北朝鮮の軽水炉建設費債務、日本が事実上「肩代り」

2007年12月18日 | news
 政府は、北朝鮮が返済することになっている朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)の軽水炉建設費用に対する国際協力銀行(JBIC)の融資残高448億円について、事実上、肩代わりすることを決めた。

 政府がKEDOに資金を拠出し、KEDOが同銀行に返済する形を取る。資金の拠出は来年度から最長5年間にわたり、来年度当初予算案に約90億円を計上した。
 外務省幹部は21日、「北朝鮮に今後、返済を要求する」として、「肩代わり」ではないとの立場を強調した。ただ、「北朝鮮が今後、返済に応じる可能性はほとんどない」(政府関係者)と見られており、北朝鮮の債務を日本国民の税金で補てんする形となるのは不可避の情勢だ。与党内からも、対応を疑問視する声が出ている。
 日本政府は1999年4月に、KEDOが北朝鮮に供与する軽水炉型の原子力発電所2基の建設資金として1165億円(10億ドル)を上限に、JBICがKEDOに融資することを閣議決定。融資分は、北朝鮮がKEDOを通じて返済するが、北朝鮮が返済しない時は、日本政府が損失補てんするとしていた。北朝鮮の核兵器保有宣言などを受け、06年5月に軽水炉建設事業の廃止が決まり、448億円が焦げ付いた。

(2007年12月22日9時11分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071222i202.htm?from=navr



国後島で日本輸出の鋼材使われる…「不法占拠助長」と政府

 伊藤忠商事子会社の貿易商社「三興プログレス」(東京都新宿区)が今年9月にロシアの建設会社へ輸出した鋼材が、北方4島の国後島での港湾建設に使われていることが、18日に閣議決定された鈴木宗男衆院議員(新党大地)の質問主意書への答弁書で分かった。
 政府は日本企業の輸出品が「ロシアによる不法占拠を助長する施設建設等に使用された」として、三興プログレスに改善を求めた。同社は、契約書では北方4島で使用しないとしていたため、既に建設会社に抗議したという。鋼材は計1300トンをサハリン向けに輸出した。
(2007年12月18日21時27分??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071218i212.htm



遺棄化学兵器の処理事業、来年度から一般競争入札に変更

 岸田沖縄相(遺棄化学兵器処理事業担当)は18日午前の閣議後の記者会見で、中国に旧日本軍が遺棄した化学兵器の処理事業について、2008年度から随意契約方式をやめ、すべて一般競争入札にすると発表した。
 遺棄化学兵器処理事業の受注費用を巡る業者の不正流用事件を踏まえ、事業の随意契約を問題視する声が強まったためだ。08年度以降、すべての事業を一般競争入札に切り替える。有識者5人程度の第三者機関を設置し、事業全般の点検や助言などを行う。
(2007年12月18日12時53分??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071218i104.htm



「訓練で座禅」是か非か
 2007年12月17日
 県消防学校(静岡市清水区)が今年度の新規消防職員の訓練の中で座禅を実施したのは信教の自由を侵している可能性があると、静岡市のキリスト教系市民団体が主張している。市民団体側は18日に学校を訪ねて説明を求める。これに対し、同校の加藤晴夫校長(58)は「特定の宗教行為に参加しているということではない。ぜひ理解してもらいたい」と話している。(中野渉)

 基礎教育の中には「情操教育」が4時間設けられており、同校は例年、ボランティア団体職員による講義などを開いていた。今年は5月21日の午前中、静岡市清水区の臨済宗の寺で座禅をし、僧侶の説法を聞く研修をした。職員140人は2班に分かれ、約10キロ離れた寺への行きか帰り道を走った。

 これに対して、首相の靖国神社参拝などに反対している静岡市の市民団体「静岡靖国問題連絡協議会」代表代行の中川弘さん(66)は「公的機関が、特定の宗教行為に参加していることになるのでは」と疑問を呈する。

