中国高速鉄道へ車両を初輸出

2006年03月02日 | 支那朝鮮関連
この車両は、中国の鉄道の高速化計画の一環として、おととし川崎重工業や日立製作所など日本企業6社が中国政府から受注した480両のうちの4両です。白い車体に青い線をあしらった車両は、時速200キロ台で走ることを想定して、東北新幹線「はやて」の車両をベースにしたもので、神戸市にある川崎重工業の工場では、2日、クレーンでつり上げて船に乗せる作業が行われました。この工場では、あわせて16両を製造しており、2日と3日の2日間、完成車8両が積み込まれ、今月5日、中国山東省の青島に向かう予定です。日本の企業連合が受注した480両のうち、完成車の形で出荷するのははじめの24両だけで、残りの車両は、日本の企業連合と提携する中国の車両メーカーに技術移転を行いながら、現地生産される予定です。日本の新幹線と同じタイプの車両が、中国に輸出されるのはこれが初めてのことです。しかし、小泉総理大臣の靖国神社参拝などを理由に反日感情が高まっている中国では、日本の鉄道車両の購入に反発する声もあることから、今回の出荷にあたっては記念式典も行われず、国交正常化以来最悪ともいわれる現在の日中関係を反映した形となりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/02/d20060302000134.html






高速鉄道、北京―上海線は中国の国産技術で・鉄道相

 【北京8日共同】新華社電によると、中国の劉志軍鉄道相は8日、北京―上海間(1300キロ)を結ぶ高速鉄道計画について「すでに事業化調査を進めている」と認めた上で、完全に国産技術により建設すると述べた。
 中国政府幹部が北京―上海間の高速鉄道計画が具体化していることを明らかにしたのは初めて。全国人民代表大会(全人代=国会)の会議後に記者団の質問に答えた。
 2003年に劉鉄道相が発表した鉄道整備の基本方針では、20年までに旅客専用の高速鉄道を1万2000キロ敷設するほか、在来線の高速化も進め、計2万キロの高速鉄道網を構築する計画。
 高速鉄道に使われる車両の一部は、川崎重工業など日本企業連合やドイツのシーメンスなどが受注しているが、北京―上海間以外の路線に使われる見通し。鉄道省は昨年まで、北京―上海線については具体的な計画はまだ決まっていないとしていた。??(23:06)

NIKKEI NET:主要ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060308STXKD067708032006.html


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