創作劇団 ポラーノ 稽古日誌

市川市民ミュージカルから派生したお芝居好きな大人達の演劇集団です。

稽古日記

2017-06-26 21:44:11 | 劇団日誌
本番までとうとう後20日となりました!
いつもの事ですが、仕上がりの進行が遅い!!
かなり、焦っております!
今回の公演は、一人一作品を担当するという形です。
作品はみんな短編なんですが、それぞれがすごい方が執筆しているんですね。
宮澤賢治「春と修羅」
森鴎外「最後の一句」
太宰治「待つ」
茨木のりこ「私が一番きれいだったとき」
工藤直子「ちびへび」
武田泰淳「信念」
角田光代「口紅のとき、79歳編」
谷川俊太郎「生きる」
まぁ〜これだけの方々の作品をやるんですから、壮観の一言ですね!
どれも短編ですが、深いい!
最初に本読みした印象と実際、稽古が進んでみると、印象が違ってきます。
さらに、稽古が進むとさらにわからなくなるという恐怖!
例えば、太宰治の「待つ」は最初、今年話題なった「世界の片隅で…」的な普通の若い女性が戦争に巻き込まれていく話と思っていましたが、稽古が進むと…
あれ?
最後の台詞がなぜそうなるんだろうか?
だって、最後の台詞が希望に溢れているんですよねぇ〜
という事は、暗い話では、なくて、明るい話なんですよね!
でも、よく考えたら、人は希望があるから待つ事が出来るんですね!
だとするとまったく違ってきますよね!
まぁ〜稽古でこんなやりとりをやっているから、どんどん、遅くなるんですね〜
でも、これが楽しいんですよね♪
当日、お越し下さい。あなたに、どう見えるか!
教えて下さい♪
イシケン

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