

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反     響
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NHKが「JAPANデビュー」で台湾の「反日」強調の偏向番組

実はこの番組から私,取材されています。

以前,紹介させていただいたかもしれませんが,私の祖父は第一次世界
大戦時,日本海軍が日英同盟に基づいて地中海に派遣した第二特務艦隊
の,駆逐艦榊の一員として地中海まで行っております。

この番組,7月ごろに,この第二特務艦隊のことを取り上げるのだそう
で,それで取材を受けました。もっとも取材といっても,リサーチャー
と電話で話をしただけなのですが,なんとなく厭な予感がしていました。

実際,第1回の放送を見て,予感的中というか,まさかここまでひどいとは
思いませんでした。取材に協力した人達の意志を全く無視して,制作者
の偏向した先入観で内容をでっち上げたということが如実に表れていま
す。朝日新聞が大好きな母でさえ,番組を見て「おかしいわよねぇ」と
言っているくらいです。

NHKの先入観といえば,こんな番組もありました。

昨年の2月,日本の建築家を取り上げた番組で,元日本設計の社長で霞が
関ビル,京王プラザホテル,新宿三井ビル等の設計を手がけた池田武邦
博士が登場していたのですが,彼は海軍大尉であり,巡洋艦矢矧の一員
として軍艦大和の沖縄海上特攻作戦に加わり,奇跡的に生還したという
経歴の持ち主でもあります。

日英同盟百周年の2002年,「特務艦隊」という小説を書いたC.W.ニコル
さん,池田先生らとともにマルタとイギリスを旅行したのですが,この
時私は,ロンドンのテムズ川に展示係留されている巡洋艦ベルファスト
の艦内で,大和は沖縄までの片道分の燃料しか本当に積んでいなかった
のか質問しております。

池田先生は,当初片道分だけという話もあったが,次の作戦のことを考
え,十分往復できるだけの燃料をかき集めて出港したということを明言
されております。

しかしながら,件の番組の中でディレクターと思しき人物が同じく燃料
について質問しているのですが,彼は頭から「燃料は片道分しか搭載し
ていなかった」と決めてかかっていて,池田先生がはっきり返事しなか
った部分を片道分の確証として番組で使っていました。

この部分を見ていて,池田先生に対してずいぶん失礼なことをやってい
るなと思い,非常に不愉快でした。

それから,先日マスコミの劣化として産経新聞の記事を取り上げました
が,逆に同じく産経新聞の記事で第二特務艦隊に関連して,限られた字
数の中で艦隊派遣の背景を的確に掘り下げた,すばらしい記事がありま
した。この記事に対して,NHKの番組がどのように第二特務艦隊を扱うの
か,見物です。

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【緯度経度】海自派遣と第一次大戦 パリ・山口昌子
2009/03/22 00:59

支持率低迷中の麻生太郎首相だが、「どうしてこんなに時間がかかった
か」との首相の言葉には、さすがに同意した国民も少なくないはずだ。

アフリカ・ソマリア沖の海賊対策に海上自衛隊の護衛艦2隻が出発した
が、政府が海自派遣の検討を表明してから5カ月もかかった。しかも海
賊対処法案は未成立のまま。

海自の護衛艦の保護対象となるのは、日本国籍の船、日本人が乗船する
外国籍船、日本の事業者が運航する外国籍船など。つまり目前で「日本」
とはなんら関係がない他の国籍の船や他国民が武装した海賊に襲われて
も、「(威嚇のために)艦載ヘリで近づくか、他国軍に通報する」だけ
だ。

これって、要するに他国や他国民は見殺しにせよ、ということではない
か。もし、これがフランスなら、刑法でいうなら「危機にある者を見殺
しにした罪」で有罪となる、れっきとした犯罪行為だ。法的な犯罪うん
ぬん以前に、人間として、後味が悪くないのか。

この海自派遣問題で思い起こされるのが、第一次大戦(1914~18年)中
の日本海軍の逸話だ。日本は02年に締結した日英同盟にもとづき、17
年3月に地中海に旗艦の巡洋艦「明石」と駆逐艦8隻からなる第二特務
艦隊を派遣。

ドイツの潜水艦Uボートの猛攻撃から勇敢に連合国(26カ国)の商船や、
兵員、兵器の輸送船などを護衛した。約1年半で護衛した船舶は788隻に
上り、「地中海の守り神」とたたえられた。

実は派遣までには紆余(うよ)曲折があった。日英同盟には両国海軍の
協力に関する規定はなかった。当時、欧米では「黄禍論」も盛んで、
「日本は帝国主義と拡張主義の野心を持つとみられ、英国の覇権と米国
の国益に対する脅威との考えが第一次大戦前と大戦中、つきまとって離
れなかった」(ジオバンニ・ボネロ著『マルタと日本』)。英国は当初、
日本の参戦の意思も野心を実現するためとみて拒否していた。