 同協議会は10月、同校に対して質問状を送った。これに対して学校側は「座禅は、普段の生活の中で正座をして背筋を伸ばして足の組み方を教えることと違いはない。宗教とは何ら関係はない」との加藤校長名の回答文書を送った。

 しかし同協議会側は納得せず、18日に同校を訪れて加藤校長に直接説明を求めることになった。中川さんは「座禅をした職員の中には様々な宗教の人もいるはずで、精神的苦痛を与えた可能性がある」と話す。

 これに対して加藤校長は「座禅で心を無にして、奉仕の精神や忍耐心などを育てることを目的とた。僧侶は説法で『人はどう生きるか』と説いたが、入信を促すようなものではまったくなく、嫌なら参加しなくても構わないものだった」と説明している。ただ、来年度も再び実施するかは現時点では白紙という。

http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000712170010


899 名前: マンセー名無しさん ? Mail: sage 投稿日: 2007/12/18(火) 16:52:29 ID: Wk9k1RiU
>>898
代表者の中川弘さんに電話した(054-254-6788)。
個人の電話だけど、公開してるのでここに公開しても問題ないと思う。

ソースはここ↓
http://www7a.biglobe.ne.jp/~shizuoka-9jou/kennai/kennainokai.htm


箇条書きでまとめ。

・共産党員ではない
・クリスチャンである
・身内や関係者に消防団員がいるわけではない
・「大きなお世話では」との問いかけに対しては、「そうですか」
・部外者がなぜ口を出すのかと聞くと「声を上げられない人がいるかもしれないから」
・じゃあ、「声を上げられない人のために他にどういう活動をしているのか」との質問には「他にはない」
・静岡県知事が遺族を護国神社に集めて色々やってることにも反対している模様
・「結局、憲法9条や靖国参拝反対など究極目的とした政治活動では?」との問いかけには「そうですか」
・知事が個人的に仏式の葬儀に出席するのは問題なし
・県庁社内に、公金でもみの木を設置してライトアップしてクリスマスを祝うのは問題ない
・創価学会には批判的だが、公明党が憲法に違反しているとは思わない

901 名前: マンセー名無しさん ? Mail: sage 投稿日: 2007/12/18(火) 17:21:28 ID: Wk9k1RiU
>>899に追加

8月ごろに「仲間」が朝日新聞の記者にこのことを伝えたら、「向こうが食いついてきた」とのこと





【コラム】インド式暗算~インドの抱える教育の苦悩~[福永正明 ]

 「インド式暗算術」は、ブームのようだ。関係本が書店に山積みされ、テレビでも紹介が続く。経済成長とともに、優れたIT(情報・技術)分野,工学技術大学などから、理数系に強いインド人のイメージを作り出している。今では、日本の小学校でもインド式4桁暗算を採用したところもあるという。
?
 しかし、インド社会を冷静に見る者としては、何か違和感を持つ。それは、インドの教育が素晴らしきものとは思いないからだ。例えば、広大な北インドのヒンドスタン平原の小さな何も設備もない公立小学校では、先生に続いて子どもたちが大きな声を出して計算を暗唱する。それは、教科書、ノート、黒板も何もないから出来る、それしか出来ない教育との意味がある。暗算には教材もいらず、達成の成果はわかりやすく、練習を続けるだけが授業となる。あるいは大都市の私立小学校では、「覚えること」が授業である。暗算だけでなく、あらゆる分野で教科書を暗記し、教科書に書かれた通りの答えが書けるように覚える。そして、授業は理数系に特化し、よりよい上級学校入学のための学習を繰り返す。
?
 それは、家庭の希望が背景にあろう。富裕層の子弟は家庭教師や塾にも通い、過酷な入試を耐えて質の高い上級学校への入学をめざす。さらなる夢は、著名な企業や医師か、上級職国家公務員試験での合格となる。
?
 インドでは、誰もが評判の映画俳優の名は知っている。しかし同世代の著名な詩人や小説家の名はどうだろう。クリケットは盛んだが、オリンピックや他の競技では、インド選手の活躍は乏しい。
?
 理数系特化の社会は、底の浅い社会風潮を作り出している。それは、問題になりつつある犯罪増加、拝金主義や汚職腐敗にも関係していよう。考えることより、モノを動かすこと、つまり実学と便利な情報が蔓延している。それに対して、哲学や文学はもちろん、かつては栄えた社会学も衰退著しい。ポストモダンでの混迷は、インドの学問分野でも顕著であり、将来に影響を及ぼすに違いない。
?
 最大の教育問題は識字率の向上であり、2001年国勢調査では15歳以上の識字率は61%(男73.4%、女47.8%)、つまり成人女性の二人に一人は読み書きができない。長い歴史と文化伝統に浸り、驀進する経済成長に踊らされているうちに、インドの尊大さと混迷は深まることになろう。私たちの気軽な賞賛は、実はインドの深い苦悩を照らしている。



