ドン・ヘンリーの、"The end of the innocence" は、中学生の頃、塾に通う道すがら、いつも口ずさんでた曲だけどね。
”もう、無邪気なままじゃいられないよ・・・”
そんなとこだよね、日本語の意味としては。
つまり、2004年にスチャダラパーのボーズが(The 9th Senseの頃)、インタビューで、
ボーズ:
あれやってないよ。4人でやるやつ。
―――『4つの剣』(ゲームのタイトル)ですね。
ボーズ:
やれないね。ひとりだから。
―――4人集まってゲームする機会ってあるんでしょうか?
ボーズ:
無理でしょう。そんな思い描いてる光景はもうないよ。
―――寂しいですけど、なくなっちゃいましたよね。
・・・ってな、やり取りをしてたのを読んで、俺はそん時、思ったわけ。
ああ、ラッパーでさえ、こうなのかと。
仕事に疲れて、酒に溺れて、朝勃ちしなくなって・・・(俺のことじゃないからね)
みんな、オッサンになって。
集まってゲームで徹夜なんて出来なくなるんだ。
でも、俺は・・・、そう、俺だけはやってやる!と。
それ以来、数々の戦友たちと大会を開催してきたが、
今回、フジロッカーズと、おそらく、我が人生最後となる(?)ゲーム大会が開催された。
さすがに普段の生活で一切ゲームをやらなくなってるので、コントローラーを握るのは、ちょうど1年前にチェロキーの新居を襲撃して以来。
あ、エネループの充電切れてるう・・・、てな具合で。
ゲームは、まず、腹ごしらえが肝要。
モツ焼き屋に行って、美味すぎるホルモンをお代わりする。
仕事でチェロキーが遅れてきたから、もう一皿追加してあげるフリをして、自分で食べてしまう。
味噌キャベツの、強烈に味噌が付いてしまっているキャベツ(味噌の受け皿的になってたやつ)を、優しくビッグに譲る。
さらに、〆にホルモン鍋。
「あー、腹いっぱい」
とか言いながら蕎麦屋に行って、名物の蕎麦切りを食べて〆なおす。
なぜ、ダラダラと店をハシゴすんのか。
「終わるな、この夜よ!」
ということ、要は。
ゲーム大会の詳細はさすがにダルいんで省略するけどさぁ。
ただ、これだけは記録として書いておきたい。
なんなら、米議会図書館(全世界のツイッターを永久保存している暇な団体)にログを録られても構わない。
・・・コホン。
ウイニングイレブン、ビッグにもチェロキーにも100%全勝。
あー、スッキリした。
今回、これを記録に留めたくて、書いたようなモンだからさ。
とくに、10年くらい前めちゃくちゃ強かったビッグ・アーセナルの見る影もない凋落ぶりは、参加者の涙を誘ったのだった。
アディオス。