当時のグレイ外相の参戦拒否の考えに対し、さすがにチャーチル海相
(当時)は14年8月11日付のグレイ外相にあてた書簡で、「もし彼らが
来たら仲間として歓迎すべきだ。貴殿のこの(日本に送った)電報には
敵意がある。この電報にはぞっとさせられる」などと忠告している。

日本は結局、同8月23日に参戦。英国はそれならと、日本に14年に2度、
戦局が芳しくない地中海とバルト海への派遣を要請したが、日本は国内
の反対が強く、拒否した。第二特務艦隊の派遣は英国が同盟国として再
三、地中海への派遣を要請した結果だ。

マルタには、17年6月にドイツのUボートの魚雷を受けた駆逐艦「榊」
(艦長・上原太一中佐)の59人の戦死者と、マルタでの治療もむなしく
亡くなった日本海軍の戦没者の計71人をまつった立派な墓碑がある。

「勇壮に戦いながらマルタに上陸したおりなど礼儀正しかった日本人は
非常に尊敬されていた」とミフスッド・在マルタ日本名誉総領事は証言
し、欧米人の「黄禍論」が的はずれだったことを言外ににじませた。

確かに首都バレッタの国立図書館をはじめ町中に、日本海軍の歓迎ぶり
を示す写真や、21年の「日本皇太子の来訪」を記念した碑などが多数残
されており、いかに日本が感謝されていたかを示している。

海自のソマリア派遣は日本帝国海軍の派遣とは異なり、国際社会から文
句なく大歓迎されている。ただ、海自派遣が、「日本」だけが対象とい
う国際社会の常識からは信じられないやり方であることを知ったら、マ
ルタ市民の日本人への見方は変わるかもしれない。
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ちなみに,我が祖父は,戦死した上原艦長の隣に,魚雷被弾の5分前まで
立っていました。祖父がそこで戦死していたら,私も世の中には存在し
ませんでした。
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荒木純夫

地中海のマルタに「旧日本海軍墓地」があった… 昭和天皇も皇太子時代にご訪問






Nスペに「李登輝友の会」が抗議声明
2009.4.10 20:38

 NHK総合テレビが5日に放送した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』」の内容が偏向していたとして、日本李登輝友の会(小田村四郎会長)は10日、福地茂雄NHK会長あてに抗議声明を出した。

 番組では、日清戦争後の日本による台湾統治について、一等国を目指して統治の成功を海外に誇示したものの、日台間の格差と同化という矛盾を抱え、やがて皇民化運動で日本文化を強制した-などとした。

 この放送に対し、声明は「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」とした。

 NHK広報局は「歴史を振り返り、未来へのヒントにしたいという番組の趣旨を説明し、理解していただきたいと考えています」としている。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090410/biz0904102039021-n1.htm







<WBC>「台湾人の日本びいき」知らないうちに人気ある国になっていた

2009年3月、日本の優勝で幕を閉じたワールドベースボールクラシック(WBC)について、ある日本の工業デザイン会社の社長・田中徹氏は個人ブログで、WBCは日本では単純にお祭り騒ぎだったが、一般に日本および日本人に厳しい目を向けると思われている韓国では、一般人のブログなどを中心に「日本を讃える記事が予想より多く、批判的なメディア関係の記事を凌駕しているようにさえ見えた」と驚きを表明している。

同ブログによると、そうした現象の背景には、偏向報道をしたり、誘導したりするメディアの「騙し」が「ネット時代には、徐々に通用しなくなって来ている」が、「メディアはその事実に気がついていない」ことがあるという。

一連のWBC関連の動きの中でも著者が驚いたのは、Yahoo台湾でのネット人気投票の結果だった。準決勝に残ったベネズエラ、アメリカ、韓国、日本の4か国の中で、日本は実に63.4%もの票を集め、ダントツのトップだったのである。著者は、日本が「中国では政策的な事もあり、かなり嫌われている」のに対して、「誤った反日教育がされていない」台湾では全く違う、と分析。「知らないうちに日本は人気のある国になっていた」と感慨を抱く。

そして、日本びいきの台湾人のブログを紹介した上で、日本に対する好意的な評価があるという事実をきちんと受け止め、世界の模範となるべく精進していくよう、日本人全体に対して呼びかけている。

※本記事はブログ主の了解を得て紹介したものです。
2009-04-07 16:06:03 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=30227

【WBC】「4強」のどこを応援するか?台湾人の6割以上が日本を応援

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