福永正明
インド国立バナーラス・ヒンドゥー大学大学院社会学研究科にてPh.D.取得。現在、岐阜女子大学南アジア研究センター センター長補佐・客員教授。拓殖大学言語文化研究所ヒンディー語講座講師、上智大学外国語学部アジア文化副専攻講師。専攻は、インド社会論、南アジアの国際情勢。『朝日新聞』、『世界』(岩波書店)、『選択』(選択出版)、『時事トップ・コンフィデンシャル』(時事通信)などに定期寄稿。NHK国際放送の国際問題コメンテーター。
[07/12/18-11:02]
http://news.indochannel.jp/column/clm0000046.html




いじめで100万円賠償命じる 「精神的苦痛大きい」
2007年12月21日 11時50分
 川崎市の小学校で同級生2人から執拗ないじめを受け心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、現在高校1年の女子生徒(15)と両親が同級生の両親計4人に慰謝料など計740万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、横浜地裁川崎支部は21日、同級生の両親計4人に計100万円の支払いを命じた。
 判決理由で駒谷孝雄裁判長は「いじめによって受けた精神的苦痛は相当大きい」と指摘したが、PTSDについては「持続的な不眠症状などがなく、罹患しているとは認められない」とした。
 判決などによると、生徒は川崎市多摩区の小学3年生だった2000年4月から約1年間、同級生の男女2人から暴力をふるわれたり、中国人の父と日本人の母を持つことについて「ハーフだからいけない」「中国人」とはやし立てられるなど日常的にいじめを受けた。生徒と家族は01年3月に横浜市内に転居し、生徒は通院中という。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007122101000247.html

17 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2007/12/21(金) 14:07:48 ID:ulkSLYqy
これ、京町小学校だろ?
あそこは在日と中国人が多くて、
いじめてる方が在日で、いじめられていたのが中国人でも驚かん。
日本人は、全校生徒の半分いない学校だからなあ。




母子加算減額は憲法違反、母親ら提訴

 生活に困窮する母子家庭が異議を唱えました。生活保護世帯の母子加算の減額は憲法違反だとして、北海道の9人の母親が21日、提訴しました。15歳以下の母子加算をめぐっての提訴は全国で初めてです。

 気温0度を下回る札幌地裁前に集まった母親たち。次々と生活の苦しさを訴えます。

 札幌や小樽に住む母親9人が21日、生活保護を受けている世帯のうち、ひとり親の世帯に上乗せされて支給される母子加算の減額は「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する憲法25条に違反すると、減額の撤回を求めて札幌市など地元の自治体を訴えました。

 「(母子加算が)廃止になったら、(娘の)習字をあきらめなければいけない状況になります」(2人の子がいる川口美幸さん)

 「子どもは高校に行かず、働くとまで言ってくれて・・・」(3人の子がいる
佐賀光江
さん)

 原告の1人、札幌に住む弘美さんは3年前、夫と離婚し、働きながら娘の美奈ちゃんを育てています。この日の夕食、おかずは冷凍食品のグラタン1個だけでした。

 15歳以下の子ども1人の世帯で月2万3260円上乗せされていた母子加算は、今年4月から1万5500円に引き下げられ、来年はさらに減額、再来年には全額廃止となります。

「食べ盛りになったら、大変になってくるかもしれない」(弘美さん)

 最後のセーフティーネットと言われる生活保護。原告たちは子どもたちの将来のためにも戦っていきたいと訴えています。(21日17:58)

http://www.mbs.jp/news/jnn_3738342_zen.shtml
http://news.tbs.co.jp/20071221/newseye/tbs_newseye3738342.html



<生活保護>市民グループが抗議の声 基準引き下げ方針に

 ガソリンも食料品も上がっているこの時期に、なぜ--。 厚生労働省の検討会が生活保護基準の引き下げ方針を決めた30日、東京都千代田区の同省前で反対する市民グループが抗議の声を上げた。

 生活保護は生活困窮者の日常生活を支える「最後のセーフティーネット」と言われる。その引き下げは受給者にとって死活問題。生活保護を巡っては、70歳以上を対象に一定額を上乗せする老齢加算が06年度に全廃され、段階的削減が続く母子家庭への加算も09年度に全廃されるなど、費用削減が続いている。

 この日、抗議活動をしたのは▽日雇い派遣労働者の労組▽生活保護受給者の支援グループ▽障害者団体などが連携した「反貧困ネットワーク」(代表・宇都宮健児弁護士)などのメンバー。

 老齢加算廃止の取り消しを国に求めて東京地裁に提訴した原告の1人、東京都調布市の八木明(めい)さん(81)は、バセドー氏病の長女(55)と暮らす。八木さんは「老齢加算の1万7930円が切られ、食費を切り詰めた。洋服はもう何年も買っていない。弱いところから切る国のやり方は許せない」。 3児の母で、夫の暴力でPTSD(心的外傷後ストレス障害)となり入退院を繰り返している北海道小樽市の佐賀光江さん(41)は「長男を高校に行かせたいし、野球が大好きな次男をシニアチームに入れてあげたい。でも、母子加算が削られ、灯油も値上がりし苦しい。風呂を週2回に減らした。これ以上何を削ればいいのか」と話した。

 ネットワークの湯浅誠事務局長は「基準引き下げは就学援助などにもつながり、貧困層を圧迫する。断じて許せない」と批判した。同ネットは検討会に対抗し、当事者が参加した「生活扶助基準に関するもう一つの検討会」を12月7日に開催する予定だ。
2007年11月30日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000050-mai-soci

【社会】 「風呂を週2回に減らした。これ以上何を削れば…」 生活保護引き下げで、市民団体ら抗議の声★14
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1196644322/

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死刑制度:「存続すべき」9割 ネット調査

 毎日新聞がNTTレゾナントの協力を得て行ったインターネット調査で、死刑制度について質問したところ、「存続すべきだ」が90%に上り、「廃止すべきだ」は10%にとどまった。国連総会は死刑執行の一時停止を求める決議案を採択したが、国内では死刑制度の存続を求める声は根強いようだ。
 「存続すべきだ」と答えた人に理由を尋ねると「命で償うべきだ」が48%で最多。次いで「凶悪犯罪の抑止になる」24%、「再犯の可能性がある」15%、「被害者の遺族感情がおさまらない」13%。
 「廃止すべきだ」と回答した人の理由は(1)「死刑にせずに罪を償わせるべきだ」42%(2)「国家が人を殺すことになる」22%(3)「裁判に誤りがあると取り返しがつかない」21%(4)「凶悪犯罪の抑止にならない」15%‐‐の順だった。
 また、09年春にスタートする裁判員制度で、無作為に選ばれる市民が死刑などが定められた重大事件を裁くことに対しては、「負担に思う」が73%で、「負担に思わない」が27%だった。【中山裕司】
 <調査の方法>14?15日、gooリサーチのモニターから無作為で選んだ20歳以上を対象にインターネットで調べ、1092人から回答を得た。
毎日新聞 2007年12月22日 18時03分 (最終更新時間 12月22日 18時38分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20071223k0000m040021000c.html

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